
さて、ウィークデーに戻って
大きなネタが無くなったら、
また書籍シリーズといきましょう
…これで1ヶ月はネタがもちそうだ(w
実はコレが私にとっての
本当のバイブル!
ポール・フレールは往年のF1、ル・マンを走った名ドライバーで、
舘内端、徳大寺有恒、鈴木正文、小林彰太郎 … などなど、
国内モータージャーナリストの重鎮達が口をそろえて「先生」と呼ぶほどの
カリスマを持った自動車評論家です。
この人の一番の魅力は、モータースポーツの第一線にいた経験もさることながら、
自動車の工学と、運転技術について、学者も顔負けの理論を熟知していて、
その全てを簡潔かつ的確に解説できるところにあります。
そんなスゴイ人が書いた「運転の教科書」がコレ。
「ドリフトの仕方」とか、「サーキット攻略法」 といった一点集中のテキストや
「素人のための安全運転法」みたいな本はいくらでもあるけど、
この本のスゴイところは、一般公道の走行から峠走り、サーキット、ラリーまで
全ての場面での理想のドライビングを包括していることと、
その全ての解説に合理的な理由を示しているところです。
「クルマの全ては物理である」と考えている、ガチガチの理屈派な私には
これ以上ない教科書で、
この本で読んで実践し、身につけたテクニックも数知れず…
未だに読むたびに新しい発見を与えてくれる、
文字通り絶対に手放せない、私のドライビングのバイブルです。
ただ、文体も論調もクソマジメで地味なので、
あんまり好きじゃない人も多いかも^^;;
ただ、真面目にドライブの理論を勉強してみたい人は、
一読の価値あり! です
…ちなみに、この表紙のクルマ…
一度乗ってみたい!!!
Posted at 2008/01/22 00:04:01 | |
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