
今日は一部から『早急に結論だせ

』と言われましたので、
急遽順番抜かしの特別編で『トヨタ自動車は自社の安全性を否定した

』を書きます。
ネタ的には既に古いですが、皆さまも目撃したはずです。
時は平成7年トヨタ・マジェスタのテレビコマーシャルを覚えてますか?。
一定速度で走行中に障害物が有り、それを避けた後に自車線に戻るシーンが有ります。
言わばダブルレーンチェンジです。
このシーンで新開発のVSC(ヴィークル・スタビリティー・コントロール、通称横滑り防止装置です)搭載の新マジェスタは安全に安定してダブルレーンチェンジを無事に終了するのに対して
新マジェスタでもVSCの無いタダのマジェスタは危険回避後にスピーンしてます。
このシーンで2点の現実を皆さんに披露したのです。
1つ目が、トヨタが誇る最高峰のマジェスタが濡れた路面での緊急回避時にスピーンをするのですから、他のトヨタ車が安全なハズが無い事。
2つ目が、新開発のVSCがトヨタ車には必ず必要と自ら語ってるにも関わらず、マジェスタ以後の新型車には直ぐ様採用して無いのは・・・トヨタ車乗る人の人命など無視ですよ。
更に数年後トヨタ自動車はこのVSCについてコメントを述べてます。
『VSC装着車は非装着車に対して、中破の事故(30~50万円)が3割も減少する』と発表してます。
しかし、この結果が発表されたにも関わらず全車に採用しないのは、
この3割分の事故による収益が下がるから採用出来ない話です。
幾らリサイクル部品を使用して事故修理しても、100%中古部品を揃えるのは無理な話で何処かの部品でトヨタ自動車のお世話に為る訳ですし、
修理だけで無く、当然新車代替えも考えられます。
今年中にトヨタ自動車は全てのクルマにエアバックを複数装備すると言ってましたが、
これは事故の最終手段で有り、何度も申してます事故防止の装着は利益保全の為に採用されずです。
これがトヨタ自動車が出した安全に対する結論ですね。
華子

Posted at 2007/11/16 23:43:44 | |
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