
ウチのR-2は、今年2017年の7月末に、ウチにやって来ました。
スバリストの素地は持ちつつもシトロエン好きの私が、いかにしてR-2を持つに至ったのか、
レビュー欄ではとても語りきれないので、「R-2の魅力」という視点から、ダラダラと記してみようかと思います。
ヒマ潰しにどうぞ
今回は第1話デス
・・・
訳あって手放した愛車シトロエン2CVの様子を、整備工場にたまたま見に行った時、敷地の片隅にそれはありました。
明るい茶色のボディカラーが明らかに異彩を放っており、第一印象は「R-2を探している人も、この色は選ぶかなあ?」という疑問符でした。
一方、白黒シルバー赤青黄といった、定番色以外が立派に成立する実例として感心するとともに、人との横並びを良しとしない、私のへそ曲りの血が騒いだ事も否定できません。
運良く試乗する事が出来ました。
運転席に座ると、まず着座位置の低さに驚く。
2CVもアップライトでしたし、最近のクルマは、SUVだミニバンだトールワゴンだと言った調子ですから、非常に新鮮でした。

水平にデザインされたダッシュボード天面と、垂直に切り立った丸枠三連メーターパネルが目に飛び込んで来る。

初期型の、360の名残りを感じさせる二連メーターや

後期型の、70年代の流行を意識した角枠メーターも
それぞれ趣きがあるのですが、私はこの丸三連にヤラレました。
そして、ドライビングポジション!
左手を降ろせば自然な位置にシフトレバー、右手でハンドルを握ってひじを曲げれば絶妙な位置に窓枠がある。「どうぞひじを置いてください」という具合に高過ぎず低過ぎず。
この右腕のシックリ感は、これまでまったく経験したことのない感覚。
足元に目を向けると、タイヤハウスのため内側にオフセットされてはいるものの、奥行きがあって広い。リアエンジンのメリットを最大限に生かし、相当背が高く足が長い人でも、適切なドラポジを得られる。
シートとペダルやステアリングのセンターが合わないのは、当時の軽規格の限られた全長全幅の中でやむを得ないとして、違和感を感じる程のレベルでは無く、非常に上手くまとめてある。ペダルを遠く出来たからこそ成せる技か。
(ドラポジの秀逸さは、R-2の魅力の中でも一二を争うものではないかと思っています)
興奮冷めやらぬまま、イグニッションキーをひねる・・・
つづく
Posted at 2017/10/28 09:20:16 | |
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R-2にヤラレタ | 日記