私のジュリアを購入したアルファロメオ専門店スポルティーバさんの社長から先週、筑波サーキットでレースを観戦している時に一本の電話が入りました。
「ジャルディネッタ入ってきたんだけど、Rawgan67さんの知り合いで乗る人いない?」
ジャルディネッタとは何か?

アルファロメオジュリアスーパー(セダン版、イタリアではベルリーナの呼称)のツーリングワゴン版がアルファロメオスーパージャルディネッタです。
実はこの車、アルファロメオが販売したものでは無く、今はなき会社が独自に改造して販売したものなので、生産台数は非常に少なく、日本でも5台もあるかどうかという希少車。
私のお友達に打診したところ、興味はあると言うのでおはポンで待ち合わせして、早目ににおはポンをお暇して、スポルティーバさんへ!
実はこの個体、私は前のオーナーさんも知っているので良く知っていたのです。
エンジンはデッドストックの1600の新エンジンを奢り、その後の走行距離も2000km台ということを…
社長が私に電話してきたのは、前回、この個体を販売する際に買い手が付かず非常に苦労した思いがあるからなのはすぐにわかりました。
しかし、火曜日にお店のブログにこの車の記事がのると、社長の予想を裏切る大反響。
オーストラリアからも欲しいという話まで舞い込んでいたようです。
価格提示、同乗試乗を終えて悩む友達…。
そこへスポルティーバの常連さんが乗り換え希望で見に来るとの連絡。
またまた、そこへおはポンメンバーのあの方まで参戦して、1台の車に3名の希望者が鉢合せすることに‼︎
こんな状況今まで見たことありません(笑)
また、これが「買います!」とは手をあげにくい状況なのです。
私の友達は本来クーペが欲しかったので早々に戦線離脱。
私は商売の邪魔にならないように外野から眺めていましたが、乗り換え希望の常連さんが意を決して「買います!」とコールしてゲームセット…
穏やかな晩秋の陽射しの中、緊張感が張り詰めた2時間でした。
◯◯◯さん、残念でしたね。
また、なにか良い巡り合わせがあると良いですね。
でも、こんな変態な車が好きな皆さん…私は好きです(笑)
Posted at 2017/12/03 19:05:07 | |
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