ウキュハム君のブログ一覧

こんばんは

　一昨日のフィルゴーレ号に、お褒めの言葉をいただいたので、調子に乗って次の模型をUpします。（豚もおだてりゃ木に登る状態です。）
　この車両は、Talbot Sunbeam Lotusです。昔の典型的なFR車ですね。1981年のWRCメイクス選手権をとった車です。我らが？Datsun PA10をうっちゃった憎き？車ですが、車両の基本構成はどちらも同じ古典的なFRですね。
　車は若き日のHenri Toivonenの乗車車両です。もう一台のGuy Frequelin/Jean Todt 車のナビゲーターはみなさんよくご存知の現FIA会長ですね。
　キットはMini Racing（仏）製の1/43レジンキットです。特にディティールアップはしていません。苦労した点は、古いデカールをいかにバラバラにしないで綺麗に遥かということと、ライト本体以外は何も付属していない補助灯をどうやってきれいにつけるかということでした。なんとかできたのでよかったです。このメーカーは地味ですが、いろいろな車両を出しており、完成するといい雰囲気です。
　この車はラリー車が、普通の車をベースにした時代から、モンスターのGrBに移行する寸前の車であり、どちらがよいのか、考えされられます。

　昨日製作初期のキットを掲載したので、今日は完成したものを並べてみます。偶然ですが、１９７９年シーズンの車が二台本日完成しました。
　手前はみなさんご存知、マクラーレンですが、この時代はロンデニスが乗っ取る(失礼！）前のチームです。M28はチーム初のグランドイフェクトカーでしたが、散々な成績で矢継ぎ早にB,Cと投入しましたが、シーズンを通した成績は散々でした。模型は開幕戦のアルゼンチンGP仕様で３位入賞しています(シーズン最上位のはず）。キットはタメオ(イタリヤ製)。
　左はロータス７９たぶんBというやつです。前年世界チャンピオンをとったロータスですが、この年の８０はグランドイフェクトのみでダウンフォースを発生し（すなわちウィング無し)、空気抵抗を減らして直線でも速い！はずでしたが、この時代によくあった、大失敗の新コンセプトでした。結局引っ張りだされたのが年式落ちの７９で、すでに時代遅れとなっていました。キットはウェスターンモデル(イギリス製)。
　解説は記憶ですので信用しないでください　：）
　それにしてもこの二台、そっくりですね。もっとも、多くの車がロータス７９をぱくったのでマクラーレンだけが罪ではないですが。
　次はくるまじいさん様の好きなラリー車登場予定です。(完成間じかで放置プレーとなっています。）

　調子にのって別の話題も追加します。
　ウキュハムの変態趣味のひとつ、1/43キットの製作です。週末位しか作業できないので一台完成するのに2-3ヶ月、場合によっては1年位かかります。最近はMinichampsのような完成品に押されて、愛好家の数も減っているようです。寂しい限りです。しかしながら、依然として、繊細感がだせるのはキットのほうですから、F-1のような細かい部品が多い車には量産品より向いていると思います。まあプロが組み立てたものは安くても数万円しますので一般向けではないですが．．．．．○ビ(いつの言葉だ！）の私はキット自作です。
　さて、写真の車はなんでしょうか？わかった方は知らせてください。簡単すぎるかなあ？