パワーチェックに行ってきました

　前オーナーにお付き合いいただいて、スーパーオートバックス小平にパワーチェックに行ってきました。
　なぜわざわざ東京まで出向いたのかと言えば、以前135iがこの店で測定した事があったからです。つまり、純粋にデータを比較しやすいという理由です。

　ローラー式のダイナモのため、いくらか絶対値自体が甘いといったような声もありますが、相対比較にはなるはずです。
　基本的な仕様はBMS社製ブーストアップモジュールとAMS製インタークーラーに交換したのみ、という状態です。

　画像は、マップ０（純正状態）とマップ７（LagFix制御付き1.1kg）で測定したデータを重ねたもので、特徴的なのは、1.1kg掛けた状態では、トップエンドの落ち込みが明らかに少ない事でしょう。
　これに関してはインタークーラーの容量アップが効いているのではと思われます。

　しかし、この２つのマップの出力差は約４５馬力程度と、（文句を言うつもりはありませんが）ブーストアップモジュールだけで１００馬力向上を謳う本国ＨＰの状態とはかけ離れていると言わざるを得ません。
　代理店（thecheckshop）のページでも、７０やら１００やら、いまいちハッキリしない表現ですが、これを見て正規品じゃないから出ません、とか言ってしまうんでしょうか（笑）。

　ところで別項に示そうと思いますが、以前のREDHOT製サブコン（0.9kg）とREDHOT製インタークーラーの組み合わせで同じダイナモを使用して初回約335ps/47kgm、その１年後に約333ps/46kgmという安定した数値が得られているため、これは十分に比較対象とできるでしょう。
　その状態に対し今回は約404ps/58kgmと、約70馬力、トルクで10kgm近くアップしていました。

　また、マップ０（純正状態）でも約358ps/50kgmと、REDHOT製品群を使用した場合を軽く凌駕する出力となっていますが、本当にこれほどまでにこのインタークーラーの効果は大きいものなんでしょうかね（謎）。値段的にも国産のものより安くなるはずですから、バカ売れしない事を祈ります（笑）。

　ちなみにこのAMS製インタークーラー、今はアジア地区では韓国にしか代理店が無いようですが、日本での販売権を得るのはどこになるんでしょうかね…。

　件のブーストアップモジュール、探してみるとPlug & Playタイプがここで１２万で扱っているようです。
　上記の代理店のものはピン差し替えタイプ（本来安いもの）で１５万という事ですから、取り外しのし易さを考えれば、それよりは全然お得と思います（そういう自分は直輸入ですから、８万以下で済んでいますが(^_^;）。