GT/GKインプレッサ用シフトノブ加工流用

GT系インプレッサのシフトノブ。
ピアノブラックとシルバー加飾でシンプルなデザインですね。
デビュー当時より流用出来ないか注目してました。
今更感はありますが、今回運よく格安で入手ができたので、
ダメ元で加工、失敗覚悟、流用を目指して早速いじってみました。

SJ純正との外観の比較。
大きなところでは内部のロッドの長さが全然違います。

このままの状態ではSJに取り付けることはできないので、壊す覚悟で加工をします。

プッシュボタンは基本的に構造は同じですが、プッシュボタン内部にロッドを引っ掛けるフックがあるのですが、
フックの大きさ、形状に若干の違いがありました。

プッシュボタンとロッドをSJのものに取り換えれば、
制約はありますが取り付けは可能です。（制約とは後程）

プッシュボタンはSJ用を使えばロッドの加工は必要ないのですが、
取り外す際に爪を割ってしまったので、プッシュボタンはGT用を使います。

そしてフックの形状が異なるため、ロッドのフックが入る穴を広げる加工をしました。

ノブ本体の分解。
といっても、黒いプラのカバーを外して、シルバーの加飾を取り外すだけです。
黒のプラカバーは左右の爪があるので、細いマイナスドライバーで丁寧に起こして、
接着剤を意識しながら剝がすのみです。

そしてやっぱり。
シルバー加飾はクリアレッドに塗ってしまいます（笑）

黒いプラはコンパウンドで磨きを。

そして各パーツを元通りにシフト本体に組み込みます。

そしてここも加工が必要。

シフトブーツは、今VAGのものがついていますが、
VAとSJは大まかな形状が同じなのでシフトブーツの加飾リングがそのまま嵌ります。

GT用のシフトノブはリア側に突起があるためうまくVAのブーツに上手く嵌らりません。
なので今回はスパッと切り落としました。

そしてクルマへ取り付け。
シフトノブにはスプリングピンがついていますが、
SJ用のロッドを使用しても、GT用のノブをつけると、ピンの位置が浅く、クルマ側のシャフトの切り込みに掛かりません。

ここは自己責任で魔法のテープをうまく駆使して何とか固定しました。

通常走行には何ら問題はありませんでした。
ものが安く手に入ればチョイ加工で流用は可能なのでこれもアリだと思います。