クランプメーター　電流が見えるぞ～

先日買ったクランプメーター。ＳＡＮＷＡの自動車整備用ＣＤＭ-400ADです。
電流の流れているコードを挟むだけで何アンペア流れているか見えます。

写真は暗電流です。
６０ｍＡと多目だと思われるでしょうが・・・（謎

エンジンがかかってある程度経った状態。

バッテリのプラス端子に繋がっている二本のうちの一本。

マイナス17.44Ａ　つまりバッテリへ電流が流れ込んでいる状態。オルタネーターからの発電です。

もう一本は　こちらは符号はマイナスがありません。つまり流出分で１６Ａということになります。

オルタネーターの17.44Ａのうち、ほとんどがバッテリの充電に使われること無く消費されているということ。
イグニッションやナビ・ＥＣＵ等の消費分ですね。

プラス側のオルタネータの発電分と消費分の差はどこに行ったかというとバッテリの充電に・・・。試しにマイナス側のバッテリ端子とボディアースの間に流れる電流を計ってみると、1.45Ａ。
ワニ口の挟む方向が逆ですので本当ならマイナス表示で逆流（＝充電）とわかります。

１の写真の６０ｍＡの暗電流も実は充電状態。
ソーラーチャージャーが頑張ってくれてます。
本体の暗電流が３０mAぐらいで、残りが充電に回るので発電量は９０mＡということに・・・。


追記）
ちなみにヘッドライト付けてクーラーガンガンかけてもその分オルタネーターが余分に発電し、バッテリに流れる充電電流は同じぐらいです。
（電圧制御だから当たり前か・・・）

とにかく夜間走るとバッテリに負担がかかるということは無いようですね。
オルタネータの発電能力に驚きです♪

追記②）
電力使用量に対して、オルタネータの発電量が追いつかないとこうなります↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/1149888/blog/34466367/
旧車を大切に乗られて脱帽♪

ソーラーチャージャーＳＥ１３５の発電分。室内のマップランプに繋いでいたので、マップランプを外して計ったのですが、作業しているうちに曇ってきたのかな、５０ｍＡとは少ないなぁ～。

（暗電流と発電の関係は、別項「クロスロードの暗電流あれこれ調べました」をご覧ください）

サルフェーション防止のサンダーアップ２の作動時の消費電流７０ｍＡです。

こちらは＋－のバッテリ端子に直結しているので先ほどのどれにも含まれません。別枠で消費。

ランプが消え作動停止すると１０ｍＡ弱です。

ちなみに、マグチューンの近くで測定すると、電気も流れていないのに８８０ｍＡも流れていることに・・・。

磁界があると誤作動するのですね。
測定するすぐそばでゼロリセットしてから図らないとだめなんですね。

【追記】アーシング測定
「アーシング付けたけど、効いているのかな？」って場合にも、いくら流れているか測れます。
私の場合、オルタネータから引っ張ってきていますが、2.3A流れていました。

自己満足のアーシングから卒業ために、一家に一台クランプメーター♪　（ただし静電気除去のためのボンネットアース等は除く）