
おはこんばんちは。
今日は合計7時間も炎天下で強制労働をやりました。何をやったかというと......
これです。
ラルグスの車高調キットです。ラルグスのネットショップで73.000円でした。その他必要純正部品、工具等は別途紹介します。そもそもこの車はせいぜい中古部品やアフターマーケット部品を使って整備ごっこをすることが目的でした。なぜこのような大げさな部品が登場したかというと、車酔い対策です。同居人は車に弱いので.....今回から3-4回に分けて顛末を紹介します。一回目は前輪側の装着、二回目は後輪側、三回目交換後の感想、四回目工具、部品、っという感じです。
暑くなる前に、少なくとも前輪を終了しようとの目論見で朝6時過ぎに開始。
現状の姿勢です。馬を掛けるためには、上げなくてはいけません。
ここがジャッキアップポイントです。が、車を馬に乗せるのに手間取って、約40分かかりました。自分の環境ではこれはいつも難関なんですよね。先が思いやられる.......
標準時です。意外ですが、交換のためにはずすボルトは6本、クリップ一個です(片側当たり)。最初に、スタビライザーリンクのナットをメガネレンチと、5㎜の六角レンチ(周り止め)を使って外します。楽勝ですが、今回の教訓として、左右一緒に外しておくとよいです。片側の車高調を付けたあとこれも再組付けすると、上下位置がずれるので、反対側を外すときにスタビライザーが効いた状態になり、外しにくくなります。今回は、反対側のストラットを外すときにこの状態となり、結局ストラットを先に外して事なきをえました。他に外すものは、ABSセンサーの配線、これは二か所ブッシュではまっているだけなので、手ではずれます。線を引っ張らないように....ブレーキホースのクリップは金槌でドライバー等をたたいて外します。これらは楽勝です。(下の写真の中央〜上側の部分)
緩みにくいと多くのDIY愛好者を悩ませている、ストラットとホールハブを固定する二面幅21のボルト、対策として、①600㎜のスピンナーハンドルの準備 ②前日夕方に浸透潤滑剤を噴射 で臨んだ結果、あっさりと緩みました。スピンナーハンドルは効果が大きそうです。これはおすすめです。なお、ソケットはディープタイプでないとナット掛けられません。私はホイールナット用の21mmソケットで代用しました。
ストラットの上部の三本ボルトを外します。一本はエンジンルームの後ろの壁の後ろに隠れていますが、さすが日産、アクセス用の蓋があります。内装剥がしで簡単にはずれます。ボルトは3/8のラチェットで簡単に外れますが、ここには手が入らないので、マグネット付きのピックアップツールを持っておくといらいらせずにおすすめです。今回200円で購入しました。
上側のボルト一本は緩めた状態で残し、ロアアームの下側をジャッキで支えます。ストラットを外したときに、ホイールハブの倒れ防止(ドライブシャフト抜け防止)のため、ホイールハブを紐で結わえておきました。
ナットを外した状態。結構錆びてます..この状態から下側のボルト一本を抜き、さらに残した上側のボルトをはずしてジャッキを下げて上側をフリーにします。残った下側のボルトを抜いて、ストラットを外します。ここまでの作業は難しくありませんでした。例のナットを難なく緩められてのが勝因です。
外した部品です。これで全部。大きいボルトはワイヤーブラシで掃除しておきました。多少は綺麗になりました.....
新旧の比較。
ストラット取付部を下から。ストラット上部は向きが決まっているので、それを合わせて、ボルトを通します。ナットを仮にかけた状態で下側のボルト二本を差し込みます。後は収まりをチェックしながらすべてのボルトナットを締めていきます。
ここで問題が。ABSセンサーのブッシュを取りつけたところ、片側のブッシュがはまりません。ブラケットの幅が広く、届かないのです。ブッシュの位置は移動できず、これは参った。取り合えずタイラップで固定しましたが、配線が鉄板に触れるのは気持ち悪いので、後日対策をします。適当なグロメットの流用でしょうか.....
上側のナットです(Largusはナット留め)ピックアップツールを使って簡単にワッシャーとナットを仮締めできました。ピックアップツールはボルトを落とした時も活躍しました。以前はどうやってとろうかと発狂状態になったこともありますので、価格の割に効果大の工具だと思います。
最後に例のナットをトルクレンチで規定トルク(165Nm)で締めて終了です。同様の作業を反対がわも実施し、完成!なんですが、タイヤを付けて、車を接地させて真っ青に。この状態では車高が標準状態+80㎜位になり、真っ青。最初の位置決めが悪かったのですが、これについては別途。ラルグスさん目安でもいいから寸法載せてほしいなあ....
この時点で9時半頃、大分暑くなってきて、ここで終了が望ましかったのですが、切りのよいところまでやろうと、再度車を上げて、根性の車高調整。車載では、ストラット上側を付属のレンチで回すしかないのですが、80㎜だと60回転以上させる必要があります(ネジピッチ.は1.25㎜のようなので)。レンチでは1/3回転くらいしか回せないので、大変です。結局左右の車高をそこそこに調整できたのが10時30分、最後は根性でなんとか終わらせました。
すぐにシャワーを浴びて冷却をし、休憩をして事なきをえましたが、今の気温では9時以降の作業は避けたほうがいいですね。
後輪側は次回紹介します。こちらは楽勝、と思ったのですが、細かい作業が必要なのはこちらで、予想よりも時間がかかりました、
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
Posted at 2019/08/05 23:48:41 | |
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