
ようやくまとまった時間が取れたので、今更
ながらの備忘録ブログです…
11月13日に、広島のスポーツランドTAMADAで
開催された、ポテンザサーキットチャレンジ
(略称PCC)に参加してきました。西日本初開催に
加え、「シーズンイン」というパワーワードに
誘われて(^^;
会場は広島市内、と言っても安佐北区。まぁその
名古屋だと緑区、福岡だと早良区、それぞれの
深~い所みたいな場所(スンマセン)
ギリギリまで迷った結果前泊。
まだ何となく、夕陽に向かって出向くというのに
違和感が。朝陽と闘いながらが常だったので(^^;
そして宿着。
広島市内、中心では無いと思うけど市電が走ってる
エリア。スマホカメラの実力に感心。
※傾き補正アリです。
明けて当日。
公式サイトから拝借。まぁ、こういう場所です。
サーキットですしね。
割と早い段階からの雨予報。小雨ですが実際降って
ました。しかしそこは覚悟して乗り込んだんですが、
こんな感じ。どっちかと言えば、雨よりこの霧の方が
キツかったかなぁ。
さて、今回のメンツ。
奥に見えるいつもの方と、間にもう一方のルーテ3台
での参加予定でしたが、その方は急遽不参加に。
なのでルーテ2台で、ATクラスにエントリー。正直
そのクラス分けはぁ…って思ったんですけどね(^^;
にしても、こうしてパドック区切られてるのって
初めてです。
で、いつもとチョット違うのは、いわゆる走行会では
なくて、ジムカーナです。そう、パイロンくるくる
です。です、って、そのつもりで来て「初めての
サイド引き?」とか思ってたんですが、
当日発表のコース図。正直…ミニサーキットやん?と
思いました。実際普段はカートコースだそうです。
パイロン立ててスラロームの区間もありますが想像・
覚悟してたものとは、かなり感じが違います。
後になって軽く調べると、全日本クラスの大会でも
あるみたいですね、こういうコース。そして「あ、」
と思う。全日本でも2ペダルのクラスが出来たんよね
と。だったら今回のクラス分けも、納得。
このイベントのテーマが、
安全に、気軽に、楽しく。
との事。しかし本気のジムカーナ同様、慣熟歩行から
始まります。小雨&濃霧の中、ブリジストン契約
ドライバーの講師陣4名と共に歩きます。しかし
「パイロン、どっちから入る?」にばっかり気が向く
ボク(笑)歩いた感じ、どうしてもナリモとダブらせて
しまいました。
で、多分このイベントならではだと思うのですが、
コース図にもあるように、いっちばん最後。
この枠の中に車両の一部を納めて完全停止、という
ものがあります。入らなくても、先の白線を越え
てもダメ。特に白線越えはタイム無しになるという
厳罰っぷり。フルブレーキを体験して欲しいという
開催側の狙いがあるそうです。
と、先の画像のように、
開催中はYouTubeでライブ配信されてました。待ち
時間中にチラチラ見てたんですが、いやぁさすが
プロ。濃霧の中でもキッチリ追いかけてたのは
素晴らしいです。
この画像は練習走行時のもの。タイム計測無し、
コースを覚える為だと思って…ボーッと走っちゃった
結果、ミスコース(恥)復帰にも手間取って、ご迷惑
お掛けしました、スミマセンm(_)m
そして計測ありで3本走ります。ジムカーナなので
単走。ここら辺も安全に配慮と言えます、かね。
ゼッケン順に走る為、バタバタと用意して挑んだ
1本目。
理屈では無く体感で、ウェットだろうが極端にペース
落とす必要はない、ゆっくりよりも丁寧に、と思って
挑みましたが、やっぱり全般的に漫然とした走り。
タイムは66秒チョイ。最後の白線越えやパイロン
タッチは無し。
コースから出ると、手招きされました。誘導されて
停められて、手渡されたのはトランシーバー。
1本目の走行を見た講師陣からのアドバイスとの事。
え?そんなのあったっけ?と思いつつ拝聴。もの
すごく言葉を選びながらでしたが、その趣旨は、
もっと行け(イケる)
だと解釈しました。全体的にはよくまとまっている
が、雨のせいなのかどーも大人しい。危ない事を
しろ、というのではなく、折角の機会と捉えて…
只、ブレーキを詰めるんじゃなく、早めにアクセル
開けられるように組み立ててみて下さい、との事。
流石です。「多分まだイケるよなぁ」と思いながらの
様子見走行を見透かされてました。練習ではミス
コースもしてますし(^^;;;
全員の1本目が終わり、同乗走行の時間。確かオレも
申し込んだよなぁ、と思って慌てて本部に確認(汗)
自分は助手席に乗り、講師に運転して貰うという
パターン。
指名制では無いので誰が来るかは解らない状態で、
元気よく運転席に飛び込んで来られたのは、

※ブリジストン公式から拝借。
河本晃一選手。N社勤務でBRZで全日本に、という
色々錯綜されてる方です(笑)
10月だったかな?幸田サーキットでも開催された
PCC。そこでルーテシアRSに乗り、えらくお気に入り
となった様で。終始「うっわ、曲がる曲がるぅ!!」
とテンション高く走行。
…正直に言うと、今まではプロの横に乗るのって、
アトラクション的な意味合いが強かったボク。でも
今回、以前よりは冷静な自分にビックリ。
もう終始、体が前後左右どっち方向かに振られます。
で、その動く方向を結ぶと、円運動なんですよね。
それも不快な揺り戻しもなく、終始腰を軸にぐーる
ぐる、です。
そんな中でも自分との違いは前後方向。ドン!と
前に振られる、つまりブレーキングですが、振られ
具合から想像するより遙かに速度が落ちません。
そこから右、或いは左にグルン!と振られてからの
のけぞり具合。おかしい、アクセル踏むのは同じ
なのに、何でここまで加速Gが違うの!?と思って
いると走行終了。
そしてここでも言われました。曲がるクルマだから
って安心するんじゃなくて、曲げる為の手順。
しっかり曲がるキッカケを作って、早い段階から
アクセル踏めるようにすればいいですよ!と言い
残して次の同乗へ、文字通り飛んでいかれました。
どうやら曲がるキッカケというのが、あの何とも
不思議な、減速具合とGが釣り合わないブレーキ
なんだろうなと漠然と。「ドン!ブレーキは禁忌」
と考えるようになった最近のボクですが、やはり
必要な時もあるんよね?と独りブツブツなヤベぇ
やつ(爆)
全部とは言わん、ってか言えんけど、要所要所で
ブレーキペダル蹴飛ばすか、と挑んだ2本目。
この頃には、だいぶ霧も晴れてきました。さぁ
出走。
内輪後ろ、浮いてます。勿論本人自覚無し(爆)
テールランプはブレーキではなくスモール、だと
思う(汗)結果は62秒7。どんだけ1本目流してたン
だオレ。
でも何か、何か解った気がした、気が。で仕上げ
の3本目。61秒6でした。全走行通してペナルティ
は一切ナシ。こうして全走行終了。それを待っていて
くれたかのように、
午後からは時折上がる時間もあったのに、ここに来て
の土砂降り。いやぁ、無事に走り切れて良かったぁ。
止み間を狙って、傘も持たずに閉会式会場(テント下)
へ移動。
その閉会式で、まさかの事態にえ?え?え?
お立ち台の3分の2をルーテで占める結果となり
ました。いやーもぉビックリ。再三アナウンスが
あったように、参加型モータースポーツは自分との
闘いなので賞典はオマケみたいなモノとはいえ、
やっぱウレシイもんですね。
こうして初めてのジムカーナを終えた訳ですが、
フラッと参加するにはイイですね。何たってクルマ
の負担が走行会とは桁違いにラク、なハズ。1分
そこらを数回、ですからね。
しかし「タイヤを温める」という概念が…ちょっと
走って待ち、の繰り返しですから。逆に言えば、一発
勝負の面白さもあります。
そんなこんなで継続参加、決定ですね。と言うのも…
出走待ち時間中、偉い方を含む運営側の方々とお話
させて頂く機会が結構ありました。表のテーマは最初
の方に書いたとおりですが、裏、でもないけど、その
先のテーマとして、
クルマ遊びの楽しさを広めたい。
というものがあるそうです。ポテンザという名前を
出しつつも、ブリジストンさんは実は後援だそうで。
バックアップという方が近いかな。
だってですよ、参加費11,000円です。そして定員60名。
それで会場抑えて、数十名のスタッフ揃えて、その他
冒頭に書いたパドックの仕切りとか諸々経費が。もう
何でもいいから参加して!という狙いが見えます。
「見てのとおり、大赤字です!」えぇ、私も多少は
原価管理というモノを行ってますので、解ります。
でもいいんです、こんなに楽しいんですよ!という
キッカケになってくれれば、という熱い思い。の先に
「そしてウチのタイヤ買ってくれれば最高です!」と
いう本音もチラリ(笑)
にしちゃあ、広報が弱い気もしますね。まぁ余りに
多くの参加希望は、それはそれで困るでしょうけど。
こういうのがあるよ、という布教は勝手にさせて頂き
ますので、他に何かお手伝いできる事があれば、と
私信をぶっ込んでみたり(笑)
色んな走行会に参加するワタクシ。その度に感じるの
は、参加人数に占める「初めてさん」の少なさです。
しかし確実に「あっ、どーも前回はぁ…」へと移行
する人は増えてます。
思うに、潜在数は結構居るんですよね、サーキット
走ってみたい、もっと言えばモータースポーツに
参加してみたい、でもどうすれば…という人って。
自分の事を思い返すと、なーんも考えずバカになって
参加すりゃそれでいいと、今なら思えますね。タイム
なんてどーでもいいんです。だーれも見ちゃいません
ので(爆)一心不乱に過去の自分を超える過程を楽しめ
ば、それでいいと思いますよ。
こういう物を頂戴するのに4年かかって、その過程を
ブログに晒すヤツも居ますしね(^^;;;
まっ、それ位に面白いです、サーキット走るって。
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TAMADAの公式サイトにあった、こういう画像から、
こういうのを起こしての参加。想像以上に関係者が
食いつく食いつく(笑)誰かが指差し、別の誰かが
駆け寄りスマホで撮影、ってのが結構ありました。
まぁ、
こういう自分の記念撮影が目的なんですけどね。
コレが縁で、71RSを5,000円位で提供していただけ
れば、と(爆)でもスンマセン、次履くのは多分別の
メーカーですm(_)m
Posted at 2022/11/17 01:21:42 | |
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