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「オトコ ト オンナ？」

奥さんの一目惚れで選んだ二匹の金魚。
見た目でオスメスの判断は難しいらしいし、購入時は考えてもいなかった。

奥さんがフィーリングで二匹につけた名前は、
少し大きめで丸みのあるオレンジを「シュガー」、小さめの細身で赤が鮮やかな方が「ソルト」となった。

「ソルト セイカクワルイジャナイ？イツモ シュガー イジメテル」

奥さんのお気に入りはシュガーだ。
そのシュガーをソルトが追い回すのが気に入らない様子。

「ホント シツコイナ」

調べてみるとオスは産卵を促すためにメスのお尻を突き回す記述がある。

「もしかしたら、シュガーがオンナでソルトがオトコかも？コドモできたらどうする？」

「ソレハ イイカモ。タノシミダナ」

喜ぶ金魚妻だが・・・違ってたらごめんね。

金魚が我が家に来てからは、話題はもちろん金魚のこと。

奥:「ワタシが カエルト フタリガ ワタシノ カオミテ ニコニコスルヨ」

私:「二人じゃなくて、二匹ね」

奥:「タブン ゴハンチョダイノ アピールダナ。カワイイナ」

私:「気のせいだと思うよ」

当初は一匹だけ飼うつもりで、奥さんが気に入った「金魚鉢」風の丸い水槽を購入していたのだが、奥さんのお願いで二匹となった。

金魚購入時にショップの店員さんに水槽のサイズを伝えると「週2回水の交換をするよう」アドバイスをもらった。

情報を元に私なりの水交換の段取りをイメージしながら必要な道具を徐々に揃えてはいたが、先ずやり方を実際に奥さんに見せないと奥さんも水交換のやり方が不明。
最初の水交換が、私の帰りが遅くて実行できない状態だった。

水槽の水の汚れ具合を毎日確認して、引越しから一週間後の日曜に交換で何とかOKだろうと判断したが、前日の土曜に金魚の様子が変わった。夜遅く帰宅した私に心配そうな表情で奥さんが・・・

奥:「ナンカ ヘンダナ。ゴハンナイノニ フタリ ミズノウエ バカリダヨ」

私:「水の上？」

見ると二匹が水面で度々口をパクパクさせている。
ネットで調べると、どうやら酸欠状態になっている可能性が高そうだ。

私:「やばいかも」

急遽深夜の水交換。
途中、奥さんからのダメ出しもあったが、考え抜いた段取りで交換作業は割とスムーズに終わった。

奥:「ヤリカタ ワカッタカラ ワタシニ マカセルネ」

キレイになった水槽で元気に泳ぎ回る二人（二匹）を見て、金魚妻は嬉しそうだった。

10月8日で愛車と出会って5年になります！

変な業者と知り合ってしまい、散々なことになってしまいました。
進行中のリフレッシュ計画で、元の愛着の湧くCX-3に戻したいと思います。


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私と奥さんは、毎日の仕事でヘトヘトの状態。
とてもじゃないが生き物の世話をする余裕などない。
そんなわけでペットを飼うのを諦めていたが・・・

ある日、NETFLIXでちょっとアダルトな「金魚妻」というドラマを観ていたら

「キンギョ ホシイ」と

奥さんが言い出した。

「考えておくよ」

それから数ヶ月放置していたが、奥さんは本気モード。
根負けし、金魚選びに熱帯魚店へ。

奥さんが一目惚れで購入したのが写真の2匹。
2時間かけて引越し作業が完了。ついに金魚が家にやって来た。

奥さんが早速2匹につけた名前は、「シュガー」と「ソルト」

話しかけながら嬉しそうに眺める「金魚妻」
ドラマと違い我が家は今日も平和である。