
昨日のブログで、
点火プラグの取り付けの向き合わせについて書きましたが、
意外と難しいモノです。
私も駆け出しの頃は工具にペイントしてマーキングを入れていましたが、
ペイントだと、作業中に塗装が消えたり、死角で確認出来ない場合もあるので、
画像の様に、プラグの電極とエクステの刻印を一直線上にセットしてから作業します。
この状態だと、作業スペースの厳しい水平対向DOHCエンジンでも
エクステの刻印位置を目視ではなく手触りで確認出来ます。
この状態でプラグホールに工具ごと挿入して、
ゆっくりと手締めし、
止まった場所の刻印位置を確認してから、
そこから新品プラグは約180度の角度本締めをします。
もし、手締めの状態で吸気側に刻印が来ない場合は
一旦取り外して、別のプラグホールで再作業するか、
別のプラグを交換して作業します。
それでも、上手く向きが合わない場合は本締め角度を240度前後で締めて行きますが、
中には吸気側に電極が来る場合もあります。
なお、プラグに因っては本締め角度が異なります。
華子
Posted at 2009/08/07 11:25:56 | |
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華子の独り言 | クルマ