• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

いっちィーのブログ一覧

2024年06月28日 イイね!

PA-301 発熱がかなりあるのでアイドル電流を低くする

PA-301 発熱がかなりあるのでアイドル電流を低くする車両に積み込む前に確認することがあります。
PA-301はモノアンプであり定格出力も160Wとかなりデカいのです。
整備したとはいえ、思わぬトラブルが発生することもあります。

万が一を考えて、発熱状態を確認しましたら、アイドル(通電)だけでかなり熱くなります。これではシート下は収納できないぐらいです。
そして時間の経過と比例して温度が上がっていきます。

アイドル電流調整用の半固定可変抵抗があるのですが、それでアイドル電流を少なくしてみました。オフセットは0Vに調整済み。

テスターにて電流測定するのですが前回ヒューズを飛ばしてしまいました。
突入電流で10Aをオーバーしてしまったせいです。ヒューズだけで1000円です。

今回は対策として突入電流時は、テスターをワニ口クリップ配線でバイパスする事にしました。



約30分経過後、TRの抵抗間の電圧ではなく、アンプ全体の電流で調整する方法です。アンプ電流 1.569A → 1.441Aに変更



これでヒートシンクの温度が40℃位に落ちました。


ところが音が歪っぽいのです。音量を上げたら歪っぽさは少なくなると思うのですが、アンプを適切な冷却できる所にセットしたほうが良いと思い、アイドル電流を元に戻しました。歪っぽさは解消されましたが時間の経過に比例して温度と電流が増加していきます。

約2時間放置しましたが1.9A位 温度45℃位でその後も上がっていきます。
キリが無いので一旦中止。2時間15分までは確認。

車載して長時間で熱暴走の可能性もあるので、車両に取り付けは一旦保留して再度時間経過による温度変化と電流増加を確認したいと思います。


Posted at 2024/06/28 22:27:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年06月26日 イイね!

海外からの電話(+1)を拒否

海外からの電話(+1)を拒否とうとう携帯電話の情報も漏洩したのか、+1から電話が掛かってきました。
これで数回です。

最近の着信履歴ですが、+1 (844) と先程掛かってきた +1 844 が履歴に残っています。特定されないように844以下は黒で塗りつぶしています。

これ色々調べると詐欺誘導電話らしいです。
+1は北米からです。国内からアプリで掛けることが出来るようです。

不在電話の記録があり、つい掛けなおししたら国際電話料金が掛かるかもしれません。要注意です。最近は固定電話でも迷惑電話が多く、初めて掛かってくる番号ならネットで調べる事にしています。

さすがに+1 844 ×××…は出てこないですね。但し+1 844 からは詐欺関係の電話だとグーグルにヒットします。掛けなおしたら駄目です。

経験者は数時間おきに掛かってくるという書き込みもあり、iphoneの設定からブロックしました。

設定は右横の 丸で囲んだ "!" コーションマークを押したら下記の画像が出てきますから、 「発信者を着信拒否」にします。



こちらは前回掛かってきたときに着信拒否したものです。+1 844以下の番号は複数あるようです。都度ブロックするしかありません。



Posted at 2024/06/26 16:57:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年06月24日 イイね!

PA-301 オペアンプ選択など

PA-301 オペアンプ選択など取り付けるオペアンプは大体決めていたのですが、改めて問題ないか音を聞くことにしました。ソケット化しましたのでオペアンプを試すことが出来ます。
オリジナルはJRCのNJM5534DDですが、NJM5534は汎用タイプなのでもうひとつ面白くないんです。

こちらのAlpine T-300改造アンプをヘッドホンアンプの替わりとして、オペアンプを色々試し聞きしたいと思います。
このアンプはディスクリートのメインアンプだけ使って、位相反転・フィルター回路類は全て取っ払って、前段のまぁプリアンプはオペアンプ回路を自作しました。
こちらに改造の詳細です。



BB OPA604AP こちらは最大±24V 2回路はOPA2604APです。


BB OPA627AP 最大電圧±18V 使用不可 参考のため聞いてみる


BB OPA2134 これは2回路ですが、1回路もあります。OPA134ですが、
最大電圧が±18Vなので使用不可 参考のため聞く


新たに手に入れたオペアンプ
Signetics NE5534ANという1回路 最大電圧は±20Vで使用可
あのSSLのミキサー卓に使われていたというオペアンプです。
80年~90年はSSLかNEVEかという時代でした。
製作された年代によって音も変わると言われてますが、こちらはフィリップスに買収される直前の製作じゃないかと思っています。フィリップス~最近はTIに変わってNE5534で今でも販売され続けています。2回路はNE5532AP


サブウーハー用途ですからあまりこだわっても仕方がないのです。低音が出て締まった音ならOKです。全域で最も良かったのはOPA627ですがOPA2604が好きな音ですね。

Signetics NE5534ANは低音も良く出て、サブウーハー用途なのでこれで決定としました。JRC NJM5534DDはちょっと大人しい感じでした。

残るは、アイドル電流を少なくするかでアンプ全体の発熱を生暖かい程度まで抑えられるかです。
また、オフセット調整の半固定抵抗もあり、ほぼ10mV以下でしたので0V近くまで調整しました。温度によって変わるので大体で良いかと。
Posted at 2024/06/24 21:23:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年06月23日 イイね!

ナカミチ PA-301 簡易周波数特性・出力測定等

ナカミチ PA-301 簡易周波数特性・出力測定等ナカミチ PA-301ですが、部品交換後数時間エージング(慣らし運転)して、各部品が馴染んでトラブルも無いようなので、各部測定を実施していきます。

まずはオシロでリップル測定

DC/DCコンバーター一次側 数値が高いと感じられますが問題ありません。
パスコンとしてフィルムコンデンサーを付けたら軽く低減できますが二次側のリップルが増えます。副作用でパスコンだらけになります。個人的には無意味だと思っています。
これはPA-302でも同様で何もしない方が良いと思っています。


アンプ部平滑回路 43V位 正負に差は無いのでどちらかの画像を記録します。


アンプドライバー回路 57V位 コンデンサーの容量が少ないので若干高いです。


オペアンプ電源 19.5V位と高いので交換できるオペアンプは限られます。
リップルは少ないですね。元々パスコン0.1μFが付けられています。


サブウーハー用途なので簡易的に特性を測定というか確認しただけです。
オシレーター出力の電圧とアンプ出力電圧との比較はしてませんです。
オシレーターの電圧は一定という想定です。

最大出力・定格出力を測定するためにダミーロード4Ω×2直列で8Ω負荷として測定しています。なぜならパワーサプライの最大電流が17Aなので4Ω負荷なら容量が足りないからです。8Ω負荷を2倍すれば4Ωでの最大出力は簡易的に計算できます。常温で8.4Ω 測定後発熱で11Ω位でした。これらのセメント抵抗で120W迄耐えられるはずです。オシロのプローブも取り付けて1/10倍にSWを切り替えます。



1kHz  オシロの電圧表示に10倍で読んでください。


10kHz


100Hz


50Hz


10Hz


10Hz~10kHz迄ほぼフラットです。あくまで参考値です。
サブウーハー用途だけとは勿体ない使い方でしょう。
特性的にはPA-302と同等だと思います。

次は最大出力と定格出力測定です。
オシレーターの出力電圧をどんどん上げていきます。オシロの波形を見て変形してもう電圧が上がらないところです。
発熱が激しいですから短時間で記録します。念のためテスターでAC電圧も測定します。



オシロでは約33Vです。出力の計算は電力(P)=電圧(V)×で電流(I)です。
電流(I)=電圧(V)÷抵抗(R)で求められますから、電流は33V÷8.4Ω=3.93A
電力W=33V×3.93Aで約130Wとなります。8Ω負荷ですから4Ωなら単純に2倍して260Wは出ている計算です。

次に定格出力を測定します。オシロの波形がサイン波を保っていることが条件です。正常波形が保てる最大の電圧を測定します。プローブが1/10ですのでオシロの電圧表示に10倍する必要があります。



オシロでは約28.6Vです。出力の計算は電力(P)=電圧(V)×で電流(I)です。
電流(I)=電圧(V)÷抵抗(R)で求められますから、電流は28.6V÷8.4Ω=3.4A
電力W=28.6V×3.4Aで約97Wとなります。テスターでの電圧はオシロより低く出ました。4Ω負荷では2倍換算としても190W出ている計算になります。
但し。発熱で抵抗値は上昇しますから数%は低くなるはずです。
今までPA302何台も整備・測定していますがカタログ値より上回っています。

実質的に160Wは軽く出ている模様です。バッ直配線は必須ですよ。
かなりの電気を食いますから細い配線では焼き切れるかもしれません。
パワーサプライの電流です。15Aぐらいまで行ってますね。



矩形波で過度応答性を調べます。

標準として1KHz 綺麗な波形です。オーバーアンダーシュートもありません。



100Hzです。まだ綺麗です。



40Hzです。


30Hzです。


10Hzです。さすがに鈍ってしまってます。


参考で10kHzです。2チャンネルアンプPA-302と同程度です。


オペアンプは交換できるようにソケット化しています。
横のパネルを外したらアクセスできます。気軽に交換できます。

何を使うかは、別途色々試してから決めます。1回路用、及びVCC電圧は低くしてませんので利用できるオペアンプは限定されます。


Posted at 2024/06/23 17:21:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年06月23日 イイね!

PA-301 コンデンサー等部品交換整備~電圧等点検

PA-301 コンデンサー等部品交換整備~電圧等点検ナカミチ PA-301 サブウーハー用モノラルアンプの整備で、コンデンサー他の部品入手して基板に組みつけました。

電解コンデンサーは昔ほど入手が簡単ではなく、いくつかの通販サイトで分けて購入しました。
チューンナップというよりは、当時のナカミチのオリジナルを残すという感じです。
ちょっとしたグレードアップは行っています。

電源基板のDC/DCコンバーター一次側コンデンサーは、こちらに変更。
長寿命品で6000Hです。又3300μFから4700μFに容量アップしています。



パワー用メイン電源43Vは元々63V規格の物でしたのでそれを守る形としました。
50V用でもいけますがアンプ側にもコンデンサーが二つパラであるので、こちらにオーディオ用を使っても仕方ないので、電源用低ESR品で比較的良いものです。



メインアンプドライバー用の電源は57Vと高く、63V規格品は必須です。
こちらはアンプ側にコンデンサーは無いので、オーディオ用でも良かったかもしれません。元々の220μF/63Vと同じですが、高さに5mmの余裕があります。
20mm/12.5mmですが、25mm/12.5mm品でも利用できます。



電源の他のコンデンサーは手持ちから選び、国産標準品や低ESR品等に全て交換ししました。熱くなるところは105℃品とそういう選別はしています。

画像には無いですが、電圧・リップル等は測定しています。新品コンデンサー交換後はエージングというか電圧を何十時間か掛けて、不具合が無いかパンクしないかリップルが増加しないかを見る必要がありますので、簡単にチェックしてアンプ基板側の交換に移ります。



メイン電源部の平滑コンデンサーは端子ピッチ・径・高さの関係で1000μF/50Vから1000μF/63Vに耐圧をアップしています。そしてオーディオ用のハイグレード品としました。ニチコンKWです。MUSE等はデカいので取付できません。
これは国内では一つの店舗しか売ってなかったです。



オペアンプ電源はコンデンサーを交換しただけです。ここは平滑ではないのでそのまま10μF/50Vとしました。ニチコン Fine Goldです。
今回回路変更はあえて行わず電圧は正負±19.7Vと高いままです。使用できるオペアンプの制限はあります。MAX電圧が高いオペアンプに交換予定です。



制御・保護回路部は手持ちからで、105℃品オーディオ用を使いました。金色のものよりは値段は高いです。BPコンデンサーもオーディオ用としました。



カップリングは1μFでしたので、2μFとしWIMAというフィルムコンデンサーに交換しました。WIMAの緑色はナカミチでも結構使われています。
ピンク色にしました。



電源とアンプ部のGNDケーブルが酸化していましたので交換しました。



ケースには嵌めこまず、電圧とACリップルだけ素早く測定。
ケースが放熱板の役割ですので、基板のまま長時間電源を入れておくのは避けたほうが良いです。熱暴走して壊れる場合があります。

DC/DCコンバーター一次側 電圧14V・ACリップル



メイン電源 画像は正側電源のみ


アンプ部ドライバー用 正側


オペアンプ電源 正側


シリコングリスを付けて放熱板も兼ねているアルミケースに装着し、数時間エージング。エージング中は部屋を離れないようにして時々様子を見るようにしました。もちろん音も確認。ケースがかなり熱いです。小音量ですがアイドル電流が大きいのか、3個パラですのでそれなりに熱が発生しやすいとは思いますが。
温度計で45℃位あります。



ある程度のエージングが終わったら、簡単に周波数特性等、また最大出力と定格出力の測定を実施します。
Posted at 2024/06/23 10:22:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「自宅でくつろぎ」
何シテル?   01/02 11:20
車以外ではフィギュアスケートにちょっとですが関わりをもっております。 車は移動手段と運転する楽しみ、それから弄る楽しみを両立させたいと思っています。技術的に色...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/6 >>

      1
234 567 8
910 1112131415
16 17 18 19202122
23 2425 2627 2829
30      

愛車一覧

スズキ セルボ スズキ セルボ
セルボターボに乗り換えました
ホンダ シビックタイプR ホンダ シビックタイプR
EP3はエンジンが素晴らしいです。 MT6速で低速トルクが大きく市街地も苦になりません。 ...
レクサス IS レクサス IS
静かで高速道路では2Lターボですが余裕で走ります。遠出や旅行で主に利用していました。長距 ...
スバル インプレッサ WRX STI インプ WRX STI Aline S (スバル インプレッサ WRX STI)
つい最近まで乗っていた車です。

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation