2018年、アルファロメオがF1に復帰するらしい?
他にも予想カラーリングがネット上に出ているのだが、どれもカッコイイ!
今年、最下位となってしまったザウバーの救済処置として、エンジンサプライヤーとしてのフェラーリが来年度は2018モデルのフェラーリチームと同じエンジンを供給する(今年は2016モデルを供給)代わりのアルファロメオスポンサードとなるらしい。つまり、フェラーリのセカンドチームとなるのも同然という事だ。
中身はフェラーリなのだ・・・。アルファロメオが供給するのはアルファロメオのステッカーだけだ。
これってどうなんだろう?
ステッカーのみのスポンサードなら「イタリア自動車雑貨店」でもイイ気がする(笑)。
そもそもアルファロメオF1の歴史はアルファロメオ・ワークス時代のスクーデリア・フェラーリのエンツォ・フェラーリの進言により開発された158に始まる。

F1が開幕した1950年、158は出場した11レースで全勝している。
そして、次の159では連勝記録をフェラーリにストップさせられるものの、2年連続でドライバーズタイトルを獲得して、F1から撤退。
1976年、エンジンサプライヤーとしてF1に復帰。

ゴードン・マレー作のブラバムBT45に水平対向12気筒を供給した。

個人的にもF1史上の中でもトップ5に入るほど好きなブラバムBT46でもその供給は続き、フェラーリと喧嘩別れしたニキ・ラウダがドライブした。
1979年、アルファロメオはついにフルワークスでF1に復帰。

182は奮った成績を残さなかったが、ターボ時代に突入した183T、184T、は表彰台に乗る活躍もあったけどさほど奮わず185Tを経て1985年に撤退。
3期あるF1参戦期も結果は様々だが、必ず自身で開発してきたものを実践投入してきた経歴がある。
アルファロメオをF1に復帰させてくれるフェラーリにはありがたいと思うしかないが、技術的なサプライなしで看板だけ貸してもらうっていうのは、アルフィスタからしてみると屈辱としか思えない…と思うのは私だけでしょうか?
確かにどう考えてみても、今のアルファロメオにF1エンジンを開発するような体力はないでしょう。
で、あるならば復帰などしなくても良いのではないか?
FCAの本音としては、4Cから再上陸した北米市場での予想をはるかに下回る販売低迷ぶりに対してのプロパガンダとしてのF1でしょ?
マルキオンネさん?
救済されるのはザウバーではなくてアルファロメオ自身ではないのでしょうか?
兎にも角にも出るからには頑張って欲しいものです。
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アルファロメオ | クルマ
Posted at
2017/11/21 23:35:08