
前回までのあらすじ
羊のお世話してバター作って乳搾りして風船ショーを見て菜の花畑を徘徊しました。(雑❗️)
あれ見て!あれ!
巨大迷路‼️
はしゃぐ息子を見て、私はふと思った。
子供の頃は巨大迷路の中に入ると、自分がどこにいるのかわからなくてすごくワクワクしたな。
大人になった今は、哀しいかな…あっという間にゴールに辿り着いてしまうのだろう。
ふっ、やっぱり子供のために作られた優しさに満ちた迷路だったな😎
脳内ではすでにゴールしている自分の姿が誇らしげに右腕を掲げていた。
そばには「お父さんすごい!」
目を輝かせるジュニアと、惚れ直したと言わんばかりの妻の笑顔があった。
ほら、入るよ!なにしてるの?ボーッとしちゃって!
え?一緒に行くの⁉️
やっぱりイヤーん!(T . T)
タイムカードを押して脱出までの時間が記録される仕組みだ。
ごくり…
ここを抜けたらすぐには出られない。
覚悟はいいかポール‼️‼️‼️
ほら、お父さん早くー!
うそん!まってー
ほ、ほら、迷路って言っても空が見えるし💦
分かれ道だってそんなに多くないでしょう?
はぁ?!
スタンプカードには4つの円が描かれており、そこに各所に散りばめられたスタンプを押してゴールしなければいけないとの事だった。
おっ!一つ目の宝の箱📦はっけーん!
案外楽勝だと思うよー👍
開けてごらん!
うわーーーーーーーーーん!
可愛いウサギのオブジェが語りかける…
ぷっ!おっさんかっこわり〜wwww
次だ!次行くぞ!
お?なんだか見晴らしの良さそうなモノがあるぞ?
あそこに行って作戦会議だ!(大袈裟な)
と、その前に、あそこにたどり着くにはこの巨大ボールの海を潜り抜けなきゃいけないのか…
あっ、待って
妻からぷーさんと揶揄される私の体は、そう簡単に通り抜けることができない模様。
抜け出す頃には体力の半分は使い切っていただろう(弱っ‼️)
振り返るとそこには驚くべき光景が…
こいつぁ、本気だ。
本気でキッズたちを泣かせにきている⁉️
さ、とっととスタンプおそうぜ!(震え声)
他の宝箱と何か違う。
んーと、他のスタンプのところに書かれていた数字を入力してね!
んなもん、覚えてねーよ!パッキャオーーー!
仕方なく戻って他のスタンプを探す事にした…。
またあのボール地獄を通らなきゃいけないのか。
さっき、女児が号泣していたな。
彼女は無事に出られただろうか。
迷路の外にいる人たちが羨ましい。
君たちは平和でいいな‼️
ひぃー(T . T)
何度も同じところを彷徨いながらも、残りのスタンプを見つけた。
というか、ジュニアと妻が見つけておいてくれた。
お父さんあっちにあるよー
うん
お父さん何してんのー、あっちにもあるよー
うん
ほらねー
うん
そ、そろえたぜ!
(正確にはそろえてもらった)
途中で小学生くらいの男の子に「この先には何かありましたか?」って聞かれて
「す、スタンプがあったよ!き、きみは生きてここを脱出するんだ、いいね…」
精一杯の笑顔で見送ったのだった(`・ω・´)
またここかよ!
そして最後にこれを潜り抜ける。
一見簡単そうに見えるところに罠は潜んでいる。
油断は禁物だ。
と、思ったら本当に簡単だった。
ウェーーーイ!出口だー!
楽勝ダァーー!
うひゃ(以下省略)
うわー!お父さんかっこ悪ーい!
トトロの帽子をかぶったちびっ子ジュニアに指をさして大笑いされたのであった🤭
いい満月だなぁ🌕
皆さんはくれぐれも安易に巨大迷路に入らないでください!(漏らすよ!)
おしまい
Posted at 2020/02/12 17:43:12 | |
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