フォグカバーのエアーダクト化
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
分かりにくいですが、完成形になります。
右のフォグランプ後方に、HKS製のエンジンオイルクーラーが、装着されました。
そもそも、スーパーチャージャーの特典で付属してきたもので、特にレースをする訳でもなく、そのまま乗っていました。
ブリッツ製の油温計で、数字が見えるようになると、意外と高温になる事が分かりました。
GW連休に夏日もあり、外気温が27℃近くになると、街中では98℃まで油温上昇を確認。
ただ、そもそもオイルクーラー装着前の油温を知りませんが、あるサイトによれば、
油温:推奨温度域 80~120度
限界温度域 :130度
とありましたので、全く高温の域では無い事は理解できました。
なので、ほぼほぼ今回のチューニングは、趣味の領域である事は間違いなさそうです^_^
https://option.tokyo/2020/08/17/75839/
とはいえ、少しでも冷却効果が出ればと、86ユーザーでオイルクーラーをつけた方の多くが実施しているフォグカバーの穴あけ加工をすることにしました。
別件でバンパーを外す必要があったので、GWの外出自粛の機会に、いい時間つぶしになりました。
2
いきなりですが穴あけ加工後の写真です。
デザイン形状的に、最大この4箇所しか、穴は開けられないなぁと思います。
私の場合は"フォグランプ付"のフォグカバーで加工を行いましたが、恐らくオイルクーラー装着者で、フォグランプを共着している人は、相当 希少なのではないかと思います。
(フォグランプとオイルクーラーとの隙間が狭い為、フォグランプの長さが純正以下の寸法でないと、干渉して共着が不可能な為)
天気も良く炎天下での作業でした。
材料のPPは、ほど良く柔らかくなり、カッターで加工しやすくなってました。
各穴に対し、角部分をドリルで穴を開け、穴と穴の間の最小限の長さでカッターで切りました。
仕上げはキチンとヤスリで切断面とバリの処理を行なっておきました。
3
6年を超えてますので、樹脂材のPPは、白っぽく劣化感が出ていました。
そこで、ついでに黒色塗装することにしました。
デイトナから出ているまさにその目的用のつや消しスプレーです。
プライマー無しに、PP材に直接塗装できる優れものです。
水洗いとシリコンオフでしっかり前処理して、塗装した結果が写真の状態です。
均一なつや消し感が出て、高級感が一気に高まって見えるのは、欲目でしょうか?^_^
4
せっかくなので開けた穴の裏側には、アルミメッシュシート(グリルネット)を取り付けるべく、ネットで購入。
39ショップのアズーリプロデュースから販売されているグリルネットです。
どうもアメリカ製ですね。
単純な菱形ではなく、凝った形状してます。
物が届いて理解しましたが、長さ1mもあります!
こんなにいらないのになあ〜。
もったいないから、バンパーのグリル部分にもあとで貼り付けようかな。。
5
固定は、みんカラ諸兄同様、ハーネス固定クリップで止めました。
両面テープで作業は比較的簡単です。
もちろん、PP材には両面テープはくっつかないので、クリップ固定部にバンパー用プライマーを事前に塗布しておきます。
作業完了後のフォグカバーの裏側の写真が、これになります。
グリルネットは、ニッパーでチマチマと切るしかありません。
6
続いて、バンパー側の加工です。
黄色く囲んだエリアに穴を開け、風の導入口を確保します。
カットする部分のイメージを油性ペンで印をつけておきます。
もっと大胆に大きくカットしても、剛性上は問題なさそうですが、そもそもフォグカバー側にそれだけの開口面積が無いので、頑張って大きくする意味もないので、このサイズとしました。
加工は、フォグカバーと同様にドリルで穴を開けられるだけ開けて、カッターで切り込みます。
7
穴開けが完了したら、フォグカバーの空いた穴から、バンパー色が見えるのもみっともないので、マスキングした上で、同様につや消し塗装をしておきました。
ほぼ見えないので、塗装後の外観にさほど神経質にならずに済むので、作業はあっという間です。
8
バンパーに戻して完了。
奥にインタークーラーのコアが覗き見えます。
こんな僅かな大きさの穴だと、冷却性能的には、焼け石に水ですね。
あ、でも雨の日は水が直接かかり、冷却効果は高まるんでしょうね、キット。
しばらく、油温計を眺めながら温度変化を観察したいと思います。
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