ミッションオーバーホール(インプット・アウトプットシャフト編)

9年前に中古パーツで組んで13万キロ以上走行したセミクロスミッションをオーバーホールしました。

ベアリングプーラーを使ってベアリングを抜きます。

インプットシャフトのクラッチ側は、スナップリングを取り外し抜きます。が専用のプライヤーが無いと取れないようで、ドライバーで叩いても取れませんでした。後日にします。(前回もそう思ってそのままだったような･･･)
ちなみにシールドベアリングなのは小型車用で、軽用より強いらしいです。

P.S. スナップリングは結局叩いて取りました。

インプットです。
3速のシンクロナイザリングは新品に、
他のシンクロ関係は予算の都合で前車エッセの程度の良い中古に取り替えました。

アウトプットです。
1,2速のシンクロナイザリングはL880Kの2速を新品2個、他のシンクロ関係はエッセの程度の良い中古を使いました。

1,2速はパイザーのギヤを使っているので、サブギヤが無く2mmほど太いです。
(いい感じのメカニカルノイズがします)

ベアリングの取り付けは、プレスが無いので鉄パイプ(内径25mm,長さ150mm)を使って打ち込みました。音色が変わるまで均等に打ち込みます。

多分20万キロ位使用したパーツですが、不具合が有った訳では無いので、シンクロナイザリング、シフティングキー、シフティングスプリング、シンクロナイザハブは特に磨耗などは見られませんでした。


今回購入したギヤ関係のパーツ。

90043-63160
￥930 アウトプットシャフトベアリング
97103-06205
￥810 インプットシャフトベアリング×2
33369-97201
￥5100 L880K 2速シンクロナイザリング×2
33367-87707
￥2550 3速シンクロナイザリング
90045-20105
￥170 インプットシャフトスナップリング
90043-64131
￥1590 ニードルローラベアリング

後日、今使っているミッションのノーマルギヤと組み換えます。
組み換えるには、アウトプットシャフトの径が違うのでニードルローラベアリングの取り替えが必要になります。