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さくよめの愛車 [スバル インプレッサハードトップセダン]

整備手帳

作業日:2018年4月1日

ゴム部品リフレッシュ作業

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 12時間以上
1
※整備手帳の本番はラスト3枚だけです

事の始まりは先々週。例の持病でEGチェックと共にストール。
ディーラーさんに相談したところ、エアフロセンサらしいということで交換が決定いたしました。ですが、自分でできるところは自分でやる、がモットーの私。入庫ではなく部品発注で済ませます。
2
翌週。部品が届きました。

ん?誰がエアフロセンサーだけ頼むと言ったのかな?

ウェザーストリップ一式と、エンジンマウント、それにマフラーハンガーも交換します。
3
ついでに(全然ついでの作業ではないですが)マフラーも純正STIを流用チューン。アプライドF用だったかな。約5千円で仕入れた宇都宮土産です。餃子美味かった。
4
さて、しかし果てさてEGマウント交換はともかくとして、マフラー交換もウェザーストリップ交換もあれやこれも何もかも、さして目新しい作業ではありませんので、ネット上にて情報の溢れている作業でもありまして、特に解説はありません。ですが、少しだけこちらにてアドバイスのようなものでも。
5
・ウェザーストリップについて
ドアの内張りを剥がして行う作業です。
GC8の場合、もう100%の割合でウェザーストリップのクリップが車体に残されます。根気よく内張り剥がしでテコる必要がありますが、工具が無いと疲労が300%増しです。1000円もしないので、大人しく内張り剥がしを購入してのチャレンジをオススメします。

ドアモールも兼ねた部位は、ネジ止めがフロントドア一箇所、リア二箇所。互いにドア側ウェザーストリップを剥がさないと見えません。交換予定なら、間違いなく同時交換をおすすめします。ウェザーストリップは外すと絶対に壊れる使い捨て部品なので。
それから新品部品を見るとわかるのですが、白色のクリップが上から押し込まれている構造で、これがどうやっても破壊以外で外しようの無い曲者です。大人しく古いモールはバキバキ言わせながら壊して外しましょう。
ボディ側に残った腐れクリップはこじれば比較的容易に外れます。恐れず力技が吉。

ドア側ウェザーストリップは特に言うことがありません。クリップで押し込みゃどうにでもなります。(というかそれしかない)

ボディ側ウェザーストリップは、Bピラーの中央部をまず拳で押し込み、それから各部に這わせていくのが吉。内張り剥がしのヘラなどで、端部をめくりつつツメに押し込んでいく作業が主になります。これで結構握力と気力を使いますので、休憩しつつゆっくりやるが吉。私は翌日、利き手の握力が死にました。

単純なようでいて「あれ?ここは?」という細々とした疑問箇所が出てきますので、作業時は片側ずつ「剥がし→取り付け→剥がし→取り付け」とするのをお勧めします。疑問に思った箇所は、反対側を見れば見本がわかるという寸法です。
6
・エンジンマウントについて
STI品番はいつの間にかエンジンマウントのナットが削減されてしまったらしく、純正から移植が必要です。ですが特に万力が必要だとかそういった事はなく、足で踏みつけつつボックスで「グッ!」といけば普通にバキンと回ってくれます。力の無い人は延長が欲しいかな。
純正マウントは20年も経過するとやはり千切れてしまうようです。フル純正車だったうちの個体は助手席側が二分割で転がり出てきました。
エンジンマウントについては別段の異常は感じていなかったのですが、それでも年数が年数なのでなかなかいい状態とは言い難いのがほとんどでしょう。ドキリとした方は交換をおすすめします。ちなみに価格改定のせいでSTI品番のほうが安いです。振動もあまり増えた気がしません。

難関と言われるエンジンマウント交換ですが、実際のところ、割と大したことないです。
エンジンマウントをロワー側で全部切り離して、緩められるナットはすべて緩め、オイルパンに緩衝材噛ませてオイルジャッキでギコギコ上げて、途中でラジエターパイプの一部(ラジエターキャップの付いたリザーバーへ向かうパイプと出るパイプ)が千切れそうになるのでそれを外せば、そのまま拳が入るまで15cmくらいはガシガシあげちゃって大丈夫です。4輪にウマかけて作業していれば、特にエンジンが動くなども無かったですね。総じて、DIY派の皆さん、怖がってエンジン上げなさすぎだっただけでは……?という感想。
ラジエターパイプのほっそい二本以外は、ハーネスもパイプも特に千切れそうな部位は見当たりませんでしたし。

あ、ピッチングストッパーは外してくださいね。(エンジン側を切り離すだけでも可)
7
・ミッションマウントについて
どうせクロスメンバの切り離し時点で取らなければならない部品なので、フローティングブッシュとの同時交換をお勧めします。一部はフロントパイプが邪魔するのでボックスが必須、ミッション側のボルトを入れるのにエクステンション必須です。エンジンマウント変えられるなら余裕のよっちゃんです。鼻歌交じりに15分でぱぱっと変えちゃいましょう。フロントパイプが邪魔するボルトは一番最初に組み付けないとにっちもさっちも行かなくなるので注意。逆を返せば、干渉するからと言ってもフロントパイプ切り離したりする必要は一切ありません。外す際と入れる際、ジャッキは必須です。

画像の部品は廃盤でしたので、ヤフオクで中古を入手しました。割れた内装のリフレッシュ(?)
8
・その他の注意

・前期型のインタークーラーは、経年劣化もあり、パイプを外すのも装着するのも開発時の想定外にクソ辛い作業になっています。正直、エンジンマウントより辛い。スロットルボディ側と、インタークーラー裏の3本の10ミリで切り離したほうが後々楽です。というか、本来ここで切り離すべきなのでは?
ディープかエクステンションが必須ですが、逆にそれさえあれば手探りですが意外なほどに作業スペースがあります。エンジンルーム向かって右奥、フューエルフィルタのあたりから拳を突っ込み、パーツリストを見ながらカンで攻めてください。ギッチギチなGC8のエンジンルームですが、ここだけはなぜかスペースがありますので。何故でしょうね。

画像は今回の発注部品リストです。
ウェザーストリップでだいたい9万弱、エンジンマウントと関連でだいたい1万強(含むミッションマウントとブッシュ類)、エアフロセンサーが5万円、その他パーツがいくらか。
しかし奇しくも本日から価格改定入りましたので、残念なことにこれから行う方はもう少し費用がかかります。何%上がったかは聞いていません。
ミッションマウントは未使用中古品を仕入れたのでリストに載っていません。中古部品然り。

と、言いたいところで書き忘れていましたが、私、スバルカード会員なので部品代は5%オフです。
つまるところ、会員じゃない人は1万円近くも追加出費!
ここまでくると年会費の2000円弱とかクソ余裕で取り返せますので、購入前にスバルカードへ是非ご入会を。カード発行には1ヶ月近く掛かる(掛かった)ので、直前に思い立ってやると後悔します。是非とも計画的に、余裕を持って。まあ、額が額なので無計画にやる人は私くらいでしょうけど(問題発言)

※一応ダメ人間では無いアピールしておきますが、事前に貯めておいた整備貯金の中から無計画に出費したのが実情です


・あとがき

果てさて本当はツーリングついでに仕入れたマフラーを交換するだけだったのですが、ちょうど売っていたミッションマウント未使用品を仕入れた事に発したGC8のリフレッシュ計画、いつしかウェザーストリップも巻き込んで、月単位の大仕事に。

思うがままに買い漁ったところにまさかのエアフロセンサー故障も続き、私のマフラー交換は中古含む部品代のみ総費用で17万円弱という予想外の大リフレッシュ作業になってしまったのでした。
次はまた20年後。乗ってればね(多分ねーよ)

ここまでバカ真面目に読んでくださった貴方。
愛してるぜ、ありがとう。

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