
横滑り防止装置実力は如何に

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これは、待ち合い時間に読んだ記事で5年程前の話です。
軽自動車(全車両過吸気付き)でスラロームテストを行った結果が書いて有りました。
非常に速い速度でのテストで、通過速度と通過時間がアクティブセーフティと考えた場合の事です。
一番良い結果を生んだのは先代ムーブのVSC付きでしたが、
VSCをオフにした場合はプレオに負けてしまいます。
プレオに関しては4独サスでムーブは固定サスです。
とある方が『固定サスでの対地キャンバー角変化では車体がロールしてもタイヤは常に地面に対して垂直に保とうとする特性が有り、
どのような状況でもタイヤの性能をムダなく有効に引き出す事ができる。』と指摘してます。(詳しい文章は別冊より引用)
確かに、理論上はその通りですが、テストコース等のフラットな路面ならまだしも一般道路では凹凸・ウネリ・ワラダチが存在して理論道理には行きません。
私の経験では、日産の2代目セフィーロはFFでリヤがマルチビームサスペンションです。
基本的には固定サスの改良版で、確かにフラットな路面ではリヤは粘りますが、ウネリが有る路面ではリヤが一気に抜けます。
フラットな路面とウネリの有る路面での差が大きく実際には使いモノには為りません。
ですから、テスト結果ではVSCオンは悪魔でもテストコースでの話ですから場合によってはVSC等しの4独サスの方が良い場合も考えられます。
華子

Posted at 2007/11/19 00:45:56 | |
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