ウキュハム君のブログ一覧

こんにちは

ルノーユーザーの間では有名ということらしい、本国キーの電池の入れ方について解析しました。いろんな方の記事をよんでいると、開けてみたくなったので。
ねじを精密ドライバーではずし、キーリングの部分にドライバーを突っ込んでこじればはずれます。


写真でみてわかるように、プラス側の端子がありません。完成した後に、もぎ取った？ようで、固定用のピンは、高さが1mm程度しか残っていません。運良く残っているマイナス側の端子を参考にして、プラス側を検討してみます。なお、電池はCR2016で＋側が下にむきます(電池入れの右上に絵があります）。
マイナス端子は、厚さ約0.2mm、鋼板にメッキしたものです。キーのハウジングのピンには、穴部分の端子一体の爪三枚で勘合されています。基盤への接触部は、二本に分かれており、幅約1.5mm、それらの間のスリットは、ハウジングの受け側の突起に合うようになっています(位置決めのためと思われる）。高さはハウジング底面から約6mmです。
これの構造をまねするのが一番いいだろうということで、紙で試作しました。

穴は約1.6mmで、最後は現物合わせです。端子側の、穴からの折り曲げ位置を、端子がピンと、端子のポケット？間で上手く突っ張るようにすれば、ピンに固定しなくてもよさそうです（溶かすほどの高さもないし）。基盤との接点は、形状と高さをマイナス側の真似をしました。位置は、ねじ穴を基準てして測定し、大体あわせました。
電池との接点は、写真のようにやや山として、ハウジングの底との間で突っ張るようにしました。ここで注意囲点は、端子の穴より中心側の形状をできるだけ底にそった形状にすることです。電池のマイナス側とショートすることが考えられますので。材質は、0.2mmの燐青銅板です。たまたま持っていたのでこれにしましたが、真鍮板でもよさそうです。アルミでもいいですが、延性が低いのと、弾性域が狭いので工作が難しそうです。

でっち上げとしてはまあまあのできです。電池をいれれば固定されるので動く心配は低いです。さらにキーを組み立てれば、端子側も突っ張るので大丈夫でしょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

こんにちは

今週の木曜日に、トゥインゴのゴルちゃんは1000kmを走破しました。NTSB*のレポートによると、車に慣れてないとき(～500km程度）の事故率は数倍になるようなので、無事に乗り切ってよかったです。


AT車からの乗り換えですが、改めて気づいた点は、①操作が多い。発進時で比較すると、PKBの開放、クラッチ踏み込み、ギヤを入れる、クラッチ接続、というような点です。②車の状態をより認識しておく必要がある。特にギヤ位置と、車両の抵抗(車速、勾配)です。これをサボっているとリズミカルに走れません。MT車の常識ですが。③クラッチミートのタイミング、エンジン回転の関係の習熟。300kmくらいはしって、感覚が戻ってきました。いまはばっちりです。

あまり放置すると落ちなくなるよ、と営業ねえちゃんにおどされた、ホイールの汚れですが、1000kmで以下の感じです。

やはり国産車より多いです。新車の初期磨耗や、山を走ったことなども影響してそうですが。ここで清掃し、次の1000kmをモニターしたいと思います。

それから、ナンバープレートの盗難防止をしました。ルノー純正は3000円以上するのでパス。市販のセット物は、長さが合わずに使えませんでした。各種長さのボルトをばら売りしてくれる商品がありオレンジ色のカー用品店で買えるというので、問い合わせたところ、送料がいるので2300円かかるという。しかも、電話をくれと伝言してもなしのつぶて。むっとしたのでこれも却下。
結局、盗むやつは、盗難車につけるためか、出来心的ないたづらだろうと思うので、通常ボルトより多少難易度が高ければよいと判断。トルクスボルトに交換することにしました。だって、穴のないボルトもはずすことはできますからね。
問題はボルトの調達です。ホームセンターにはありませんでした。ねじの専門店に聞いたら、一軒目は在庫なし、二軒目で在庫があるとのことで早速買ってきました。

トゥインゴのボルトは、M6×1.0×10(前）、15(後)だということですが。在庫があるのは12mmと、16mmだったのでそれにしました。予備？部品も含め、4本づつと、平ワッシャー10枚を購入、945円でした。安いです。ちなみにステンレス製を選びました。

左から、標準品、トルクスボルト16mm、12mmです。六枚の花びらの真ん中に円柱の突起があり、普通のドライバーでは押し込むことができません。長さは、どちらも底付せず、よかったです。作業時間は5分でした。

今回お世話になったお店は、伊正(いしょう)産業さん　http://www5e.biglobe.ne.jp/~ishou/index.htm　です。Webサイトによると、エンスー車用の特殊ねじも作ってくれるし、全国通信販売するそうです。個人相手の量では儲けはしれてますでしょうから、ありがたいことです。Webでは店員さんが無愛想とありますが、対応してくれた方は親切でした。工具も大量に在庫していましたが、いったい何年(何十年？)在庫しているか、という商品も多くありました。貴重なお店ですので、また利用したいと思います。

ではまた

*NTSB　National Transportation Safety Board アメリカの事故調査機関　航空事故、鉄道事故、パイプライン事故、交通事故等の調査を行い、原因を特定して所管の役所に改善勧告をだします。報告書はWebサイトからダウンロードして読めます。英語のみ。そのアプローチは、技術的な仕事をしている人には参考になります。

先日、駐車場で、車止めにカリカリというので、前の下をみると、前輪の前にスポイラーがあるのを発見しました。カタログには(当然？)記述がありません。今日写真を撮りました。

正直、こんなに大型のものがついているとは思いませんでした。前輪の前だけでなく、内側にかなり入っています。さらに、バンパーの下に、大きなエアダムもついています。さすが、車速が高い国の車です。このスポイラーは最近のほとんどの日本車にも多くの場合バンパーと一体でついています（空気抵抗低減）が、ここまで大型のものはないのではないでしょうか？ちなみに、トゥインゴゴルディーニの最高速度は、本国では201km/hが公称されています。結構速いですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

こんにちは


昨日は気温は低かったのですが天気がよく、この機会を逃さずにETCを取付けました。トリムの分解の仕方から載せますので情報の少ないトゥインゴオーナーの参考になれば幸いです。

電源はシガーラーターのハーネスからとります。アースポイントも近くにはないという販売店情報より、アースもマイナスハーネスに落とします。直接ETCをつないでもいいのですが、将来他の電源を分岐する必要が生じたときのため分岐ハーネスと、ETCハーネスは、コネクターでつなぎます。販売店メカニックの話では、シガーラーターには3本の線が来ているといっていましたが、この車は二本でした。残り一本はイルミネーションだそうです。この車は原低でなくなった？



シガーライター裏にアクセスするには、銀色のトリムと、その下のセンターコンソールをはずす必要があります。銀色トリムは、ちから一杯上方に引けば外れます。



これが裏側。6個の樹脂の爪ではまっています。こじってひとつずつはずすより、上方へ一気に同時に抜くほうがよさそうです。



センターコンソールは、トルクスのタッピングビス（T20) 二本でとまっています。ネジをはずした後、コンソール全体を後方へ引くと、前側の爪がはずれます。



前側の爪、側面にもあります。



コネクターをはずすには、左側のボタン？を押し込んで、爪をはずします。ちょっと固いです。



あらかじめ作成した分岐線。0.2mmの銅版で自作の端子を圧着ペンチで固定しています。後は現物合わせです。


左側が現物合わせで作成した端子。これをコネクターの裏から押し込んで、タイラップで抜け止めにしました。



ETCのハーネスと結合。コネクターは電子部品屋さんで調達したもの。


ETC本体はスリーMの両面テープでコンソール左側に固定しました。足との隙間は5cm以上あるのであたることはありません。受信部は、ダッシュボード前端に両面テープで固定し、ハーネスは左側から、ステアリング下部のトリムの裏側を這わせました。ETCの電源ハーネスは、センターコンソール内に格納。

ルノー車は、4-5年前までは、電波を反射する熱線吸収ガラスを使っていたそうなので、ETC受信部の位置が限られていましたが今は普通のガラスなので、国産車と同様の注意でいいそうです(販売店に確認済み）。

かかった費用は、セットアップ　2625円(含む消費税)、ハーネス、コネクター等　約300円(手持ちの部品を使用)、ETCは前車の物を流用、トルクスレンチは6本セットを1200円でホームセンターで買いました。作業時間は、①事前チェック(トリムはずし方含む）　30分　②ハーネス作成　30分　③実車作業　1時間30分　合計2時間30分、この他に、ディーラーさんで電源位置、トリムのはずし方を確認をしました。

今後自分で作業される方の参考になれば幸いです。くれぐれも、ショート事故などにご注意ください。バッテリー端子をはずして作業するのがよいでしょう。また、テスターで導通、±を確認しながら作業すると失敗がないと思います。テスターは安いものでは2000円程度で買えるので一つ持っているといろいろと便利です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

室内の物入れ等は、国産車ほど親切でないトゥインゴですが、快適性向上のため、速成のドリンクホルダーを作ってみました。

材料は、ダイソーさんで調達した、スチレン板(10mm厚)です。カラーコーディネイトのため、青を選定。現物を寸法測定＋現物合わせで型紙(写真内)を作り、それを元に切りぬいたスチレン板を両面テープで貼り合せました。

なんとか形はできましたが、実用性はどうでしょうか？この後再度取り外し、追加の補強板と、木工ボンドで接着部を補強しました。
当分使ってみて、よければ助手席側も作ります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。