
プレクスタードライブの特徴としてPlex toolでCDドライブの調整や、CD書き込みエラー測定など多機能なツールが準備されています。
最もバージョンが新しいもので「Plex Tools Professional XL V3.16」は、プレクスターの一部のCDドライブでこの機能が使えます。
CD-R専用のPlexWriter Premium 2にも付属していますが、バージョンが最新とはかなり違います。最新と言ってもかなり昔ですがVer 3.16が最終です。
これは最近は知りませんが検索すると出てきます。無料でインストールは出来ますがドライブが対応していないと意味が無いです。
現在は昔のドライバーやソフトには必ずマルウエアーが抱き合わせで入っているものも多くあります。ウイルスというより広告を出すためです。ですから昔のドライバーやソフトの圧縮ファイルは慎重に解凍する必要があります。パソコン趣味の方はダウンロード専用PCはあった方が良いです。
以前にダウンロードして保存していた「Plex Tools Professional XL V3.16」をインストールしました。Windows10で可能でした。
CD書き込みしてチェックで最も使うのは、赤で囲んだところのQ-Check C1/C2 Testです。太陽誘電CDで試合用で作成してチェック値が大きいものは廃棄します。
書き込み後この機能でエラーチェックを実施します。他にもいろいろあるのですが、競技会で間違いなく再生されて音飛びが無いという条件はこれだけのテストで十分です。
書き込む箇所は中心部分から書き込みますので、最高でもシニア男女のフリープログラムで演技時間4分±10秒ですので、せいぜい4分15秒程度です。試合用はCD1枚に1曲だけです。80分ディスクの中心部分だけです。
SCSIのTEACのCD-Rもデバイスマネージャでちゃんと認識されています。
Plex tools は色々な機能があり、ドライブの対応状況も分かります。
CDを挿入してDisk InfoでCDのメーカーも分かるようになってます。
太陽誘電のCD-Rを挿入している所です。
PlexWriter Premium 2 の対応状況です。
次に、SONY CD Architect 5.2のソフトダウンロードとシリアル~アクティベーションしてみます。
MAGIXにログインします。
マイアカウントの「私の製品」に進みます。これは通常は英語記載ですが、日本語に翻訳してみたものです。
一覧が出てきます。幸いにCD Architect 5.2 の登録があり、ダウンロード可能でシリアル番号も記載されています。
・インストールプログラム~ダウンロード
・インストールした後か途中でシリアル番号入力があります。
先程のシリアルを入力して次へをクリックするとアクティベーションの入力があります。
画像はありませんが、氏名・国・住所から全て入力しないと進みません。
なんとレジストレーション出来ました。
以前アクティベーションできなかったのは「Spectralayer Pro 2.0」でした。
私の製品にはシリアルの記載はあるのですが、プログラムのダウンロードが出来なくなってます。これがアクティベーションできなかった理由かもしれません。
CDからインストールしましたから。
一応、SONYからHookup、そして現在はMAGIXに登録情報は引き継いであるようです。
こちらがSONY CD Architect 5.2です。
CD音楽ファイル作成機能に加えてCD Text、メタデータのISRCコードも書き込めます。また簡易的な波形編集も可能です。CD-Rマスター作成可能です。
現在はDDPマスターでのCDプレスになっているようです。
私が使用していますSoundForge ProはVer12以降でDDPインポート・エクスポート可能です。Stainberg のWaveLabも持っているのでそちらでもDDPは可能です。WaveLabは個人的に使いにくいです。
一曲書き込んでみました。CD-rは太陽誘電です。
書き込み後Q-Checkしました。C1でAve 0.4 MAX 8.0で予備のドライブとしてはかなり良い数値です。これが台湾製のCD-RだとAve で30~40は行きます。
エラーレートはメディアによりほぼ決まります。太陽誘電が撤退するときに台湾の企業で太陽誘電の技術を受け継いだCDメディアがありますが、絶対的に国産には勝てません。書き込み後のエラーレートで分かります。
また暇を見て、各メディアでエラーレートの違いを実験してみたいと思います。
目安としてはMax/Sec 100以下であれば民生機で再生可能らしいです。CD プレーヤーはエラー訂正を常にやってますから、その補正量が多いとエラー訂正処理が間に合わず、音が劣化したように聞こえるのでしょう。酷いと音飛びや再生ストップします。
実際に現場で何度か経験しました。ラベルにボールペン力強く書くと音飛びや再生しなくなります。私はCDマーカーや油性マジックでの記入を推薦しています。ボールペンやシール類もNGです。実際に競技で、競技会でそのようなCDはシールは剥がすという都道府県スケート連盟もあります。
SCSIに接続したTEACのCD-Rドライブは書き込み開始できませんでした。テストは走るのですが書き込み開始でエラーストップします。
試しにNEC ND-4550AというIDE接続でマルチのDVDドライブで書き込んだらよい数値でした。CD Architect 5.2で同じ音源のWAVファイルを書き込んで、PlexWriter Premium 2で再生させ、Plex Tools Professional XL V3.16で検査するというやり方です。
昔のIDEの2005年位のCD-Rドライブは音楽書き込み・リッピングで良い音をというドライブが幾つか販売されていました。現在はCDを媒介することなく音楽ファイルそのままで配信し、しかもハイレゾでダウンロードできる配信もありますから、44.1kHz/16bitのCDプレーヤーにコストを掛けないようになっているんじゃないでしょうか?
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2024/11/17 16:24:49