ターボ過給時はブレーキ効かない(重くなる)

今日、改めてブレーキのブースターの威力に気づきました。

雨によりブレーキディスクのカーボン膜が剥がれて、ブレーキ踏むとガサガサ音が出ていたので、走り出し時に暖気も兼ねていつものようにディスクにパッドのカーボン膜付ける為にアクセルを開けつつブレーキ軽く踏みながら走行していたのですが、いきなりブレーキが重くなり効かなくなりました。今まで気づかなかったのが不思議で、ブースト計で言えば0を超えたあたりからいきなり重くなります。理屈的には当たり前の現象ですが体感したことが無かった?

原理としてはブレーキブースターは吸気負圧を利用していて、軽い脚力でパッドを押し付けるようにしているのですが、ターボ過給によりインマニの負圧が無くなり次第ブレーキのブースター機能が無くなります。足の脚力を足すことでブレーキ本来の効き方には出来るのですが、その状態で過給が無くなったら負圧によりブースター機能がいきなり働き急ブレーキになりがちです。

私はAT車は左足ブレーキで操作しています。峠道などで前輪のグリップが減りアンダーが出そうなときは、軽くアクセル踏みつつ左足ブレーキを多用していますが、そういえば0を超える過給の時って同時操作はなさそうですね。あくまでパーシャル時です。下りが多いですね。

今度峠道を走行するときに過給が掛かっている時、例えば登りでアクセル踏み過給圧を掛けながら、左足ブレーキやってみてどのような挙動になるか試してみたいと思いました。

ターボ車で私のように左足ブレーキを利用している方は注意しておいた方が良いと思います。