
連日暑い日が続きますね。
今日は911を収納しているイナバガレージの断熱対策の話です。
このガレージは約3年になるのですが、庫内の熱対策をしたいと思っていまして、去年いろいろ調べた上で一番短時間・低コストでできそうな遮熱塗料を塗ってみましたが、効果はみられずでした。(鉄板のみガレージでは効果薄いのかも。)
でも、今年は別対策を!ということで、天井に断熱材を貼ってみたところ効果が得られました。
一人で施工可能で、天井高はできるだけ犠牲にしないように考えてみました。
イナバガレージのメリットとしては低コストで丈夫、雨風をしのげる点でしょう。一方、デメリットは鉄骨に鉄板を貼っているという構造上、外気温度の変化に弱いところ。冬は結露。夏は庫内がとにかく暑い。シャッターを開けたところで、真夏は直射日光で鉄板温度が50℃以上になるので、ガレージ庫内温度も40℃を軽く超えます。
イナバガレージの天井の鉄板はC型アングルの柱9本で固定されています。
今回はC型アングルの間に断熱材(スタイロフォーム25mm厚)と合板を入れることで天井高への影響を抑えることにしました。
断熱材と合板の固定方法は下図ような感じで(なんか仕事のレポートみたいになってきた(笑))。まず天井板を固定するM6ボルトを板一枚あたり2本除去し、代わりに50mmにカットした寸切りボルトを入れた後、ナットで固定。次に、そのボルト位置に穴を空けた断熱材/合板をはめてナットで固定。板の反対側はL字ステーとドリルビスで固定しました。板が軽いのでこれくらいで十分かと。
一人で施工可能とするために板材は5.5mm厚で、サイズもエリアあたり4分割して、最大でも830x910mmとしました。
寸切りボルトは1mのものを5cmに切断。
こんな感じで通常のボルトを板固定に使用する箇所は寸切りボルトに入れ替え。
一枚目を貼ったところ。この板は600x910mmサイズ。
貼り進めたところ。
昼間の作業中は天井の熱をモロに受けながらでしたが、断熱の効果は板を天井にあてた瞬間、顔に感じる熱が遮られるときに一番体感できました。
温度の方ですが、外気36℃の場合で
天井の内側表面温度: 施工前の鉄板表面 57℃ → 施工後の合板表面 38℃
※テスターのおまけの熱電対測定値なので参考(笑) でも施工前は触るとやけどする熱さです。
庫内温度(胸高さ): 施工前 44℃ → 施工後 39℃
庫内39℃ははっきり言ってまだまだ暑く、ガレージ内で作業するには辛いレベルですが、それでも施工前に比べると危険度は下がったとは思えます(汗)
あと保管している車とかケミカル類の持ちも変わってきそう。と、それなりに効果ありましたので、昼間に日光があたる側の壁面もやってみようかなと思います。
最後に参考までに費用ですが、ざっくりこんな感じ。
合計 \25,780
スタイロ \950 x 14
板 \820 x 14
ボルトナット類 たぶん\1000くらい
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ガレージ | 日記
Posted at
2020/08/24 21:53:29