クラシックレンジ ヘッドガスケット交換途中経過

レンジのヘッドガスケット交換を少しづつ進めています。

ここまでの作業の順番としては、次の通りです。

■エアクリーナーの取り外し
・エアフローメーター入口とエアクリーナーホースをつないでいるホースバンドを緩める
・エアクリーナー下部の固定ネジを２本外す。




■エアフローメーターの取り外し
・エアフローメーター出口のホースバンドを緩める
・エアフローメーターを固定している３本のネジを外しエアフローメーターを外す。
　このうちの１本のネジにはハーネスのブラケットとアース線（編み込みフラットケーブル）が共締めされている。






■プレナムチャンバーの取り外し
・プレナムチャンバー入口のホースバンドを緩める



・スロットルリンケージ近くのバイパスホースを抜く





・スロットルリンケージをプレナムチャンバーに固定しているボルト４本を外し、リンケージを外す。
　入り組んでおりまっすぐにラチェットが入らないため、ユニバーサルジョイントを使ってネジを外す。
　この時渦巻きバネが１本外れた。戻し方を予習しておく。


・スロットルポテンショメータのコネクタを外す。



・プレナムチャンバーから右ロッカーカバーにつながっているブリーザーホースを抜く



・プレナムチャンバーの上に挿さっている青バキュームホース（デスビの進角装置につながっている）を抜く。逆止弁のオレンジの方がプレナム側。
・RAMハウジングにつながっているエクストラエアバルブのホース、バキュームタンクの青バキュームホース、ブレーキマスターバックのバキュームホースを抜く





・コールドスタートインジェクターのコネクタを抜く（金属のバネを外して抜く）





・コールドスタートインジェクターの２本のプラスネジを外して、インジェクターを外す。





・プレナムチャンバー後ろ側のボディに固定されているクーラー配管の束線バンドおよびブラケットネジを外す。



・クーラーのレシーバードライヤーの配管接続ネジを外し、開口部分は水分やゴミが入らないようにラップとビニール袋で密閉する。




　クーラーガスは抜いておいたのだが、配管を外した時にコンプレッサオイルが吹き出した。



・コンプレッサ側の配管ネジも外す。同じく開口部分は水分やゴミが入らないようにラップとビニール袋で密閉する。



・クーラー配管２本を邪魔にならない位置に移動しておく。
・ラジエーターのロアホースのホースバンドを緩めて、ホースを抜き冷却水を排出する。ホースの固着あったので、マイナスドライバーなどを使って外す。下には容器を置いておき排水を受けるようにする。ホース接続部の真下にフレームがあるため、まっすぐに排水されず、いろいろなところから流れ出るので大きめの容器が良い。







・冷却水の排水が終わったら、プレナムチャンバーのスロットルバルブ下の冷却水のホース２本のホースバンドを緩めてホースを外す。運転席側がインマニ上部（温度センサ横）へ接続、助手席側がウォーターポンプ後ろ分岐へ接続される。ホースの固着があったので、マイナスドライバーやホースリムーバーを使って外す。冷却水が流れ出るのでホースの下にはウエスなどをおいておくこと。







・プレナムチャンバー後ろのバキュームホースを抜く（三又になっており、フューエルプレッシャーレギュレータとオーバーランリレーにつながっている）



・プレナムチャンバーの固定ネジ６本（対面幅6mmの六角穴付きボルト）を外し、プレナムチャンバーを外す。
　念のためボルトの位置を荷札でつけておく















■RAMハウジングの取り外し
・スロットルリンケージは邪魔にならない位置（冷却水のサブタンクの近くなど）に移動しておく。





・ロッカーカバー上にネジ止めされているハイテンションコード用のホルダーを外す。



・インジェクターブラケットのネジに共締めされているハイテンションコード用のホルダーを外す。



・ハイテンションコード８本を外す。ディストリビューターのどこに挿さっていたのかわかるように記録（写真）しておく。

・エクストラエアバルブの固定ネジに共締めされているハイテンションコードのホルダーを外す。



・右ロッカーカバーに固定されているフレームフィルターのホースバンドを緩め、フィルターをねじって外す。





・RAMハウジングの固定ボルト（対面幅1/2インチの六角ボルト）を６本外す。念のためボルトの位置を荷札でつけておく。






・RAMハウジングが固着しているので、プラハンマーか木材をあてて軽く衝撃を与えて外した。













■エクストラエアバルブの取り外し
・エクストラエアバルブの配線を外すが、マニュアルではバルブ本体のコネクタを外すように指示があるが、手が入らずに爪に掛かっている金属スプリング線を外すことができたいため、私の車では配線が途中で切ってあり端子台が増設されていた。今回もこの端子台を外すことにした。端子で同じ色同士の線（赤ー赤、白ー白）を接続する。









・この後、エクストラエアバルブの固定ネジを外すのだが、先のコネクタの下にボルトがあり、結局コネクタを外さないとボルトが取れないことが判明。精密ドライバーで金属スプリング線を外してコネクタを外した。そして固定ボルト２本を外してエクストラエアバルブを外した。











■オーバーランリレーの取り外し
・オーバーランリレーのコネクタを外す。黄色のテープが巻いてある方のコネクタに黒線のコネクタが接続されている。

・オーバーランリレーにつながっているバキュームホースをフューエルレギュレータから外す。（このバキュームホースは亀裂が入っていたので、新品に交換予定。



・インジェクターのクランププレートのネジに共締めされているオーバーランリレーを外す。





・上側のラジエターホースを外す。












今日はここまで。

試行錯誤しながら作業しているのでなかなか進まないですね。
昨日から作業を始めて、やっとインジェクターを外してインテークマニホールドを外すところまできました。

今のところメカ的な問題は出ていません。
が、身体的な問題が出始めています（笑笑）

エンジンルームの上で前かがみで作業しているので首や肩、背中、腰が痛くなってきてます‥。

いつになったらヘッドが外れるのか？？