SJ30 車検(2024) 不合格からの合格
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
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心配していたエンジンルーム内に取り付けた電動コンプレッサーやVベルト2本がけに改造したオルタネーターについては指摘なしでした。
あとレカロシートやレカロ用の自作のシートブラケットも指摘なし。(毎回指摘なしです)
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リアシートの背もたれ角度調整金具も検査官が荷室の寸法を測っていましたが、取り付けたままでOKでした。
その後、サイドスリップ、スピードメーター、フットブレーキ、サイドブレーキ、ヘッドライト光軸の各種検査は一発OKでしたが、下記の2点で不合格が出てしまいました。
不合格その1:排ガス
ためしに普段乗っている状態のまま受けてみましたが、HCが計測器の最大値を振り切ってしまいNGとなりました。
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一回家に帰って下記の対策をすることで合格しました。
◾️点火プラグの清掃
外したプラグはどれも綺麗なキツネ色で燃焼状態は良さそうです。
前回交換からまだ1,500kmくらいしか走っておらずそんなに古くないので新品にはせずに清掃して元に戻しました。
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◾️キャブのスロージェット清掃
特にアイドリングに不調はありませんでしたが、念のためスロージェットを外してキャブクリーナーで清掃しておきました。
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SJ30のスロージェットはキャブを外さなくともマイナスドライバー1本で簡単に外れます。
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キャブクリーナーを噴射して、中の細い穴を清掃。
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◾️エアークリーナーエレメント新品交換
前回の交換から5,000kmくらい走ったので、念のため新品に交換ました。
いつものモノタロウ製です。
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上:旧
下:新品
あまり汚れていませんでしたが念のため交換。
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◾️アイドリング回転数の調整
エンジンがギリギリ止まらないところまでアイドルエアスクリューを締め込んで調整します。
なお、この状態だとアグセルのツキが非常に悪く、アクセルを2〜3回煽らないと回転が上がりません。
これらを行った結果、リベンジ受験で排ガス検査は無事OKとなりました。
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まずはこちらを外します。
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ステアリングギアボックスから出ているドロップアームのところも外します。
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外れました。
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ボールジョイントのブーツを外して、シャコ万でジョイントを目一杯縮めてみると、隙間は約1.5mmほどであることがわかりました。
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ボールジョイントは回りながら動くので詰め物としては適度な硬さがありかつ摺動性が良い物が適しています。
よく考えたら、タイラップは厚みも1.5mmくらいで樹脂なので適度な硬さで摺動性もあます。それををボールの全周に均等に詰めたらガタがなくなるかも!、と思いやってみました。
シャコ万で隙間を最大にして、ボールジョイントの隙間にグリスを詰めてそこに短く切ったタイラップをキツキツに差し込んでみました。
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こんな感じで全周に詰めました。
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そして外観の印象が良くなるように新品のブーツを装着しました。
タイロッドエンドブーツ
48806-80000
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先の丸い小さなヘラで被せます。
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固定リングを装着。
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完成。
手で動かした感じではガタは全く感じられず、ボールジョイントも力を掛ければ動きます。
まさかタイラップが詰めてあるとは思えません、笑。
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反対側も同じように。
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タイラップの詰め物と新品のブーツの交換完了。
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こちらも同じくガタは無し。
https://youtube.com/shorts/0Rfw-ulf2TY?si=X7MW9Da9ljgRLTcT
日を改めて検査コースにチャレンジ。
下回り検査でステアリングを小刻みに揺らす。ドキドキしましたが、無事合格‼️
良かった〜
後日、ナギサオートから新品のドラッグリンクとタイロッドが届いたので交換しました。
(その交換は別の整備記録として書きます)
費用
自賠責保険:¥17,540
重量税:¥8,800
検査手数料:¥1,800
技術情報管理手数料:¥400
◾️合計:¥28,540
限定検査料(ボールジョイントの修理後、日を改めて下回り検査のみ受けたため)
¥1,800
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