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ウキュハム君のブログ一覧

2021年11月15日 イイね!

Z12キューブ プラグ交換 102,278km Part2/2

Z12キューブ プラグ交換 102,278km Part2/2
Part1からの続きです。

次はインマニのガスケット交換です。
Z12プラグ交換102200 (17).jpg
長年の押し付け状態を反映して、一部が変形していました。ただしゴム自体は弾性があり、再使用可能かもしれません。ガスケット用溝は清掃して新品を組みました。で、今回は一部チャレンジを。この部分はガスケットを交換しましたが、スロットルボディ部と、EGRパイプ部は再使用しました。だめなら交換前提のトライアルです。この二か所は交換が簡単なので.....インマニ内部は、少しだけパーツクリーナーで清掃しましたが、あまりとれないので別途エンジンコンディショナー等の使用を考えます。
次はプラグです。
Z12プラグ交換102200 (18).jpg
左から一番の順番です。新品との比較、下の三本は1〜3番です。
Z12プラグ交換102200 (19).jpg
やはり消耗してますね.....
プラグの箱の説明です。
Z12プラグ交換102200 (20).jpg
想像するに、手で最後まで締めて、その後1/4〜1/2締めて、最後に1/16締めろってことかと思ったのですが、デンソーのWebsiteを見ると手締め後は約1/3回せってあります。1/4+1/16だと大体1/3なのでこれで良しとしました。
スロットルボディ内側も清掃しました。
Z12プラグ交換102200 (21).jpg
インマニ、スロットルボディを再組付けし、配管、配線をつないで終了!と思ったら破損が発覚!(泣き)
Z12プラグ交換102200 (22).jpg
カムポジションセンサーのコネクターが破断していました。コネクターを外すときに壊したと思われます。とりあえずプラリペアもどきで応急修理をしました。
Z12プラグ交換102200 (23).jpg
プラリペアもどきのみでは、接着力が不足して折れたコネクター側の固定がうまくいかず、結局外周(板厚約2㎜)を少し彫り込んで0.55mmのステンレス線を落とし込んでプラリペアもどきで固めました。とりあえずついていますが、のちに調べると、このセンサーの樹脂はPPSかPBTあたりのようで難接着材料らしいです。むしろエポキシ接着剤のほうがつくようです。これをどうするか、検討します。結構熱がかかるところなのでインチキ修理だと長持ちしないかも。それにしてもこのセンサーの形状、けしからんですよね。くびれから折れやすい形状で何考えてんだって思います。普通は寸胴か、ドン付きかの形状ですからこのセンサーのメーカーの設計者、承認したエンジンの設計者のセンスがないということだと思います。
閑話休題。
なんとかセンサーを応急修理し、全ての部品をもとに戻して、エンジン始動!
快調に始動!したかと思いきや、吹かしてないとエンストします。なんでじゃ!
空気吸ってんのか!と思って冷静に考えるブレーキの利きが悪いです。よく考えると、ブレーキブースターへの配管をつなぎ忘れていました。前側とスロットルボディ周りは熱心に確認したんですがここを忘れていました。接続して問題なく始動、やれやれです。
試運転の結果、やはり新品プラグはいいですね~って感想です。アクセルペダルの踏み込み量が低下、音も静かでアイドルバラつきも低下、ノッキング音も低下しました。やはりメンテナンスは重要ですね。その後急速TAS学習も実施しておきました。

総括です。
費用 デンソー イリジウムタフ スパークプラグ VFXEH20E
   税込み5656円(4本) 楽天市場
   大野ゴム工業 インマニガスケットキット GL-2001
   税込み2151円(モノタロウ10%引き日)
使用工具 ソケットレンチ、プラグ用14㎜ソケット(コーケン)、メガネレンチ、プライヤー、ドライバー、クリップ外し、アクリル樹脂および溶剤(プラリペアもどき) 等 すべて手持ち

時間 エアクリーナーへのダクト、スロットルボディ、インマニボルトはずし(約1時間)
   インマニの車両からのはずし₌ハーネス隙間確保(約30分)
   インマニ、スロットルボディ清掃(1時間)
   部品再組付 (約1時間)
   合計3.5時間
想定外課題対応時間 低圧電子配電コイルアッシー分離対応 約30分
          カムポジションセンサー応急修理 約2時間
          エンスト診断 約15

前回の実家キューブの作業記録です。
https://hiyokosan.blog.ss-blog.jp/2017-05-01

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
Posted at 2021/11/15 21:29:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産キューブ | 日記
2021年11月15日 イイね!

Z12キューブ プラグ交換 102,278㎞ Part1/2

Z12キューブ プラグ交換 102,278㎞ Part1/2
おはこんばんちは

ご苦労様です。秋の好天に恵まれていますがいかがお過ごしでしょうか?
この状況を生かして、素人整備です。冬が来る前に終わらせたいことをやります。

今回はプラグ交換です。10万㎞がメーカー指定の交換距離なので重い腰を上げて作業をしました。先日、インテークマニフォールド(以下インマニ)を取り外さなくても分解可能な4番シリンダーのプラグを外して、確認しました。前のオーナーが交換済であることを期待して....結果、期待に反する結果でした。観念して部品代約8000円と強制労働の提供です。実は4年前に実家のZ12でプラグ交換作業を実施し、その教訓を生かしてできるだけ効率的な作業が目標です。これが失敗を誘発したのですが.....

今回のプラグはデンソー製を選びました。理由はNGKより少し安かったからです。ポンコツ車の費用は少しでも抑えるコンセプトなので。楽天市場で5656円(税送料込み)
Z12プラグ交換102200 (1).jpg
ガスケット三点は、大野ゴム製の三点セットです。モノタロウ2151円(10%引き日税込み、送料は別商品と同時注文で無料)
Z12プラグ交換102200 (3).jpgZ12プラグ交換102200 (2).jpg
気合を入れて作業開始です。まずはエアクリーナーボックスまでのダクト二点をはずします。前端のクリップ二個を外し、バッテリー前のゴムブッシュ部を上に引っ張りながら、二番目のダクトとの連結部を外します。割らないように注意注意。
二番目のダクトは、エアクリーナーボックス内の爪を押してはずし、上方へ引っ張るとはずれます。こちらも破損注意。怖いときは、ヒートガン等で温めて破損確率を下げる努力をしましょう。
Z12プラグ交換102200 (4).jpg
Z12プラグ交換102200 (5).jpg
次はスロットルボディを外します。エアクリーナーボックスとのダクトを外したあと、4本のボルトを緩めるだけで外れます。
Z12プラグ交換102200 (6).jpg
今回は最低限の作業を目指すため、スロットルボディ左側のセンサー部のチューブやコネクターを外しただけで上記の状態で車側に残しておきました。
次は下の写真のハーネス(蛇腹内)を前方に動かすために周辺のコネクターをできるだけ外しました。EGRバルブ、カムポジションセンサー、4番プラグ/インジェクター等です。これがチョンボを誘発しました。(後述)
Z12プラグ交換102200 (7).jpg
次はインマニ固定ボルトを外します。最初に、EGRチューブとの結合ボルト二本(インマニ上部後方)を外します。EGRチューブは剛性がないので最初に外します。その後シリンダヘッドカバー1番シリンダ側のボルト一本、前方のボルト5本を中央から外側へ外します。下の写真は4番シリンダ外側のボルトです。ハーネス移動させて、ユニバーサルジョイントが便利です。
Z12プラグ交換102200 (8).jpg
スロットルボディ裏のボルトも忘れずに。
Z12プラグ交換102200 (9).jpg
ブレーキブースターへのバキューム配管をはずせばインマニは取れる、はずですが、ここからが知恵の輪です。前述のハーネスをくぐらせるのが難課題です。前述のように、周辺のコネクターを外してハーネスを引っ張りやすくしたのですが、インマニは抜けません。(泣き)
結局、インマニ裏側のシリンダヘッドにハーネスを止めているブラケットを外してなんとか外せました。次の写真です。中央部の少し出ているボルト(抜き途中)です。
Z12プラグ交換102200 (10).jpg
外したインマニ、実家キューブと同じく、中身はカーボンコーティング状態です。
Z12プラグ交換102200 (11).jpg
Z12プラグ交換102200 (12).jpg
EGRチューブ入り口。
Z12プラグ交換102200 (13).jpg
スロットルボディ下流。
Z12プラグ交換102200 (14).jpg
次は低圧電子配電コイルを外しました、ボルトを外して楽勝、のはずでしたが.....
Z12プラグ交換102200 (15).jpg
1,2番シリンダで、写真右側だけが抜けて左のブーツがヘッドカバーに残りました。ちょっと青くなって引っ張ると上記の左側の部品が一体の状態で抜けました。差し込んでも奥まで入らないのでブーツ(上の写真の左から二番目 )を引っ張って外すと、中からバネと鉄棒がでてきました。無事抜けたものと比較すると以下が正しい順番だと判明しました。
Z12プラグ交換102200 (16).jpg
これで復帰完了です。

文字数超過で以下はPart2に記載します。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
Posted at 2021/11/15 21:26:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産キューブ | クルマ
2021年10月30日 イイね!

Z12キューブ ヘッドライト再塗装

Z12キューブ ヘッドライト再塗装
おはこんばんちは

秋らしい晴空が続いています。寒さもいったん去ったようで、快適になりました。皆さん秋を御満喫ください。

先日グリルを塗装したときに左ヘッドライトの塗膜が剥がれているのに気づきました。
Z12_urethane_paint_damage (1).jpgZ12_urethane_paint_damage (2).jpg
この塗膜は昨年9月に一液ウレタン塗装をしたもので、初めてということもあり、出来はいまいちでした。よって補修を兼ねて再塗装しました。

昨年の塗装+磨き直後です。塗装前より綺麗になったのですが、若干曇りがある感じです。
Z12キューブ_ヘッドライト補修 (4).jpg
再塗装といっても塗膜を一度剥がす必要があり、まずはサンドペーパーで研磨しました。前回は#600からでしたが今回は#320からです。残存塗膜を剥がすのは少し難儀でしたが、#320で1.5時間ほどかけて終了です。#240でもいいかもしれません(手持ちになかったです)。#320、#400、#600、#800、#1000、#1200、#2000で研磨しました。
#320終了後
Headlight_grinding_#320.jpg
#600終了後
Headlight_grinding_#600.jpg
#1000終了後
Headlight_grinding_#1000.jpg
#1200終了後
Headlight_grinding_#1200.jpg
#2000終了後
Headlight_grinding_#2000.jpg
#1200終了後から、水膜を張ったときの反射板の輝きが明確になってきました。
念のため#2000で追加研磨し水膜張り時の透明度が高くなったので塗装に移行しました。塗料は前回と同じく、東邦産業さんの一液ウレタンEXです。シンナーは前回の残りです。
東邦産業一液ウレタンクリヤー.jpg
マスキングを。
Masking.jpg
前回は0.3㎜ノズルのダブルアクションのエアブラシ使用でしたが、あまりにも時間がかかるので今回は口径の大きい、入門用のエアブラシ タミヤバジャー250を使いました。模型用には霧が大きくていまいちでしまい込んでいたのを引っ張りだしました。結果、こちらのほうが大面積を塗るのにより適しており、また粘度が高い状態で吹けるので塗膜も厚くなります。とはいえ、所詮模型用なので、10㎝ほど離した状態での塗料の広がりはΦ15㎜程度、キューブのヘッドライト片側を一回塗るためには20回以上横に動かす必要がありました。塗料の希釈は1.5倍程度が今日の気温(約20℃、晴)ではちょうどよかった感じです。
塗装一回目。
塗装一回目.jpg
塗装二回目
塗装二回目.jpg
塗装三回目
塗装三回目.jpg
塗装四回目
塗装四回目.jpg
塗装五回目+希釈三倍塗料塗装後。
塗装五回目.jpg
最後に薄く希釈して塗装していますが、これは模型業界ではよく知られた手法で、ラッカー塗料では表面の平滑度が上がります。この塗料での効果は?ですが、やってみました。少なくとも悪いことはなかったです。
完成です。
Z12Headligt_paint.jpg
前回は、塗装+磨きでも少し曇り感がありましたが、これは新車のようなキラキラ!感が得られました。#320から丁寧に研磨したのが効果があったようです。というわけで自画自賛!この後1-2週間後にコンパウンドで研磨予定です。このままでもよさそうですが.....

総括です。
費用 東邦産業 一液ウレタンクリヤーEX(40ml) 385円(ヨドバシ・ドット・コム)
   東邦産業 EX塗料共通薄め液 手持ち
   耐水ペーパー各種(#320〜#2000) 手持ち
   マスキングテープ、シート等 手持ち
道具 タミヤバジャー250エアブラシ 手持ち
   エアブラシ用コンプレッサー 手持ち
時間 #320での研磨 約2時間
   #400〜#2000研磨 約1時間
   マスキング 約40分
   塗装 約1時間
   マスキング剥がし 約10分
   合計 約5時間

本日の珍車です。
Fiat600.JPEG
FIAT600は500よりずっと珍しいですね。以前1/43のキット作りました。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
Posted at 2021/10/30 18:37:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産キューブ | クルマ
2021年10月11日 イイね!

Z12キューブ 後輪ドラムブレーキグリースアップ

Z12キューブ 後輪ドラムブレーキグリースアップ
おはこんばんちは

10月になっても依然日中は暑いです。整備には少し暑いですが、朝方にやってなんとか対応しています。でも蚊の攻撃は辛いです。虫よけ、殺虫剤散布、電子香取フル装備で対抗しています。が、フル装備しなでのちょっと作業時にやられています。こいつら〜
 
以前より気になっていた、キューブのリヤブレーキのグリースアップをしました。購入後2年3か月で初整備です。前所有者の整備時期は不明です。シューの厚さは十分ですが....
用意したのは以下の工具とグリースです。
Z12_Rr_Brake (0).jpg
スプリングフックとドラムブレーキ用グリースです。グリースは信頼の日産純正です。この手の物は自動車メーカー指定品が高性能で間違いないです。
車両の安全確保して後輪を外します。その前にパーキングブレーキを開放しておきます。
ドラムは固着してなくて手で外せました。写真を撮って各部品の組み付け状況を確認しておきます。
Z12_Rr_Brake (1).jpg
Z12_Rr_Brake (2).jpg
当然摩耗粉はありますが、可動部分にグリースの塗布形跡がないです....時間が経ったためなのか、前回の整備時に塗ってないのか不明ですが....
左右2回やって、比較的簡単だと思った方法の紹介です。
まずはシューの固定バネを外します。丸いお皿をプライヤーで挟んで押しながら裏側からピンを90°回せば外れます。バネのぴよ〜んに注意!
Z12_Rr_Brake (3).jpg
次にシューの下側を横に引いて、外します。下の状態です。
Z12_Rr_Brake (4).jpg
この状態でスプリングを上記工具で外します。少し力が要りますが、このスプリングはさほど強くないです。
次にシューの上側をピストンの溝から外します。下にずらすだけです。
Z12_Rr_Brake (5).jpg
この状態で下側を開いて、上側をハブから抜きます。下の状態です。
Z12_Rr_Brake (6).jpg
この状態でパーキングブレーキケーブルの後端を外します。
Z12_Rr_Brake (7).jpg
ケーブルをドラムブレーキのバックプレートから外せばバネの反力がなくなるので簡単に外れます。この写真は上の写真の反対側です。同じ側の写真がなかったのですいません。
この状態からバネを2本はずせばバラバラです。バネは強いのでちょっと力が要りますが取付状態よりずっと楽です。
Z12_Rr_Brake (8).jpg
部品をばらして洗浄し、全ての摺動部、当たり部にグルースを塗ります。なお、自動隙間調整用のロッドはネジ部にもグリースを塗っておきました。組む時は一番短くしておくのが整備書の指定です。バックプレートの当たり部やパーキングブレーキケーブルにもグリースを塗っておきます。
組付けは逆です。その前にピストンのブーツもめくって油漏れがないことを確認、さらに内側にはラバーグリースを塗っておきました。上記のシューサブアッシーの状態でパーキングブレーキケーブルを引っ掛けた後、上側に納めます。あらかじめピストンの溝を縦にしておき、シューを下側からずらしてはめ込みます。作業中にブーツにブレーキグリースが付いので念のため拭取っておきました。純正品なので攻撃性は問題ないと思いますが....
Z12_Rr_Brake (10).jpg
その後シュー下側にバネを引っ掛けます。少し強いので飛ばさないように注意します。専用工具はやはり使いやすいです。安いものでよいので準備をお勧めします。シュー下側を支点にはめ込みます。
ここまでできたら、各部品が適切な場所に収まっていることを確認した後、シューの中央部のピンを戻します。ばねをお皿で押さえながらピンを通し、90°回して固定します。
その後シュー摩擦面を洗浄し、ドラムを取付タイヤを付けて終了です。
その後、ブレーキを数十回踏んで、シューのクリアランス調整をします。その作業の過程で最初はパーキングブレーキの踏み代が大きいですが、クリアランス調整が終了すると踏み代が小さくなります。この作業は、ドラムをナットで仮止めしてやった方が確認がすぐできてよさそうです。自分は一度走ってから確認しました。
Z12_Rr_Brake (11).jpg
クリアラス調整機構が少し伸びており、正常に作動しているようです。

効果は正直期待していませんでしたが、なんと引き摺りが体感できるくらい低減していました。やはりグリースの効果で各部品の動きがよくなったのだと推定します。
気をよくして、前輪のキャリパーのスライドピンもグリースアップしました。
Z12_Fr_Brake.jpg
1年ちょっと前にグリースアップしていますが、グリースは残っているものの、乾きかけている部分もありました。今回は左右各二本のスライドピンと穴の洗浄、グリースアップを実施しました。この日産ラバーグリース、新品時は赤ですが、時間がたつとクリーム色になるようです。

前輪のグリースアップも終了し、引き摺りはさらに改善しました。運転が楽になって苦労の甲斐がありました。自画自賛です。

総括です。
後輪ドラムブレーキ
 時間
  右側作業時間 約1.5時間
  左側作業時間  約45分
  付帯作業、準備撤収等 約30分
  合計 約 2時間45分
 費用
  日産純正ブレーキグリーススペシャル 575円税込み(日産カード値引き30円含む)
  日産純正ラバーグリース 手持ち
  ストレートスプリングフック 550円税込み(セール品)
前輪ディスクブレーキ
 時間
  キャリパ―スライドピン清掃グリースアップ 1.5時間(左右+準備撤収等)
 費用
  手持ち品のみ使用。

市内にあるオートリーゼンさんに珍しい車を見学にいきました。
Lada Niva
Lada_NIva (1).jpg
UAZ Hunter
UAZ_Hunter.jpg
UAZ 2206

UAZ_Van.jpg
からいらしい表情です。どれも新車で買えます、念のため。
Niva好きなんですが、300万は出せないな〜

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
Posted at 2021/10/11 20:16:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産キューブ | クルマ
2021年08月21日 イイね!

キューちゃん 補機ベルト交換

キューちゃん 補機ベルト交換
おはこんばんちは

雨が上がりませんがいかがお過ごしでしょうか?局所的には大雨の可能性もありますので、引き続き御注意ください。

実家のキューブは12万㎞なのですが昨年当たりから雨降り時に長時間停車後、エンジン始動時にベルトが鳴くというのでベルト交換しました。ところが外したベルトはゴムの亀裂も明らかな摩耗もなくよい状態、整備記録をよくみると8万㎞時に交換していました。結論としては張りを調整すればよかったということらしいですが、まあ安心料なんでよいかと。
一方、自分のキューブは一年ほど前にゴムの亀裂を発見して、鳴き始めたら交換しようと思っていたのでまだ鳴いてないですが、はずしたベルトは自分のキューブにつけようとの魂胆です。
実家キューブから外したところです。ついていたのはPITWORKの純正品です。交換したのは三ツ星ベルトの補修部品、純正並みの高級品にしました。ヨドバシオンラインで3300円税込みです。
Z12_補機ベルト交換 (1).jpg
パッケージには3.5万kmで交換しよう!って記載が....今回は推奨並みで交換したことになります?
はずした製品、PITWORK部品です。
Z12_補機ベルト交換 (7).jpg
補機ベルトの交換作業は整備書とウェブ情報で勉強、プーリーのナットさえ回せれば難易度は低いとの判断で着手しました。このエンジンはオートテンショナーがないので、テンショナーのプーリーは、軸の固定ボルトナットと、軸の張り調整のための調整ボルトで構成されています。軸の固定ボルトを緩めて、軸の張り調整ボルトを緩めてベルトをはずせという順番です。整備書では右前タイヤを外し、フェンダープロテクターをはずして作業しろとの指定ですが、検討の結果、タイヤをスロープに載せ、アンダーカバーをはずせば作業はできると判断としました。なお作業説明のサンプルは自分の車です。走行距離101066㎞、ベルト交換時走行距離等は不明(すくなくとも2.1万km以上)
車両右側からみたレイアウトです。汚い絵ですいません、著作権保護を優先した結果です?
レイアウト.png
テンショナープーリーの軸を右側(車前方)に動かせば張力が抜けます。
アンダーカバーを外したところ。(写真上が車両前方) 張りの感じを確認しておきます。結構強いです。
Z12_補機ベルト交換 (2).jpg
次にテンショナープーリーのナットを緩めます。13㎜ソケットをスイベルハンドルにつけて回します。その前にシリンダーヘッドに止めてあるアース線を外して作業性を向上させておきます。
Z12_補機ベルト交換 (3).jpg
上側からスイベルラチェットハンドルで13㎜のナットを緩めます。Z12の整備書ははずせとかいてありますが、軸が動かせる程度でよいかもしれません。理由は後述します。
このナットはM10、34.8Nmのトルク指定なので固着がなければ上から回して外せます。固着していたら下からスピンナーハンドル等で回すとよいです。サイドメンバーまでの隙間が小さいので普通のラチェットハンドルでは厳しいかもしれません。メガネだと楽勝です。
Z12_補機ベルト交換 (4).jpg
この後、プーリー軸を動かすボルトを反時計回りに回してプーリーを車両前方に動かしていくとベルトの張力が抜けてきます。このボルトはオルタネーターの下にある13㎜ソケットのものです。目視できないので手探りです。スイベルハンドルでは角度が適当に調整できるので楽に回せますが普通のラチェットでは適切な長さのエクステンションやユニバーサルジョイントがないとL/O上難しいかも。
外した部品です。ベアリングのゴリ感もなく問題なさそう。右上が張力調整用のボルトです。これ左ネジなんですよ。構造理解して普通の右ネジと思って回すと反対に動くので要注意を。
Z12_補機ベルト交換 (5).jpg
この部位の問題がこのプレートの陥没らしいです。プーリーが傾く→ベルト鳴きが起こるらしいです。これは形状から判断すると対策品のようですが、それでも若干の陥没がありました。
Z12_補機ベルト交換 (6).jpg
片持ちの構造上張力を上げていくとガタがないとしても軸自体が弾性変形しますから軸の台座部分が傾いて結果的にこの板を陥没させるということだと思います。陥没は0にはならないでしょうから、プーリー軸の傾きがある値以下だとベルト鳴きOK!って判断でしょう。
はずしたベルトです。
Z12_補機ベルト交換 (8).jpg
上が外したもの、下がピットワーク品です。明らかに繋ぎ方が違います。ベルトにはメーカー名も品番らしきものもなかったので(消えていた感じも)どこの製品か不明です。
Z12_補機ベルト交換 (9).jpg
上が外したもの。下がピットワーク4万㎞中古品。ゴムの亀裂は多いですが、かけや大きな摩耗はありませんでした。それにしても純正品はやはり強いのか、4万㎞ではまったく亀裂なしでした。三ツ星ベルトさんごめんなさい。
取付は外しの逆です。ベルトを掛けるのが少しだけ面倒なだけです。テンショナーは再度組み付け、プーリーのナットはガタがないくらいまで締めた状態で、張力は一番緩んだ位置で仮組しておきます。
レイアウト.png
自分でやり易いと思ったのは、最初に上からオルタネータープーリーとテンショナープーリー、A/Cプーリーを最初にかけます。このときマスキングテープ等でオルタネータープール―とベルトを仮止めしておくと落ちにくくてよさそうです。その後車の下にもぐってクランクプーリーにも掛けます。その後上側からアイドラプーリーにベルトを掛けます。アイドラとテンショナのプーリーはフランジがないので最後にかけるのはどちらかがよいでしょうけど、L/O上はベルトの曲がりが少ないアイドラのほうが有利だと思います。
その後ベルトがフランジ内に完全に入っているか確認し、張力調整ボルトを時計回りに回していきます。このときプーリー軸のナットのガタがないことを確認しておきます。張力は、ベルトの下側で手感で調整、不足なら再度調整前提です。張力調整が終わったらプーリー軸のナットを締めます。これもトルクレンチは入らないので手感で。M10のナット34.8Nm指定なので手で締めて不足はないでしょう。むしろ締めすぎに注意。
最後にベルトの掛かりを再度確認、問題なければエンジンをかけて様子をみます。問題ないようです。しばらくの間は走行後に確認して問題がないことを確認しておきます。

総括です。
費用 三ツ星ベルト リブスター 7PK1140 3300円
工具(すべて手持ち)
スイベルラチェットハンドル
ソケット10㎜13㎜
クリップ外し

時間
アンダーカバー外し 10分
ベルト外し、部品確認、清掃 20分
ベルト装着、張り調整 20分
確認、運転 10分
その他準備片付け等 15分

最近の活動で見つけた写真です。おまけ的に。
静態保存の機関車です。
C50.jpgD60.jpg
三段峡と可部線廃線跡。
三段峡.jpg可部線廃線跡 (1).jpg可部線廃線跡 (2).jpg可部線廃線跡 (3).jpg
気動車は一時間1000円で借りれるそうです。(動きません)
三段峡で出会ったヲタク軍団。キ〇ヲ〇ブルー〜
チー牛軍団.jpg
本山石炭鉱山入口、海底で採掘していたそうです。山陽小野田市。
旧本山炭鉱口(山陽小野田市).jpg
讃岐弘法
讃岐弘法.jpg
資さんうどん
資さんうどん.jpg
titi藤井牧場
titi藤井牧場.jpg
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
Posted at 2021/08/21 15:34:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産キューブ | クルマ

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「[整備] #エリーゼ エリーゼちゃん COMTECドライブレコーダー効果検証 https://minkara.carview.co.jp/userid/287533/car/2863554/8258368/note.aspx
何シテル?   06/08 11:53
いったんおやじ車に乗ったものの、またスポーツモデルに帰ってきました。昔から小さいボディに大きなエンジンの車がほしかったのですがスタイル、価格、性能共に刺さる車が...
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