お月のブログ一覧

普段行かないうどん屋に行ってみようシリーズ。
シックな黒外観、猫がファンシーな黒板メニュー、キュートな屋号、カフェのような内装。
海街ダイアリーみたいな美人姉妹が自宅改装して、うどん屋始めたのかもしれんと色々膨らませて行ったら、ベースボールキャップ被ったシソンヌのコント設定みたいなオッサン兄弟のメガネが注文取りに来る善通寺のお店「川川うどん」
高低差で耳キーンなるわと言いたくなるのを堪えると異端のうどんが味わえます。
ココのうどんはさぬきうどんの特徴である「踏み」の作業は行わず、熟成時間を長くとった多加水の細麺。
つまりはコシとか粘りから真逆のうどんに仕上がります。そんな麺なので作り置きは不可、オーダー受けてからの茹であげなので時間かかる点ご容赦ください。
で、うどん。
温しょうゆうどんを３回噛み締めたら麺が消えた、、なんじゃコレ。特徴のびよーん麺を堪能したいなら冷やかけうどんがオススメ。しょうゆうどんと2杯食べて710円

剛麺好きのさぬきうどんマニアには受け入れられんかもなぁ、、って心配になるくらいのしなやかさと細さは手延べ素麺とか稲庭うどんのよう。
見た目がまぁキレイ、コレをあのシソンヌが打ってるとは信じられん(ホンマに失礼)。
このうどん凄ぇなぁってゆーか、よくこの麺でさぬきに店出したよなぁってのが正直な感想。
「山下うどん(剛)」「よしや(捻)」「なかむら(弾)」「長田香の香(濃)」が五キロ圏内に揃う激戦区。このラインナップにココを加えてチャリで回ればテーマパークうどん王国の５アトラクションが満喫出来ますので是非どーぞ、違いに驚くと思うんでやってみてください。ワンデイパス(そんなん無いけど)五杯2000円でお釣り出ます。
うどん県民は絶対そんな事せん、ワシは山下のぶっかけなら一杯だけでゴチソウサマ。

うどん屋密度低めの高松東部にポツンなお店「あづまうどん」
まだ県外客には見つかっていないと思う(平日しか行かないから週末は知らん)。
先代の大工さんが自分で建てたお店を二代目が引き継いだお店ですが周辺に飲食店が少なく、駐車場も広くて入りやすいので地元民や現場に向かうニイちゃん達に人気継続。
出汁は昆布強めの甘味旨味が攻めてくる感じ、イリコ控えめだから県外人にも抵抗無いと思う。化学調味料をあまり感じないので、あとクチもスッキリ。

釜揚げの湯抜きと&かけうどんで２杯630円
ココの麺は水で締めるとノド越しが良くなり、麺の印象が変わるのが楽しめます。釜揚げだと食感重め(コレも良いけど)、一回締めた麺だと一気に軽くなるのね。
こーゆー味わい出来る麺がスキ、２杯頼む値打ちがあると思う
「麺の太さ色々、麺の量だいたい」良いキャッチです。
犬連れＯＫ(屋外テーブル)のお店

県外のヒトにとってさぬきのうどんは「コシがある、硬い」というイメージでしょうが、さぬきうどんにも色々タイプあります。「なかむら」に代表される弾力あるグミ系ムニュムニュや、喉ごし良い細麺しなやか系もさぬきうどん。
以前のTV番組でうどん屋ハシゴして、同じ材料なのに味が全然違う事を「ドイツ人とイギリス人、イタリア人。同じ白人なのに全然違う感じ。」と表現した方がいらっしゃって、その女優さん見る目が変わった。何食べても「うわぁ、モチモチで美味しいですぅ〜」の表現パターンしかないバカタレントの食レポにムカついているうどん県民は多いのです。
何食わせてもモチモチって抜かすバカ舌は来るな！

そんなモチモチ食感ブームの便乗したワケでは無かろうが、人気上昇中のさぬきうどんニュージェネレーション「瀬戸晴れ」が新田町から牟礼に新築移転したんでお祝いがてら行ってきた。
新田町の時は何かのついでで寄れとったけど、牟礼は用事が無いと行かんのでねぇ、、

なかむらとも違う弾力と適度な捻れ
あー、美味い
ワシの評価はもぉ良かろぉ
普段使いのうどん屋にしてはちぃと高いし(釜揚げ1.5玉、ちくわ天)高松牟礼にほとんど用は無いけど、このうどんが有るならまた来ようか、山田家より近いしのぉ。

夏から新商品推しで貼りっぱなしの店内POP
誰も食わんじゃろうと思ってたが
今日くらい冷えると、温まりそうなモンなら何でも美味そうに見えて来るマジック。
それに何種類もチーズ入れてるなら、ひょっとして割安なんじゃねぇか？って貧乏人根性が顔を出して発注寸前までいったものの、オーダーは定番のしっぽくうどんに落ち着く。
食に関して相当保守的、今度若いモン連れて来て注文させてみよう(ヒトクチ貰う魂胆、セコッ)

うどん県民以外に「しっぽく」は通じるのか？

もぉー、何やっとるんだ、、

確かに三代目になってからの評判は良くなかったけども
段々とマシになるじゃろとコッチは構えてたのに情けない
どっかのクズ屋、違う
クズ餅屋と同じかねぇ、、、

うどん屋が情熱大陸出たり、プロフェッショナルに取り上げられたりして持ち上げられるのもキライじゃけども、フツーにうどん出してくれよ。
近年、胡散臭い「うどんコンサルタント」にボロボロにされる店を何軒も見たが、コレは自滅。
裏山でネギ育てずに大麻栽培してたのかね、情けない。

と言う訳で、連休にうどんツアーを予定されてた県外のお客様、谷川米穀店はしばらく休業の見込みです。行程の見直しをお願いします。