■約1年4カ月所有、16265km走行しての所感
・自分の身の丈プラスアルファのクルマに頑張って乗っていることを感じるが、だからこその大満足がある。
良き哉
・なんやかや言っても、いつでもどこまでも走っていきたくなる外観、内装、走りの質感。
・前席ヘッドレストの感動レベルの柔らかさ。
・梅ホイールの洗い易さ。ボディの美しさと相まって洗車したくなるし、洗車が楽しくなってしまう。
・2017superから進化した運転補助機能。ACCも長距離が楽ちん。
・意外と慣れて気に入ってしまう赤い内装色。
・蓋がなくなって残念だったドリンクホルダーが、実は夜光るデザインと使い勝手的がとても良い印象。
・いざというときにとても速い280PSターボエンジンの安心感と余裕感。
・途切れなくなったCar playの接続。
悪し
・パワーと引き換えで致し方ないのだが、2017super比、平均0.7Km/L減った実用燃費。
・これは2017superも同様だが、特に市街地やノロノロ運転状況だと顕著に悪化する燃費。
・スポーツシートの尻当りの硬さ。ちゃんとしたドラポジを取ると硬さが痛さになってくるので、普段は浅く腰掛けるようになった。
・実際には未然で車両売却だったが、19インチランフラットタイヤのタイヤ交換時の費用。前後異径じゃローテーションで長持ちさせられないじゃん、、、。
・慣れてきたときに擦ってしまう車幅や扁平タイヤ装着ホイール。気が付くと擦過痕やガリ傷がぁ、、、。
・弱りやすいバッテリー。面倒だが毎日毎回充電しないと突然死が心配だ。
以上
◾️ 以下、納車後ちょうど一年経過/12503km走行後の簡単な所感。
「Giulia」とは、2017super含めて都合4年の付き合いになるし、少しの不満や不安はあるものの、未だに以下の欲求が湧いてくるほどで、「飽きた」と言う感は一切生じず。そう言えば156のときもそうだったなぁ。
・毎日乗り回したい。
・いつまでも運転していたい。
・元気をもらえる。
・疲れていても乗り回したい。
<お気に入りポイント>
・身の丈プラスアルファの俊敏さや軽快感
・色々アップデイトされた室内装備
・ヘッドレストの柔らかさ
・梅ホイールの洗車性
・状況に応じた対応ができるDNAシステム
・長距離がとても楽ちんな自動運転レベル2
<ネガ要素>
・慣れからくる油断で擦ってしまうボディサイズに対する自分の運転技術などの未熟さ
・懐事情が心配になる比較的リニアに減っていく燃料計の表示
・チャームポイントの座に落ち着いてしまった稀に生じる低級振動音
・不安感たっぷりのバッテリー、乗らないときはCTEC繋ぎ放しだよ
・浅く座らないとケツが痛くなるスポーツシート
・今後想定される車格に応じた車両維持費。19インチランフラットタイヤってお高いんでしょう?
以上
◾️ 以下、納車後、約3週経過/1700km走行後のとりとめない所感。
前車(2017super)との比較など、思いつく限り。
・音振
ダッシュボード奥と言うか、ステアリングコラムの奥と言うか、低級な振動音が発生する。
音自体は小さいが、、気付くと気になるレベルにはある。
高速道路100km/h巡航、郊外60km/h巡航など、一定速で段差乗り越えなどを機に発生する模様。
つまり、この音は発生したりしなかったりするので、タチが悪い。
・ETCや12V電源の電源供給
ETCについては2017superでも発生していたので修正してもらったが、2020veloceではETCに加え、ドラレコやレーダーをつないだ12V電源もアイドリングストップからの復帰時に、一度電源が落ちてから再起動する。
ちょっと気になるし煩わしいので、現状ではアイドリングストップを止めて対応。
・純正ナビ
標準設定されたのは、素直に嬉しい。
ただ、スマホのナビアプリに慣れた身体には「あれ、ちゃんとしたナビって、こんなんだっけ?」という面も。
・純正ナビ、目的地設定について
「どこそこへ行く」と言っても、音声認識してくんない。
目的地設定は住所検索が基本になっている感があり不便で、スポット検索も近場周辺ばかりが表示される。
iphoneで目的地の住所を調べてナビに入力する、事前に「お気に入りスポット」登録するなどで対処している。
この点、遠方観光地を目的地にしたい場合に感覚的にサクサク設定が出来ないことでのイマイチ感あり。
・純正ナビ、案内について
案内音声は、カタコト感の発生は少ない印象。
車内の会話ネタが一つ減ってしまったと言う点で残念だが、機能面では嬉しい。
・純正ナビ、自車位置精度について
「どこに居て、どっち向いている」は、優秀っぽい。
気付いたら、地図上で海の上や空を飛んでると言った現象は、今のところ経験なく好印象。
首都高の山手トンネルを地図から外れずに表示しきれたのは、ナビアプリとの大きな差を感じた。
・純正ナビ、渋滞情報について
TOMTOMがオフラインばかり。
ナビ案内時に渋滞情報を反映していない感じ。
車両とiPhoneは取説通りBluetoothで接続させているのだがなぁ。
純正ナビとナビアプリを同時に起動・使用して対応してみたら、2種のナビがそれぞれに案内したのには驚いた。
・灯火
どうやら、デイタイムランニングライトがエンジン始動中は消灯出来なくなった、つまり消したまま走行はできなくなった模様。
常時点灯させる気満々なので不便ではないが、存在していた機能がなくなっているのは、なんとも複雑な気分になる。
・動力性能
慣らし中2000から3000rpmに限ったところだが、アクセル踏み込みに対するトルク感、背中押し付けられ感は、明らかに高まっている。
車載トルク計は240Nmくらいを表示するレベルでの加速だが、今後の気持ちよさを想像させてくれる。
・車線内に留まる自動運転制御
中央道上りの三鷹料金所横のS字や山手トンネル内など、ステアリングが自分からまわっていく。
交差点など、センターラインが途切れるところで、自動運転制御が一旦解除されるが、都市部ではその頻度が多く、都度のアラートが煩わしめ。
ステアリングに手を添えていないと、ジュリア から叱られる。特に発進のときは「どうして手を離しているのよ!」と、怒鳴られている感がある。
2017superでは、高速道路走行中に気付くと左右どちらかに寄ってしまい車線逸脱警告が発せられることがよくあったが、この機能が動作中は、それがほぼ無くなったので嬉しい。
・燃費計の指針
2017superでは満タン後、最初の一目盛が減るまでに、ずいぶんと走り、その後、あっという間に半分を切っていくと言う所謂「非線形」的なものだった。これに対し、2020veloceは、走行距離と燃費計から「このくらいガソリン減っているかな」と言う感覚と燃費計の減り具合がリニアにマッチしているというか、「線形」的なものになっている。(個体差もあるかな)
この辺が影響してか、現車では「もう燃料減っちゃって、燃費悪いなぁ」と思うことしばしあり。
・燃費
やはり2017superからは悪化した模様。
veloceの方が、低回転時も若干トルクが大きくなっているようなので、もしかしたら、むしろ燃費は良くなるかとの期待があったが、そうはうまくいかなかったようだ。
満タン時の走行可能距離が、2017superは678kmと表示されることが多かった。これに対し、2020veloceは667kmと表示される。
2017superは郊外では9km/L後半から10km/L台が堅いところ、2020veloceでは慣らし中の極めて紳士的な運転であっても、かなり頑張んないと、そのレベルの到達は困難と感じる。
そして、都市部の100m毎に信号で発進停止を繰り返すような状況では、車両に表示される燃費数値は極端に悪化するのは、2017superと同様。
あまり燃費を気にする車種ではないだろうが、このクルマと一緒にあっちに行ったりこっちに行ったりしたいので、お財布に優しいと良かったなぁ。
(20211227追記:納車後約1年強では、満タン時の走行可能距離は、直前の燃費実績から590〜650km程度。燃費は都内昼間レベルの環境で6km/L強、郊外で一定速度が維持できると8〜9km/L、高速道路使用すると10〜km/Lと言った実感。)
・ドライバーズシート
2020veloceが、なのか、ウチの個体差なのか、端的に言って「硬い」。
1時間くらい運転していると、尻または腿の裏辺りが痛くなってくるため、うまいポジションを模索しているが、この点は2017superのシートは懐が深く、楽だった。
ただ、ホールド性は比較にならないので、どこに価値観を持つかにより印象は変わってくるだろう。
・前席ヘッドレスト
2017superは記憶の限りだが、それでも2020veloceの圧勝!
なにこの絶妙な柔らかさ、こんなの初めて。枕にしたい。 意味なく後頭部を押し付けたくなってしまう気持ち良さがある。
・技術データの表示
油温、加給圧、トルクを数値または円グラフで表示してくれる。
なかでも走行中のトルクを表示してくれるのが素敵。
平坦路面で普通に発進すると、実はトルクは100数十Nm程度、加給も0.1bar程度しか必要としていなかったなど、いろいろ分かって楽しい。
・前席ドリンクホルダー
2017superには小洒落たスライド式カバーがあって高級感があったし、そういったギミックは楽しかったが、2020veloceにはカバーが無くなったのは非常に残念。
ただ、2020veloceのドリンクホルダーは、夜に光るのにはビックリだ。オシャレポイントだ。
また、比較的遠方にドライブ行くときには結局ドリンクホルダーを必ずと言って良いほど使うので、カバーの無さにはある種の納得感が生じてきている。
・前席ドリンクホルダー前の小物入れ
収納が増えている、嬉しい。
2017superには無かったが、あると、とても便利。
底面にゴムシートっぽいものが敷いてあり、清掃時にはとり外せるようにもなっていて、その気の使い方に「どういう風の吹き回しだ?」とも。
置き場に困っていたでかいサングラスケースを此処に置いてドライブに出かけたら、良い感じの使い勝手だった。
これは「良い」。
・12V電源位置
2017superのひじ掛けボックス内から、センタコンソールに移設されていた。
ドラレコやレーダーの電源を、シガーソケット分配機をシート下に設置して取り出しているので、分配機のための配線が目立たなかったひじ掛けボックス内の方が良かったなぁ。
・給油口キャップ
2017superは、キャップ自体に黄色と黒の注意書きシールが貼ってあったような記憶があるが、2020veloceのキャップは黒樹脂そのままでそっけない感じ。
なんか給油口カバーを初めて開いたときに、「寂し!」と思った。
・テレビ
地デジが付いていたのは、なんか得した気分。
当たり前だが、停車時にはテレビ画面が映るが走行時は音声のみとなる。
・USBコネクト部
これも、夜光る。
カッコ良い。
・センタートンネル部分の加飾
ウッドも良かったけれど、シフトレバー等のベース部分を含めた全体を見ると、黒の縞々模様が良い感じになっていて、カッコよくなったと思われる。
・ホイールの洗い易さ
既に述べた通り、感動レベルで洗い易い。
https://clicktime.symantec.com/3Y34HGJ3QNysLzwbaogSUa67Vc?u=https%3A%2F%2Fminkara.carview.co.jp%2Fuserid%2F2865811%2Fcar%2F3029684%2F6103717%2Fnote.aspx
赤いブレーキキャリパーが映えるので、奇麗にしておかないとならないとの思いが湧いてくるため、この洗車性は非常にありがたい。
・冷間低速大舵角時の「ゴリゴリ」音
2017superでは発生していた例の音。
2020veloceでは、ゴリゴリ言わないし、手元にも抵抗が生じているような手ごたえはない。
冷え込みが強くなって気が付いたが気のせいではないだろう。
18インチと19インチに係るタイヤ扁平率の違いなのか、他の何かが変わったのかは分からんが、一般的には歓迎される現象だろう。
しかし、個人的には機能性を表す音として気に入っていたので、チャームポイントが無くなってしまったようで残念だ。
(20211227追記:納車後約1年強、冷込み強い明方に「ゴリゴリ」が復活。ちょっと嬉しい。タイヤの山が低くなったことが一因か。)
・給油口カバー
2020veloceでは、なんか「此処を押せ」と自己主張している凹みがついていた。
ちょっとカッコ悪いなぁ。
・オートハイビーム
2017superではなかった機能だと思うが、2020veloceにはついていた。
しかし、交通トラブルを起こさずに機能するかどうか不安があり、まだ試せていない。
一生使わないかも、、、。
(20211227追記:当初の不安に拘らず、納車後半年くらいにオートハイビーム設定を試してそのままにしているが、余程視界がクリアでないとオートでハイビームにならない印象。意外とちゃんとしたものなのかも。)
・コーナリングランプ
2017superではステアリング切り始めからパァっと明るくなったように記憶しているが、それに比べると2020veloceでは、ある程度ステアリングが回転しないと動作しない印象がある。
個体差なのか、仕様の変更があったのか。
これについては2017superのほうが良かったなぁ。
、、、こんなところか。
◾️納車直後のドライブ所感 前車super比
・おろしたて直後の大人しく運転するレベルでは、発進加速にsuperとの顕著な相違はあまり感じず。とはいえ、ステアリングの切り込みやブレーキのタッチ、効き具合は、なんか洗練されている感あり、superの方が荒削りの刺激があったとの所感が生じる。
・ヘッドレストの柔らか具合が、なんかサイコー。
・ナビがあるよ。でも、操作が分からん。今後の自分の成長に期待。
・センターコンソールのジュース立てが開きっぱなしになったのは残念だが、その前方に小物を入れられるスペースが増えて便利に。
・サスの硬さや突き上げ感もsuperからの変化は余り感じず、妻からも問題視する感想はなく一安心。むしろスポーツシートのホールド性が好評。
◾️納車時記録
・積算走行距離:10km
・燃料計指針:2/8
・満タン給油量:57.95L 給油口淵まで。
◾️車両買い替えにおいて
Giulia superには何らの不満はなかったものの、more power又はmore torqueの誘惑と、Alfa Romeo車での自動運転レベル2に惹かれ中に、Alfa Romeo Japan Officialの宣伝動画での「全てを求めるならvelobe買っとけ」に背中を押されて、下取りも思っていたより高値であったこともあり、買い替えを決意するに至る。
相変わらずの推奨組み合わせの不自由さに不満を感じつつ、黒内装以外の選択肢から、所有車初となる赤内装を軸に、外装色は印影がはっきりするであろうなんちゃらグレーに。