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2018年09月28日 イイね!

車の経済学(28) 車をローンで買った方がお得!(再④)

車の経済学(28) 車をローンで買った方がお得!(再④)
さらに「車をローンで買った方がお得!」する理由が以下の通りです。


4) 車両代金の値引きが大きくなる可能性がある。(メーカー系ファイナンスの場合)

車をローンで買うと値引き率が低くなってしまうと誤解されている方も少なくないと思われますが、メーカー系ファイナンスの場合、メーカー系ディーラーとファイナンス会社の両社で利益となりますので、決して値引き率が低くなるとは言えず、車両価格自体は、ディーラーの値引額が大きくなる可能性もありますので、むしろ積極的にディーラーに値引き交渉すべきと考えます。

もっともファイナンス会社は、金利を値引きできませんので、値引きの交渉相手はあくまでディーラーとなります。良く特別金利というキャンペーンで金利0.9%とかありますが、これはメーカーがファイアンス会社に金利の値引き分を補助しているだけの事ですから、その分は、特別金利を採用していない限り、ディーラーにも車両代金の値引きの余地があると想定されます。

購入した車にあまり満足できない場合には、走行距離も少ないので、早めに売却して、ローンを期限前返済するという方法もあります。以下が、主なメーカー系ファイナンス会社の残価設定ローンの一覧ですが、各社とも残価率が高くなってきています。




もっとも、車の買取先は、ローンを借りたファイナンス会社に限定する必要もなく、様々な見積もりを取得し、一番高く、かつ満足できる買取業者に売却することが可能です。また、ローンを借りた会社からは、買取価格が保全されますので、安心できます。(クローズ型の場合)




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Posted at 2018/09/28 18:44:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2018年09月28日 イイね!

車の経済学(28) 車をローンで買った方がお得!(再③)

車の経済学(28) 車をローンで買った方がお得!(再③)
「車をローンで買った方がお得!」とする2番目・3番目の理由は以下の通りです。

2) 金利支払総額は、住宅ローンより安い。

住宅ローンですが、中古住宅市場も確かに大きいのですが、流動性が車に比べれば低く、中古住宅市場で売却は極めて困難であり、かつ、売却価格が借入残高を超えるのには、相当の年数を必要としますので、返済を滞るとマイホームは取られた挙句、借金返済を続ける可能性も充分あります。

従って、車を全額現金で買うなら、その現金で住宅ローンを少しでも減らした方が賢明です。住宅ローンの方が車のローンよりも金利が低いのですが、住宅ローンは借入期間が長いため、同じ金額の借金でも支払う金利の総額は、住宅ローンの方がずっと高くなります。(住宅ローンは、住宅ローン減税額を控除した後の金額となります。)




3) 月々の資金管理が容易となります。

車を月次(盆・暮の賞与を含む)の余裕資金(ベース収支)で、購入できる方はともかくも、預貯金又は株式・投資信託等を取り崩して、車を購入しますと、金融収益を失う他、月次・年次の収支のバランスが崩れてしまい、特に家計簿をつけている方を始めとして、資金管理が難しくなってしまいます。

本来、車は月次、年次ベースで平均して乗る性質を持つ(耐久)消費材なので、使用対価に沿った支出することが、その車の価値が高いのか安いのか把握できるものです。

欧米では、個人でも車リースの活用が多く、ディーラーの店頭から車両代金が無くなり、月々XX万円というリース料のみが掲載され、セールスマンが車両代金すら知らなくなっているという状況にもなっています。



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Posted at 2018/09/28 18:34:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2018年09月28日 イイね!

車の経済学(28) 車をローンで買った方がお得!(再②)

車の経済学(28) 車をローンで買った方がお得!(再②)
筆者は、以下の理由から、「車はローンで買った方がお得」!と明確に申し上げます。特に最近、残価設定ローンの利用率が急激に伸びてきており、業者間の競争が激しくなってきていますので、残価設定のローン利用価値はさらに拡大していくものと想定されます。スバルとホンダもセールスマンの残価設定ローンの教育に注力すると公表しています。

「車をローンで買った方がお得!」とする主な理由が以下の通りです。

1) 首を絞められる借金とはならない。車は、売却・処分するのが容易である。

車の購入代金から買取り価格と現金(諸税金相当分)を差し引いた金額が、借入金額となります。が、車に関する金額は約100万円という調査もあります。

いずれにせよ、借入残高が所有する車の売却価格(下取り価格)を超えない限り、実質的な債務・負債にはならない筈です。(車は、マイホームと違い、思い立ったら1週間もあれば充分中古車市場で売却することが出来ます。別段、貴方が借金に困っていたとしても中古車ディーラーに足元を見られることもありません。それほど中古車市場は大きく活性化が進んでいます。

以下が、スバル・レヴォーグとトヨタ・プリウスの例です。借入額は、レボーグで200万円、プリウスで180万円(新車価格の80%程度を想定しています。



これによれば、新車購入後の5年間は、買取価格が、借金の残高を下回る事がありませんので、新しい車に買い替えたい、または、経済的に苦しくなって、車を売却する場合でも、借金を負うことはありません。(次回に続く) 




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Posted at 2018/09/28 18:28:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2018年09月28日 イイね!

車の経済学(28) 車をローンで買った方がお得!(再①)

車の経済学(28) 車をローンで買った方がお得!(再①)
日頃より、小職のブログをご愛読頂き厚く御礼申し上げます。特に「車の経済学(11)車をローンで買った方がお得!」(2018年7月28日投稿)は、沢山の方にご愛読いただいており深謝いたします。

しかしながら、その時の文中に挿入した図表は既に削除されている事をお詫び申しあげます。今回、以前の内容を少しアップデートし、図表を織り込み投稿させて頂きますので、再読して頂ければ幸甚です。


さて、車をローンで購入される方の比率は、50%を超えています。「家計調査」(総務省)によれば20代、30代、借金残高が貯金残高を完全に上回り、40代で均衡し、50代になってやっと貯金残高が借金残高を上回る結果になっております。




勿論、借金が無いのに越したことはありませんが、現実は、借金と長い間、共存していかなければなりません。特に、日本では借金は悪とされ、債務不履行でも起こそうものなら、2度と借金が出来なくなり、クレジットカードさえ持てなくなる恐れさえあります。従って、借金とは上手に慎重に付き合っていくことが重要でありますし、車はローンで買う事が避けられないのが現状です。(次回に続く)







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Posted at 2018/09/28 18:17:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2018年09月19日 イイね!

車の経済学(27) 消費税10%時代の車の買い方!④

車の経済学(27) 消費税10%時代の車の買い方!④前回(2014年)の消費税増税では、車のダウン・サイジング(普通・小型自動車➾軽自動車)が一時進んだものの、その後は、然程ダウン・サイジングが進まなかった事を説明しました。(参照:消費税10%時代の車の買い方!③)いきなり小型自動車から軽自動車に乗り換えるのもストレスが溜まりますし、勇んで乗り換えた軽自動車に馴染めず元の普通・小型車に戻られる方もいたかもしれません。

来年の増税幅は、+2%(5年間のランニングコストで考えれば、実質1.4%程度のコスト増となります)が、あまり大胆な買い替えをせず、あくまで自然体で、現在保有の車と同タイプの車に買い替えることを前提として、+2%程度のコスト増を回避する方法としては以下の方法が考えらます。(普通・小型自動車からの買い替えを想定しています。)(以下単位:円)

自動ブレーキ搭載車は、今後最大で9%の任意保険料が低下される見込みです。


○:得する可能性あり、△:車種により得する可能性あり、×:得はない





上記より、電気自動車またはハイブリッド車に買い替える事がお得な様な気がしますが、気になるのが、電気自動車とハイブリッド車の下取り価格・売却価格ですが、向う5年間の残価の推移です、以下が、残価の推移です(筆者の勝手な調べ)。電気自動車とハイブリッド車、いずれも車両価格がガソリン車に比べて高くなっていて、最終的にペイするのかどうかという事が懸念材料となります。






電気自動車は(補助金を考慮したとしても)、あまりにも下取り・売却価格が低下してしまい、とてもペイするとは思えません。一方、ハイブリッド車は、中古車市場でコンセンサスを得た様で充分ペイするものと想定できます。

さらに、ガソリン車からガソリン車への買い替えにしても、メーカーは燃費削減を実現しており、皆様が現在お持ちのガソリン車を同じ車種のガソリン車に買い替えても、燃費は自動的に削減できる可能性も大です。

参考までに、以下が国土交通省発表のガソリン車の平均燃費の推移となります。現在お持ちのガソリン車が5年以上前なら、来年以降に買い替えても自動的に燃費が削減できるかも知れません。車両価格200~250万円の車なら、マイナーチェンジによる車両価格のアップは3万円程度になっているという前提ですが。




よって、最後に整理させ手頂きますが、消費税増税を迎えるにあたって、特別な対策などは打たず、今まで通り自然体で車を買い替えることが賢明かと存じます。無理して、コスト志向に買い替えてしまうと、乗り味が悪く、直ぐに買い替えてしまうという、それこそ銭を失うことになり兼ねません。



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Posted at 2018/09/19 22:49:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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「車の経済学(68) 走行距離課税の経済学⑤ http://cvw.jp/b/2877098/46622881/
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カー・エコノミストの田理順(でん りじゅん)です。 BMWに約10年間乗りましたが、度重なる故障(何回ものランプ切れ、冷却水漏れ、オイル漏れ、パワーウィン...
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