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デートカーとして活躍してくれた（勿論それだけじゃないけど）。新婚旅行も、この車で、関西スタートで、西は尾道、東は東京まで走り回った。その間、たった1枚のCD、ZARDのアルバム「揺れる想い」が、セリカスーパーライブサウンシステムで延々とリピートしていた。

次男が生まれる直前、妻は自宅で電話で看護婦と連絡を取り合っていた。ところが、看護婦の判断ミスのため、自宅で産まれそうな状態になった。慌てて妻を車に乗せ、産婦人科病院まで急行。その途中、後部座席から、赤ちゃんのうめき声が！　妻は、誰の助けも借りず、後部座席の妻のコートの中で無事次男を産んだ。最終的に病院から出産費のディスカウントを受け、会社から出る出産見舞金から出産費を引くとプラスになったという。。。ちなみに、産まれた瞬間は、R1の瀬田川大橋上だった。
他にも、4WDということで調子に乗った挙句、砂浜でスタックしたけど、すぐ近くにいらしたウインチ搭載4WDオフローダーに救出して頂いたとか、思い出が一番多い車になった。

愛媛に単身赴任していた4年間の足だった。基本、満足していた。ただ、後部のスペアタイヤを保持する支柱はいかにも重そうなため、外すことも考えたが、外すと、カッコ悪く見えるので、付けたままだった。

キャンプ道具を積んで、キャンプにによく行った。
小回りが効かず、引越し先の駐車場にはデカすぎたので、シエンタに乗り換えた。

子供の成長期を支えた、実用上不満のない車だった。