バンプラバーカット

先日、納車後初めてのスポーツ走行としてジムカーナに参加したのですが、どうも足の動きが変な感じ。それもそのはず、バンプラバーとショックケースの透き間がほとんどない。バンプラバーショックで走ってるような状態でした。
とりあえず車高を一番上まで上げてマシになったのですが、なんとなくつっぱり感が...

車高調のシートの位置を軽くプリロードがかかる程度に合わせると、ストロークする余裕がほとんどないということが判明。この車はワイドトラックなのですが、ショックの頭にでかい六角の部品がついていて、これで全長を稼いでるみたい。ここまできっちりストロークできるようにしてくれれば良いのに...

とりあえず外して掃除してチェック。ショック自体は抜けてなさそう。押しても引いても固いです。
ショック全長は15インチ(381mm)、バネは1.9インチIDの7インチ(178mm)、バネレートは計算値ですがおそらく175ポンド(3.13kg/mm)。
そしてバンプラバーがめっちゃデカい。

エナペタルに聞いたところ、OHは可能だが、ケースの大きさが制限されているのでストロークを伸ばすことは不可能。減衰力調整追加もケースが小さすぎて無理とのこと。
ただ、バンプラバーは切りすぎなければ切っても問題無いとの回答。

切るのは簡単。はさみで切れます。ただ、車に装着した状態では、ジャッキアップして、バネの間からはさみやカッターを差し込んでの作業でちょっと面倒です。
写真はカット後。ちょっとロッドが見えますね。今まではここもバンプラバーで埋まっていた状態です。
なお、スプリングシートはプリロードがかかる程度です。

リヤは写真がないのですが、ストロークは十分。縮み側はけっこうスッと縮むけど、伸び側は結構ゆっくり返ってきます。これ、元気なのかな？ちなみに、載った感じとしては結構ゆっさゆっさな感じです。
スペックは全長18.5インチ(470mm)、バネは2.25インチIDの14インチ(355.6mm)長。バネレートは計算上で120ポンド(2.1kg)と250ポンド(4.3kg)の不等ピッチでした。

カット後、街乗りで試走したところ、かなりしなやかな感じになりました。ちゃんと働いてるなという感じがします。サスペンションの動きを動画にまとめてみました(風の音に注意)。公道なので無茶はできませんが、ツーリングには問題なさそう。でも、ジムカーナをすることを考えるとやはりもう少しストロークが欲しいところ。
ただ、ショックにお金を掛ける前にすることが色々あるので、バネを何セットか買って、色々変えて様子を見てみます。

ところで、FacebookのCaterhamユーザーグループで聞いてみたところ、Protechというショックメーカーがお勧めだと数名から回答をもらいました。結構お手頃価格でいいなと思って問合せをしています。4本十万円+送料くらいです。だれか使ったことある方いらっしゃいませんか？