
先月RB系特集をしましたが、今回はネオ6の優位性をご案内します。
まずは、R32系RB25を説明します。
バブルにて時代は3ナンバー時代に突入。日産自動車は慌て25エンジンの製作しましたが、RB26と差別化と、コストダウンにてRB26の腰下を100cc間引き(NA化)してRB20のヘッドを寸法(バルブ径は20と同一)合わせしたのがR32系RB25です。
このR32系RB25をベースに可変バルブタイミングコントロール(吸気側ノミ)を採用したのがR33系RB25で、そのままボルトオンターボにしたのがR33系RB25ターボです。
R33系RB25ターボのネックは20ヘッド(特にバルブ径)と25NAピストンのトップを圧縮比合わせに2.5ミリダウンしたダケの手抜きです。
ですから、RB26と100ccにも満たない違いにも関わらず、パワーも耐久性もけた違いです。
正直R33系RB25ではJZ系、インプ&エボと比較しても時代遅れのエンジンとなり、その反省にてネオ6を発表。
このネオ6は排ガス対応と燃費と耐久性とパワー向上にて本腰入れ、ターボはRB26の様なクーリングチャンネル採用のピストンを使用し、コンロッドを鍛造鋼材(過去、非公開)を採用。バルブ系はハイドロリックバルブリフターからRB26と同様のシム式に改善し高回転に有利でタフなエンジンに生まれ変わりました。
このネオ6をベースに2540と前置きインタークーラーとR系燃料ポンプで、350PSオーバーを狙えるエンジンが出来上がるはずです。
確かに、26より50PSほど低い数値ですが、経済性とレスポンスは格段とネオ6に軍配が上がります。
もし、R33発表時にネオ6を搭載してたら考えも変わるし、クルマ自体の評価も良かったはずです。
私の理想は今でも、RB20をベースに26クランク&ファミリアターボピストンにて2.4L化、R31Rのマニ&タービンにて350PS仕様に未練があります。
華子

Posted at 2007/08/02 08:50:37 | |
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RB20&RB26(RB25含むターボ系) | クルマ