CVT→MT載せ替え 公認取得までの道のり その1
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
12時間以上 |
1
まずは使った部品たち
1.RS5F92Rミッション(VM20、E12改とか)
2.K13改用のクラッチ、フライホイール
3.K13改用のクラッチマスターシリンダー
4.K13改用のクラッチパイピング
5.ZE11用ブレーキリザーバータンク
6.ZE11用シフトデバイス
7.北米日産純正コンソール
8.北米日産純正サイドブレーキレバー
ミッションはRS5F92Rを選んだ理由が、たまたま貰ったのと、ZE11やK13改の91Rに比べてファイナルギヤ比が違います。
92R=4.214
91R=4.066
なのでクロスになります。あと、NV200を使う事によって構造変更時に強度計算が一切いらなくなります。E12改は既に構造変更がされている車体なのでそれからミッションを流用しても審査に通りません。
パイピングは何でもよかったんですが、新しい車の方が安いって理由でK13改のを使いました。リザーバータンクはZE11のにしないとフルードをマスターに供給出来ません。
2
シフトデバイス取り付けですが、Z12はイギリス仕様が右ハンでフロアシフトだからなのか穴を開ける位置が既にマーキングされてます。でもデバイスを入れる穴は決まってないので型紙を作ってなぞった後に切ります。写真は大雑把に切った感じで後で整えました。
3
カーペットはぶった切らないと付かない、デバイスを入れる時はミッションを降ろした後にやった方が絶対やりやすい。サイドブレーキはポン付けだけど、ステーでかさ増ししないとコンソールに届かないからステー作った方が速い。
4
インスタのフォロワーさんでCVTから6MTに載せ替えた方と話してたんですが、その投稿でこのパイロットベアリングが硬過ぎて破壊したと言ってたのでそれを取るためにパイロットベアリングプーラーは絶対必要。ハンマーでやるタイプを最初に買ったんだけど無理でした。CVTだとこれが付いててトルコンが穴にハマります。MTだと無くなってインプットシャフトが入る。取れればこっちのもん。
5
あとミッションマウントが入るこのスタッドが何故か15mmのディープが必要で買いに行きました。モンキーなんかだと絶対回りません。
6
Bプラットフォームはメンバーを取らなくてもミッションを降ろせるけど取った方が絶対いい。ドラシャはNV200のMT用を使わないと合いません。自分のZ12はジュークナックルで5穴になってるので全く問題なく付いたけど、4穴の場合はZE11のドラシャを付ければ良いと思う。でもその場合はZE11の91Rミッションを使わないと構造変更の書類作る時に強度計算が必要になるよ。ここでリバースランプスイッチの配線とインヒビターSWの配線を繋げてあげればバックに入れた時にちゃんとバックランプが点きます。後々TCMを外すからセンサー類とかCVTユニットの配線は必要無いので切って絶縁します。インヒビターSWはスターター信号の+-を繋いでから他は切って絶縁する。
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部品を変えてもそれで終わりでは無いんです、まずTCMのコネクターを全部抜きます。じゃないと大量のフェールセーフで全く走らない。そうなるとECMがCVTユニットに送受信出来ないよとCANエラーを吐いてフェールセーフで加速しなくなるので、ECMをVM20の5MT車用ECMに交換します。配線がVM20にはEGRが無いのでコネクターを抜きます。このキーマークはどうやっても消えませんが、鍵も閉まるしイモビライザーも作動するのでそのままにしています。
次は構造変更書類作成編です。
8
オマケで、フロアシフトになるのでコラムシフターは全部取ればいいんですが、自分はコラムカバーに穴が空くのが嫌だったのでE12ニスモ用のステアリングコラムを使いました。また暇な時にでも紹介します。
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