
今年は初代MINIのデビューから50年の記念する年ですね。
当時の日本車ではスバル360が前年に発売。
1959年~2000年までの41年間もMINIは生産されて来ました。
私とMINIとの出会いは、妹にも指摘がありましたが、
北条司先生作「CITY HUNTER」で知り、
正直当時の日本車には無い可愛らしいクルマと思いました。
その後、R32の資料&情報収集で愛読したのが、
オートメカニックとカーボーイなのですが、
正統派オートメカニックでは新車当時のMINIや当時で10年以上古いMINIなどの特集をしてる一方で、
改造メインのカーボーイでは日産サニー特集をしてます。
なぜMINIとサニーなのか理解出来ない方も居るかと思いますが、
実はサニーと言っても平成世代のクルマでは無く、
昭和40年代から50年代に生産されたクルマで、
サニーがまだ後輪駆動時代の話しです。
しかも、この世代のサニーのエンジンは・・・
じつは名機A型を搭載してます。
1968年B10系サニーではA10(988cc・FR・4MT)価格は50万円
1970年B110系サニーではA12(1171cc・FR・4MT)
1973年ではサニーではなく、A12型エンジン+前輪駆動のKPE10型チェリー
1975年B120系サニーを発表。(B210・B310系は資料が無し)
とは言え、
平成初期から数えてもB120系サニーでも10年以上は経過してるのですが、
当時としては構造が単純で素人でもエンジンのオーバーホール&チューンが出来ると絶賛されていました。
クラシックミニを愛用されている方ならご存知だと思いますが、
このA型エンジンはOHV2バルブエンジンで通常なら6000回転で頭射ちするのですが、日産のA型レース仕様エンジンだと12000回転まで回せて、出力150PS以上とも言われています。
しかも、B120系サニーの乗用車は確かにB210系サニーにフルモデルチェンジしてますが、B120系サニートラックは平成6年まで生産し、
しかも、このA型エンジンはB120サニトラでは終了せず、
日産フォークリフトでその後数年間製造されたと聞きます。
その当時の私の考えとしては、
R32スカイライン・NA6CEロードスター・ミニの3台は
世界に誇れる名車なので、このどれかが欲しいと思いました。
しかも、サニーの部品を上手く使えば、
仮に生産終了してもエンジン部品は何とかなるし、
チューニング(サニーでの話し)パーツも沢山あるし、
素人でもエンジン組めるし、
と安易な考えを持っていましたが・・・
実際にローバー三鷹にて新車のミニを見に行ってビックリ・・・
車両金額+エアコン+センターメーター+諸経費=260万円もします。
この瞬間にMINIが新車購入候補から落ちたのは言うまでもありませんが、
その後もMINIが欲しかったのは事実でした。
華子
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Posted at
2009/07/10 10:30:42