自宅で使用しているキャノンのMP640でB200エラー発生。
キャノンタイマー発動です。
今回は自宅プリンター復旧の備忘録です。
手を加える部分はトナーカートリッジを格納するプリンターヘッドになります。
自宅や職場でキャノンのMP系インクジェットを使われている方、買い替えの決心が付かれたらダメ元でどうでしょう。
あくまでも自己責任でね。
では、復旧手順と作業をば。
①本体から電源ケーブルを抜く。
②トップカバーとスキャナートレイを一緒に開ける。
③トナーカートリッジを取り外す。

④カートリッジトレイのロックを解除する。
⑤カートリッジトレイ兼プリンターヘッドを取り外す。

⑥取り外したユニットの奥面の基盤を確認する。
⑦上段端子の右側2つ目から4端子を絶縁する。
⑧上段端子の左側2つ目から1端子を絶縁する。

⑨サービスモードで起動する。(正確な手順はマニュアル見て下さい)
・ユニットを元に戻す。
・トナーをセットする。
・カートリッジトレイを一番左側に寄せる。
・トップカバーとスキャナートレイを閉じる。
・本体に電源ケーブルを接続する。
・ストップボタンを押したまま、電源ボタンを押して2つのボタンを長押しする。
・5秒以上経過したら電源ボタンは押したままストップボタンだけ離す。
・ストップボタンを1回押す(オレンジランプ点灯)
・ストップボタンを1回押す(オレンジランプ消灯)
・電源ボタンを離す。
⑩サービスモードで起動が成功したら自己診断が完了するまで待つ(idleと表示)。

⑪電源ボタンを長押ししてシャットダウンする。
⑪電源ボタンを押してメイン画面が表示されたら完了。
⑫インクを補充しヘッドクリーニングを行う。
カートリッジトレイ兼プリンターヘッドを取り外したついでに洗浄する場合は蒸留水で洗浄してください。
自分は温い蒸留水で浸け置きして固着したインクを溶かして洗い落とししました。
ただ、洗浄は目詰まりの原因になるのでお勧めしません。
普段使っていて滲みがひどいと感じたらで良いと思います。
基本的には端子の絶縁加工だけで良いと思うのですが…。
B200のリセットを行うためサービスモードで起動しています。
同じ機種なら大丈夫だと思いますが、MPシリーズでも端子が違うとこの手は不可です。
最後に、買い替える決心がついたうえでの自己責任でチャレンジして下さい。
今回絶縁したカートリッジトレイの交換費用で新しいのが買えます。
でも、一手間で復帰可能な事を考えれば、SONYタイマーほど極悪じゃないですね。
Posted at 2017/11/06 21:31:19 | |
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