ステアリングラックブーツ交換

スイフトZD11Sのステアリングラックブーツ交換です。

2年前に買っていたもののそのままになっていたものですが、翌日の車検にあわせて交換して車検前にテスター屋で調整してもらおうと考えて交換しました。
13年になる老体なので破れる前に予防整備です。

手順としてはタイロッドエンドをナックルから切り離してから回して外しブーツを抜き取ります。
タイロッドエンドを外す際はマーキングをして抜けるまでの回転数を数えて外しました。
左右とも16回転でした。
狭いところでブーツバンドを切るのがそこそこ手間でしたが何とか切断できました。

ブーツを外したところ。
グリスが少し固まっているようでした。
綺麗にふき取ってリチウムグリスを詰めました。
ロッドのブーツが当たる部分にシリコングリスが塗ってあったので、拭き取ってから同じようにシリコングリスを塗りました。

ブーツに付着したグリスも固まっています。
今回交換してグリスを入れ替えれたのは良かったのかもしれません。

取り付ける前にブーツの両端内側にシリコングリスを塗り、ステアリングラック側にも塗りました。

助手席側は難なく取り付け。
が、運転席側がなかなか入らなくて10分以上格闘してようやく嵌まりました。
力を入れた際にブーツのジャバラを潰してしまい、取り付け後もジャバラの潰れが戻らない箇所があり、これまた10分以上あれこれ弄ってようやく元に戻りました。
数か所折れ目が付いてしまいましたが大丈夫かな...
最後は車体側はタイラップで締め、外側はクリップバンドをそのまま使いました。
タイロッドエンドの取り付けは外すときに数えた16回転でマーキングを合わせてロック。
何だかんだ結構時間がかかりましたが、無事整備完了です！

翌日テスター屋でサイドスリップ計測したらなんと合格!?
作業員さんに「あれ？合格...奇跡的に両方ぴったりゼロだよ！」と驚かれました。