長崎旅行3日目です。
この日は、
知人に車で色々と案内をして頂きました。
当初は島原まで行って具雑煮を食べようとしていたのですが、移動時間が結構かかるため勿体ないと思い取りやめました。
本日の目的は、素の長崎を見せてもらうこと。
〇伊王島
長崎は出島・グラバー園・原爆資料館といった歴史的観光都市のイメージが強いですが、実は南国をイメージするリゾート地もあります。
その名を「伊王島」と言います。
さも知ってるかのように書いていますが、私も案内されてから初めて知りました。
・伊王島海水浴場
こちらも、アニメの聖地です。
綺麗な砂浜が広がっており、海の透明度が高くとても綺麗でした。
長崎市街は山に囲まれていましたが、この島では
”長崎の海”を見ることができます。
伊王島へは大きな橋を渡っていくのですが、台風襲来時は凄まじい風で渡れないとのことでした。
そして伊王島海水浴場に到着です。
遠くに
女神大橋が見えますね。
これで位置関係が分かるかな?
遊歩道が整備されており、海沿いを散策できます。
・伊王島灯台
こちらも聖地です。
伊王島の先端にありまして、この手前には大砲が設置された台場と灯台があります。
はるか沖を望むことができ、長崎の海を堪能することができました。
おススメです。
ただ、バスの本数が非常に少なく、次のバスが車で時間を持て余すかも。。。
お弁当を持ってきて、ベンチで食べるなどのプランがお勧めです。
〇味処 寿々屋
お昼は長崎名物の皿うどん食べるために、味処 寿々屋に連れてきてもらいました。
街中のコインパーキングに駐車して、すっごい狭い道を歩いた先にあります。
昔ながらのお店で、店内もとってもレトロな感じでした。
私が頼んだのはこちらの皿うどん。
これが美味しかったんですよ~。
結構量はありましたが、ペロリと頂きました。
そして、写真を撮り忘れましたが、一緒に頼んだ煮豆?が絶品でした。
なかなか行きづらいところですが、本場の美味しい長崎皿うどんを食べられるので、興味がある方は行ってみてください。
ただし、チェーン店のような内観ではなく、東京の下町にあるふるーいラーメン屋、、、よりレトロ感があるところなので、その辺ご注意ください。
私は、こういう雰囲気のお店すきですけどね。
〇長崎を感じる
今回の旅行に行く前に、会社内の長崎旅行経験者に観光名所を聞くと、大抵の人が原爆資料館、グラバー園、出島、夜景って言った後に「あとは何かな・・・」って言うんですよ。
あるでしょぉ?
まだあるでしょぉ??
色々あるのですが、私が一押ししたいのがこれです。
坂の街、長崎
長崎は坂の街って言われています。
既に夜景写真の説明で書いたとおり、長崎は山に囲まれており、その斜面も生活圏となっています。
これだけで坂の街だと知ることはできますが、夜景を見ただけで「長崎は坂の街だったよ」と語るわけにはいきません。
やっぱり、その土地を知るためには自分の体で体験するのが一番。
えっ、何をするのかって?
徒歩だよぉ、徒歩!(笑)
もう、これしかないでしょ。
事前情報では、山側の住宅地と市街地の住宅地では地価が全然違うらしいんです。
いや、ホントに桁が違うらしいんですよ。
それって、何でか気になりませんか?
こういう時は
「生活する人と同じ体験をする。」。
これに尽きます。
というわけで、知人に付き合っていただき(本当にありがとう!)、坂の街長崎を徒歩で散策しました。
長崎の山にある住宅は、玄関の前に車道がないお宅が多く、大体こんな感じの歩道・・・路地?でアクセスするのだそうです。
利便性が非常に悪いため、土地の地価が非常に安いのだとか。
逆に新築時や立て替え時には材料搬出入に非常に手間がかかるため、かなり割増しになる気がします。
「まぁ、確かに大変そうな階段だよね」
程度に思いましたか?
そう、こんなのは本州でも探せばあります。
遠くを見通せる路地があり、その先にポールが立っています。
あの先に、階段があるはずです。
それでは、本当の長崎をコッソリお教えします。
もはや崖です
私の開口一番は、「踏み外したら死ぬよね」でした。
この崖(階段)に面して建ち並ぶ家、家、家。。。
これが、坂の街 長崎の真の姿ですよ。
ちなみに、この階段をみてから、私はこう呼ぶことにしてます。
崖の街 長崎
〇どんの山公園
こちらも聖地になります。
先ほど階段から車で移動してコインパーキングに駐車したあと、どんの山公園に行くことにしました。、
駐車場から公園までは距離も高低差もありましたが、こちらも徒歩で登ることに。
こんな所をずっと歩いていきます。
複雑な路地なので、頼りにするのは知人の仕事道具であるゼンリン地図!!
ひたすら歩いて、ようやく公園に到着しました。
かなり高いところにあって、大砲が接地された台場がありました。
ところで、「どんの山」という名前は変わっていますよね。
名前の由来は、以前正午の時報の代わりに、ここに設置された大砲で空砲を放っていたらしく、その空砲の音が「どん!」という音だったことから「どんの山」と名付けられたのだとか。
しかも、初代の大砲は故障が多くて時報を鳴らせない時があったので、二代目の大砲が登場したのだとか(笑)
私は旅行中に読んだ由来って結構忘れてしまうのですが(失礼)、どんの山の由来は面白かったため忘れられません。
〇長崎の文化?
長崎に来て、一番びっくりしたことかもしれません。
長崎の路地を歩いてると、墓地がとても多くて遭遇率が高いです。
どんの山に登ってるときも、墓地の横を通ったんです。
気が付きましたか?
名前が金色字
なんです。
あちこち旅行に行っていますが、こんなお墓を見たのは初めてでした。
私 :「長崎のお墓の名前って金色で書くの!?」
知人:「そう言われるまで特別だと思わなかったわ。」
ところ変われば文化も変わるよなぁ~、としみじみ感じた次第です。
〇風頭公園から亀山社中と竜馬ぶーつ像
風頭公園に車を停めて、再度徒歩で散策しました。
まずは公園の竜馬像に向かいます。
こんな場所にあるのですね、海を臨む竜馬像の写真をパシャリ。
ここから更に歩き続けます。
さすがに私と知人の二人とも疲れが出てきました。
亀山社中にはあまり興味がなく(これまた失礼)、ぶーつ像を目指します。
日本で初めてブーツを履いたのが坂本龍馬なんですか?
ぶーつ像の写真はこちら。
でかっ!
見るまではリアルスケールだと思っていたので、一瞬ビックリしました。
これがリアルスケールなわけがない(笑)
意外と新しいものらしく、後で調べたら1995年に作られたものだそうです。
その横にいた長崎ネコです。
コンニチハ!
んで、こちらが亀山社中の外観です。
当日はほとんど興味が無かったのですが、あとで調べてみると、日本初の商社、薩長同盟の参画、そして館長が武田鉄矢氏という、今更ながら見ておくべきだったと後悔しました。
ブログを書いている最中に思うのですが、こういやってブログを書くために改めて調べ物をすると、その時初めて知ることが結構多いんです。
実際に行ったのに!!
ですので、わたしのとってブログを書くことは結構意味のあることだったりします。
サボればサボるほど忘れていくので、もっとこまめに書かないとダメですね。
かなり日が暮れてきて、先ほどの龍馬像はこんな感じになっていました。
〇寿司 若竹丸
知人にお願いして、昨夜とは別の回転寿司に連れて行ってもらいました。
来たところは、商店街の中にあった若竹丸です。
かなりの人気店で、常に人が並んでいました。
こちらのお店は、昨日のお店よりも醤油が甘いのが特徴です。
ネタは変わったものが多かったですね。
地元の回転寿司!って感じで、見ていて楽しかったです。
この後、知人と喫茶店でおしゃべりして(白黒論争で盛り上がりました(分からないよね))、ホテルまで送ってもらって解散になりました。
知人に案内してもらうのは今日で最後です。
長崎に来る前から、そして来た後も非常に非常に非常に!!!お世話になりありがとうございました。
これが
”おもてなし”なんですね。
最近は”おもてなし”って言葉が軽く使われていて、言葉の価値がずいぶん下がったなと思っていました。
が、地方の方に会うと自然と”おもてなし”をしてくれるんです。
私も、地方から関東に来る知人には、温かく”おもてなし”をさせてもらいます。
改めて、知人へ。
ありがとうございました!
知人が買ってきてくれた長崎みかんを食べながら、ゆっくりと深夜を過ごして・・・
おやすみなさい。
明日は、一人で長崎観光をしたあとに福岡へ移動します。
まる。
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Posted at
2020/05/15 21:35:47