
今回はRB20/25の純正ターボと流用についてまとめました。
まずは基本のR32系RB20についてです。
このR32系は軸受けにボールベアリングを採用し、コンプレッサー側にアルミ合金でタービン側にはハイフローセラミックで、非常にハイレスポンスな特性です。
このターボを大容量化したのがR33系RB25ですが、後期直前にコンプレッサー側をアルミ合金から樹脂インペラーに変更してます。
これ以後、ネオ6とVQ系もセラミック&樹脂ターボです。
そもそも、セラミックタービンは軽量化によるターボラグ低減に採用されてますが、皮肉にもインペラーの重さとは釣り合いが取れるはずがなくハイブーストは苦手なはず(ここは仮説ですが、このバランスを良くする為に樹脂インペラーを採用)
そしてセラミックタービンをシャフトを接合はロウ付けてすから溶接と比較しても耐久性にも疑問あり、
更にセラミックは衝撃に弱く、燃焼に発生する不純物等でタービンが破損します。
この点を考慮しますと、R33タービン流用しても耐久性は低い上に極端なパワーアップは難しいです。
今回のオススメは、オイルラインとウォーターラインの加工を要しますが、インレット&アウトレットガスケットが(2点の部品番号)一緒のVG30系タービンです。
VG30系タービンは今では古いタービンですが、Y32の場合インタークーラー無しで255馬力を発生します。
これに前置きインタークーラーでそこそこブーストを掛ければR33ターボ以上にパワーは出てると思いますし、中古で上物が出てくる可能性もあります。
華子

Posted at 2007/08/11 23:19:35 | |
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RB20&RB26(RB25含むターボ系) | クルマ