クラッチ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
今回エンジン降ろした第一の目的であるクラッチの交換です。
交換するのはSACHS製の一般的なスプリング式クラッチです。87~89年の911のG50ミッションには後で登場するゴムダンパー式のクラッチが使用されています。
2
エンジン降ろして、ミッションケースを切り離す前にレリーズフォークのシャフトを抜きます。
3
ミッションケースを切り離したらクラッチが出てきます。
クラッチカバーは鉄の端材で作った回り止めを付けて取り外しました。
4
フライホイールはスタッドボルトにストレートメガネレンチを掛けて回り止めにして外しました。
ボルトはトリプルスクエアという12角のものが使われています。ハイパワーに対応させるためなんでしょうね。ボルトは9本止めです。
外すときにそこそこトルクが掛かるので回り止めにするスタッドボルトの場所は変えながら緩めていきました。
5
取り外したクラッチとカバー。
クラッチのゴムダンパーは劣化がみられませんでした!
余裕で再使用できるレベルです。
6
フライホイールボルトとパイロットベアリングは新品に交換。
ベアリングはFAG製を購入しましたが、部品にはNACHI(日本製)の文字が…(笑)
7
センター出し工具は10mmソケット、3/8と1/2変換アダプタ、1/2エクステンションバーが「ちょうど良いサイズ」で使えました。
ここはセンターずれて組むとミッションのシャフトが挿入できないので、超集中して作業しました。
8
無事にミッションケースと合体できました。
今回の作業を通じての感想です…
部品が重い。
特にクラッチカバー。片手では持てない。NAの911にはオーバークオリティかと思うくらいのサイズです。フライホイール軽量とか興味ありましたが、その前にこのカバーの重量が気になりました。
ミッションケースの高さ合わせは慎重に。
エンジンとミッションを組み合わせる前にきっちり位置だしするとすんなり合体できます!僕はミッション用にも小さい台車を作って角材で高さ調整してみました。
ミッションケースもかなり重いので手で位置を微調整しながら組もうとするのは難かしかったです。
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