武川スーパーストリートアウターローター取付

暖めていた軽量アウターローター、このまま春になってしまいそうだったので、寒空の下、気合入れて取付け^ ^
　必要な特殊工具はローターホルダー、ロータープーラーくらい。センターナットを緩めるとき、ローターホルダーをチェンジペダルなどに当てて保持させておくとレンチに両手が使えて緩めやすいです。
　ナットが取れたらプーラーでローターを外します。このプーラーは1000円ちょいする工具だけど、使用するのは数秒ほど。

ローターが外れた状態。純正のコイルベースが現れます。
　ここから難所。コイルベースが固定されているプラスネジ、回しづらいうえ、非常に硬い厄介者。

ショックドライバーでガンガンやるのが定番だけど古いHCエンジンにハンマーの衝撃を何度も加えるのは各所へのダメージが怖いです。
　そこでオイルポンプ交換時と同様に、緩めることは考えず、あっさりネジのアタマを飛ばします。

3ヶ所のネジを飛ばしたところ。電ドリがあれば5分ほどで完了。
　これでコイルベースが外れます。特にエンジンオイルは溢れません。
　残ったボルトは指で回せば外れます。

武川のローターは純正よりも直径が22㍉小さく、重さは半分ほど。持っただけで分かるほどの違い^ ^

クランクシャフトに凸キーが付いているので角度など気にすることなくローターを設置できます。
　軽量ローターを取付けたら、パルスセンサーとの距離を0.5〜1㍉に調整、ひとまず0.65㍉にしました。

武川のローターは点火時期を調整できます。
やや進角の33°にしたところ、ケッチン気味で始動が悪くアイドルも続かない、31.5°でもまだ。結局、エイプ標準の30°でベストでした。
　CDIも武川製にしているので、CDI側で進角が取れているで、センサー側は標準でいいのかもしれない。

電圧は純正より0.6V高く出ていた。大きなヘッドライトとテールランプ、その他デイライトやマーカー、メーター2つで、バッテリーレスのくせに相当な消費電力だけど、問題なく全点灯してくれた^_−☆
　50エンジンのときにも軽量ローター付けていたので、実走行での感動は少なかったものの、レーシーな吹け上がりはやっぱり気持ちいい◎！