パソコンウイルス検知

主にWebで調べもの専用のパソコンがウイルス検知しました。

PUADIManager:Win32/InstallCore というものです。
脅威自体は「低」と表示していますが、ルーターの通信ログを見てみましたら、
色んなサイト(IPアドレス)にポート443で発信しています。

これを発見した経緯ですが、ネットワークプリンターが暫くするとオフラインになってしまうので、ルーターにログインして接続状態等調べようとした際にセキュリティログに沢山の発信履歴が残っていたのです。

DHCPでIP振ってますからどのパソコンからかを調べたら、数あるパソコンの中で調べもの専用パソコンだったわけです。
ログの一部です。192.168.1.28から盛んに外部に通信を試みています。



通常はこちらのルーター宛ての攻撃と言うかスキャンと言うか、窓が開いていないかひっきりなしにデータが来るのですが、こちらからと言うのは少ないのでよくわかります。自宅ネットワーク内で踏み台になっているパソコンがあるわけです。

該当するパソコンのウィルススキャンを見ましたら感染していました。



これは履歴です。削除した後で問題なく削除することが出来ました。

もし削除できなかったら、英語圏ですがファイルの場所や削除の仕方のYoutube動画があります。

スタートアップやレジストリ等に該当のファイルがない事は確認しています。

このウイルスと言うかトロイの木馬はパソコン内にプログラムを忍ばせて、自動的に何かを発信したり、というか発信してました。または外部からリモートで操作できるというものです。感染されたパソコンのWANのIPアドレスが分かると、そのパソコンに通信して自由に操作が可能になるものもあります。

このウイルスはどういう働きかは、現状日本語の情報は無いです。英語圏での情報しかないですので詳細は分かりません。比較的新しいものだと思います。

それから、ルーターへのログインは「Google Chrome」は対応不可です。
「Microsoft Edge」か「Internet Explorer」が対応です。
ログインできないのでルーターも乗っ取られたのかなと思いました。
ちなみにNTTのルーターです。

【追記】　削除できても履歴が残ってあたかもまだアクティブになっているような表示の場合があります。こちらに履歴の保護を削除する方法を載せています。

余談ですが、今はウイルスの所持は違法になりますが、Windows98の頃は持っていても違法ではなかったのです。
ですからテストとして実験していました。一台のパソコンにウイルス(トロイの木馬系)を仕込んで、外部から操作をしてみるというものです。
Windows98ですがリモートで色んな操作が出来ました。それこそビープを鳴らす。CDトレーを開閉する。ファイルを抜く、改ざんするというそのパソコンを手許で操作しているようでした。

当時でそんな感じですから、最近はかなり進化しているものと思われます。
私はいくつかのパソコンをネットワークでつないでいるのですが、ある程度用途を決めています。今回ウイルスが入ったものはWeb調べもの専用でメールやクラウド等は全く設定してませんし、データサーバーへのアカウントも設定してません。ですからある程度は安心できます。
音楽編集用は編集専用。そういう具合です。
念のため他のパソコンもウイルスチェックしました。

元々のネットワークプリンターがオフラインになるというのは、治らなかったのでLANケーブルを8/9に交換しました。本日(8/10)はオフラインにならずオンラインを維持してますから、ケーブルの不良と限定されました。LANコネクターの通信ランプは点滅していても不良の可能性もあるという事です。

レーザー複合機は高いので壊れてなくてよかったです。まだまだ持たせます。