マツダファンの皆様も今回のトヨタ自動車との技術提携からの資本提携に 何か違和感を感じた方は少なくないと思います。
そこで資本提携時に両社の副社長が話した今回の提携についての概要をご紹介致します。
【開示資料には「今後は両社の業務提携関係の進捗(しんちょく)に応じて、さらなる資本提携関係の強化を検討していく」との文言が記載されているが、これはどういうことか。トヨタはダイハツ工業と同様、マツダを傘下に収める方針なのか?】
(資本提携の内容文)
トヨタ 寺師茂樹副社長
両社の関係は、自主性を重んじることが基本。今後出資比率を高める場合があったとしても、マツダの方針に口を出すつもりはない。われわれはあくまで「同志」であると考えており、傘下に入って頂く予定はない。
【サプライヤーは部品調達に関して 今後トヨタとマツダがどう動くかについて注目していると考えられる。部品面の展望を教えて欲しい?】
マツダ 丸本副社長
今回の資本提携は技術開発が目的であり、部品を共同で調達・生産することとは切り離して考えている。合弁工場で何らかの部品を調達する可能性はあるが、決定事項ではない。今後検討していく。
(参考:資本提携の全容文)

現在 ダイハツはトヨタ自動車の完全子会社になり トヨタ自動車の歯車の一部となり 存在価値が薄れた感がある。
一方でマツダとトヨタ自動車の資本提携はトヨタ自動車はマツダの株式を購入し またマツダはこの同額をマツダもトヨタ自動車の株式を購入すると言う 前代未聞の話。
トヨタ自動車がマツダを同士と言う由縁でもあります。
マツダ 藤原 清志氏は言う。
あのフォードとの資本提携は買収の名の下にマツダからリストラを迫り マツダの技術を奪っていった。
一方でトヨタ自動車との資本提携は志しを思う同士としてマツダが選ばれた。
このことの存在意義は今後20年でわかること。
マツダはトヨタ自動車の軍門に下るのか はたまたマツダがトヨタ自動車を利用するのか?
今から注目して見て参ります。
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2017/12/04 06:03:33