
ホントは「あなたの知らない世界」シリーズとして書く予定でしたが、
今回のは、
内容を理解出来て、ある程度作業出来る方なら誰でも交換出来るので普通に書きます。(爆)
まぁ、本来だと、
ブログを読んでも意味不明とか、理解出来てもド素人では手も足も出ないのを書きたいのですが・・・
さて、
前回のGDBの燃料ポンプを更に分析しました。
一般的だと、スバル専門のオタク雑誌から参考にするのでしょうが、
私の基本は日産のRB系をから物事を考えます。
今回もRB26をベースに検証して行きましょう。
このRB26はブーストアップでも450馬力を発生させるエンジンです。
特にBCNR33・BNR34だと吸排気純正でもチューンドECUとブーコンだけでも400馬力に達成します。
このRB26のインジェクター容量は1本当たり444CC/分の吐出量です。
これをリットルと時間に変更して必要本数に掛け合わせると、約160リットル/Hと為ります。
そして、RB26の燃料ポンプ吐出量は195リットル/Hです。
で、
このインジェクターの容量だと6気筒エンジンの対応出力がおよそ450馬力。
それ以上の出力を望む時はインジェクターの交換を要します。
そして、444CCの次の容量では555CCのインジェクターの出番ですが、
今度は燃料ポンプの容量が足りません。
これを基準に逆算すると
RB26の場合は20%のマージンが有ります。
この事から、
A・B型のEJ205やEJ207の燃料ポンプの吐出量は130リットル/H。
これをマージン分減算して分単位とCCに変換すると約1800CCです。
この1800CCを4で割ると1本当たりのインジェクター容量ですが、
今回は単純に6で割ります。
そしたら、300と言う単位が出ます。
これが対応出力で、
A・B型EJ205とEJ207の燃料ポンプの対応出力は約300馬力と為ります。
そして、B型スペC以降の燃料ポンプ吐出量は145リットルですから、
対応出力は330馬力前後とEJ207のブーストアップギリギリの容量ですね。
さらに、アフターのSTI製燃料ポンプの吐出量は180リットルですから約410馬力位は狙えると思います。
みなさまのご健闘をお祈りします。
華子
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Posted at
2009/01/30 22:00:02