原付バイクも整備した
私はホンダのリトル・カブを所有しているが、10年間で5000kmも乗っていない。理由は以下のようなものになる。
1、倉庫からの出し入れが大変
2、カゴの取り付け方が分からず、積載性がゼロ
3、小さな故障に対して修理の方法が分からない
今回、このうち「2」と「3」について、大きな前進があった。
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リトルカブの荷台にRVBoxを取りつける!
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リトルカブのバッテリーを交換する!
機械オンチということ
去年、バイク屋さんにキャブレターを交換してもらって数年ぶりに自賠責保険を契約しなおした。つまりこの数年間は全く乗っていなかったのである。理由はいま述べたとおりだが、その背後にはお金の問題がある。
自賠責保険を1年か2年で契約したとしても、上記の1~3の理由で使いづらい。次第に乗ることに億劫になってしまう。そのまま更新切れを迎えると、また一段と消極的になってしまう。10年以上、この繰り返しだった。
自賠責保険の他に、整備に関する部品代・工賃も含めてお金が幾らかかるかの不安が足し算されていって、「もういいや(´・ω・`)」となるのであった。
「バイクは自分で整備しながら乗るもの」「原付バイクくらいは誰でも整備できる」…。
このようなことは伝え聞いている。何となくそうだろうと思う。きらたかし先生の「ケッチン」という漫画を読んで、「自分で整備してみようかな!」と奮起したこともあった。
でもとにかくやり方が分からなかった。
普通科の高校出身だからなのか、「キャブレター」とか「バッテリー」というカタカナの文字を見るだけで頭が痛くなってくる。これらの専門用語は、工業高校を出た人(実際に触って弄る訓練を受けた人)でないと意味が分からないのではないか。それが一般感覚なのでは???
二輪車が走る上で、これらが何のための部品なのかも知らない。実物を見たこともない。このような個々の部品とバイクそのものが走る原理の関係を知ってないと、不具合が起きたときに何が原因かを探ることができない。つまり自分で対処できない。
漫画や書籍の解説を読んだこともあったが、何か、自分の知らない肝心なことを既に知っている人向けに書かれてあるように感じた。これが機械オンチということなのだと思う。
状況は変わった
しかし今は「みんカラ万歳! インターネット万歳!」である。ネットを頼ればよかったのだ。今まで到底知ることができなかったことについて、自分目線で知ることができる。
ネットの情報によって「ウインカーがアクセル入れたときしか点滅しない → バッテリー切れ」ということも知ることができたし、バッテリー交換の方法についても、同じ乗り物の同じ作業感覚の解説動画を手本にすることができた。
多分もう少しの勉強で、自分でチェーンの掃除・調整やオイル交換や、もしかしたらタイヤ交換なんかもできるようになるかもしれない。
とにかく大したことじゃないかもだが、機械オンチだった自分が急に変わってきたのを感じる。同時に生活が豊かになっていくのも感じる。
今はバイクにものを積めるってだけで、ちょっとした街への買い物にリトルカブを使うことができる。多少の雨が降っても大丈夫である。カバンが濡れることもない。
ヘルメットを入れて鍵も閉められるので、人目につくところで長時間バイクから離れることもできる。
目が疲れないためにゴーグルも買ったので、長時間・長距離の移動も積極的に考えられる。
…などなどいろいろ自分の生活が便利な方向に変わっていくのを感じる。

今現在のカブの様子。
冒頭の使いづらい理由の「1」についても、いい打開策が浮かんだので、これから取り組んでいく。予算的にもすぐに何とかできる範囲だと思う。
Posted at 2018/04/02 11:18:45 | |
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