ホイールアーチトリム（製作編）

SHフォレスターのホイールアーチトリムの入手が難しい上に高価な為、自作することにしました。SJ向けにはたくさん出回っているんですけどね(^^;)

ホームセンターで材料調達。
アーチの曲線を取るための棒など。

それと、型を取るための樹脂。60℃で軟化するものがあったので購入。100g×2個

外装用の両面テープを使い、アーチに沿って棒をくっつけます。

※タイヤの上に色々置いてますが、あまりよろしくないですね(^^;) 忘れてパンクならまだしも、跳ね上げて近くの人に当たったら大変です。真似しないで下さい。

先程の樹脂を60℃以上のお湯に入れると、透明になって柔らかくなります。
そのまま使うとおそらくボディに固着してしまうので、シリコンスプレーをウエスにスプレーして、薄っすらボディに塗っておきます。離型剤として使いますが、極少量で十分です。

樹脂は冷めると固まるので、手際よくペタペタと貼っていきます。
端だけ正確な形が取れれば良いので、真ん中部分はバラバラにならない程度に繋がっていればOKです。

型を取った樹脂を元に、紙に転写。
曲線をきれいに清書し直して、5mm厚のEVAシートに転写します。大きさは600mm×900mmで前後左右分(SHフォレ1台分)がギリギリとれました。

★柔らかいメジャーを使ってアーチの長さを図っておくと、修正が簡単です。

リヤ 後ろパーツ
外周長さ 35.0cm
内周長さ 38.0cm
幅 6.0cm

リヤ 中間パーツ
外周長さ 37.0cm
内周長さ 26.0cm
幅 6.0cm

リヤ 前パーツ
外周長さ 64.5cm
内周長さ 55.0cm
幅 5.8cm

フロント 後ろパーツ
外周長さ 109.0cm
内周長さ 94.2cm
幅 6.0cm

フロント 前パーツ
外周長さ 33.2cm
内周長さ 29.8cm
幅 6.0cm

使い終わった樹脂は細かく切って、別のアーチの型取りに再利用します。

お湯をかければまた柔らかくなるので、何度でも使えます。リヤ片側で200g使い終わったら転写し、バラバラにしてフロント片側200gへ…といった感じです。

5mm厚のEVAシートはカッターナイフだけでは切れません。
ホットナイフを使用して熱でシートを半分ほど切り、残りをカッターで切ります。

逆に、ホットナイフだけではバリが多くなり、切断面の仕上げが大変です。

※煙が出る作業なので、換気は必須です。自分は念のため有機ガス用の防毒マスクもしてました(^^)

取り付け編へ続く…