ウキュハム君のブログ一覧

私も世間様並のＧＷ休みをいただいております。大分県の奥地の、石橋をめぐる旅にいきました。

大分県といっても、宮崎県と熊本県に近い地域で、行くのは結構大変です。今回は、国道10号線(含むバイパス)と宇佐別府道路、大分自動車道で大分市までいき、そこから一般国道で竹田市をめざしました。

山越えを終えて、里にでたところで第一の目的地へ。



若宮井路笹無田水道橋です。手前から、国道57号線(写真の背後側)、旧道(写真)、豊肥本線、水道橋です。水道橋が一番存在感があります。文化庁登録有形文化財。
列車は来ず、残念。(実は帰り際に通過していき、逃してしまいました。いつも準備がいい加減でいかんです。)

次に、白水ダムをめざして進行！していたら、大きな石橋が川を越えています！



明正井路一号幹線一号橋です。橋長78ｍ！と長大で、素晴らしい建造物です。いまだに現役というのも感激物！近代土木遺産　Ａランクというのもうなずけます。表題写真はここの駐車場にて。

次に、日本一美しいダムという人もいるという、白水ダム(通称)にいきました。萩町の高原状の農作地帯から、奈落の底に落ちるような林道を下り、到着。



駐車場から歩いて3-4分で到着。

美しい流れが目の前に。音がすごいです。説明板によると、左右で形を意図的に変えて、水の勢いを低減する等、いろいろ工夫があるようです。私たちが滞在した、30分ほどの間に、5-6グループが訪れており、今日の中では一番大きな観光地？でした。バスも駐められるおおきな駐車場と、きれいなトイレがありました。結構な距離の山道を走っていく必要がありますが、それ以上の価値があります。農業土木遺産　国指定重要文化財。

最後は、円形分水です。ダムからは15-20分程度でつきました。案内板があるので、それに従っていけばだれでもいけます。



大量のきれいな水が山を貫通しているトンネル水路(写真左側)から、供給されています。 流れの中には魚もいました。水は、白水ダムの上流から導かれているようです。ちょっとしたベンチ(屋根付き)が整備されていましたが、こちらは誰もいませんでした。近代土木遺産　Cランク。

石橋はもっとたくさんあるようです。興味のある方は、こちらで調べられます。本職が作っているので普通には絶対に気がつかない橋も紹介されています。

佐伯河川国道事務所　近代土木遺産　石橋めぐり

http://www.qsr.mlit.go.jp/saiki/isibasi/index.html


某焼酎メーカーのCMに端を発した、石橋めぐりですが、大変満足しました。このような山奥になんで住んでいるのか？と町の者は勝手に思いますが、山の水を活用することで豊かな農地を作り出した、先人の知恵に感服です。 道路も幹線道路はよく整備されており、またそこからの道路(おもに林道と農道)も、勾配は一部厳しいものの、ほとんどの場所で十分な幅の二車線が確保されており、路線も多いです。山道を走り慣れた人なら移動時間もそれほどかかりません。興味のある人はぜひ一度訪ねてみてください



大分でくまもんとは何事だ！とおしかりを受けそうですが、帰りに熊本をかすめたので道の駅にて撮影。友達と、会社の同僚にお土産をゲット！受け狙いでくまもん関係商品ばかりを購入、くまもんさまさまです。



帰りはやまなみハイウェーを走破！ちょっと寄り道して大観峰から阿蘇見物。でかいでかい！さすが世界でも最大級の火山です。

本日最後の見もの、久大本線豊後森駅そばの機関庫跡。すぐ近くまでいけますが、立ち入り禁止。建物は荒れている状態のため、安全のためと思われます。

往時を思って感慨に耽るキューちゃんです。

特急　湯布院の森が到着！乗りたいなあ！
機関庫の入口はわかりにくいです。駅前を東向きに通過し、2-300m行ったところの右側(南側)に小さな路地があり、小さい看板が立っています。そのあとの踏切は遮断機無なので、御注意を！(警報機はあり）


キューブの燃費は、約560km(内高速道路約200km)を走り、16.9km/Lでした。山道が多かった割にはそこそこ走りました。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。