
次なるテーマは
クルマの基本である
走る・止まる・曲がるの止まると曲がるを検証します。
私が参考にしてる専門誌(雑誌

)は外車中心の記事を掲載してます『NAVI』です。(これは購読では無く、行き着けのお店で作業待ちに読んでる程度で詳しいデーターは保有してません)
此方の雑誌では走る・止まる・曲がるを実際にテストして数字化したりして評価してます。
私が注目してる部分ではスラロームテストと止まりながら曲がるJターンです。スラロームテストは走りながら曲がるで、これは運転して楽しいドライビングプレジャーで、
Jターンは止まりながら曲がる危険回避のアクティブセーフティです。
このJターンは先日の自分の事故の時も同様で、見通しの悪いカーブでの危険回避を物語ってます。
テスト内容は時速100キロからのフルブレーキをしながら、ある大きさのカーブを曲がりながら停止する事で、
タイヤを含む脚周り一式と足周りを支えるボディ&シャーシの真価が問われます。
ここで具体的に車種名を公表すると、トヨタのハリヤーと比較的対象はBMWのX5では
テスト結果としてハリヤーはX5の1.5倍も外に飛び出す形で停止してます。
なぜココで具体的に車種名を公表するかと言うと、ハリヤーは輸出ブランドではレクサス名を騙ってます。
国内最高峰のレクサスブランドの一員にも関わらず低レベルの成績では日本車のそのモノの出来の悪さを物語ってます。
その一番の原因は、日本人経済性を重視してるからです。
これは製造側のコスト削減と購入側のランニングコストを意味してます。
具体的には1トン以上の重さが有るクルマをタイヤ4つでクルマを支えてます。
そのタイヤの路面との接地面積はおよそ葉書一枚位の狭いモノで、
制止状態では葉書一枚位のの接地面積が有りますが、止まりながら曲がると接地面積は著しく低下しグリップを失います。
更に路面の凹凸等でサスペンションが上下運動増えると、もっと接地面積は低下します。
この事はサスペンションそのモノの出来の悪さを更に助長させてるのがタイヤで
タイヤのカタログを見て頂くと新製品は旧製品に対して『転がり抵抗低減による燃費向上』を唱ってたり『ウェットブレーキ停止距離を短縮』とも唱ってたりします。(あと、タイヤ摩耗時のウェットブレーキ性能比較等々)
タイヤメーカーはタイヤ単品販売として安全性を唱ってるにも関わらず、自動車メーカーは国の保安基準値に合格すれば、クルマを支えてるタイヤはローコストで低燃費と静さを主体にしてる証拠です。
次にブレーキ性能ですが、日本と米国ではブレーキ鳴きを嫌います。
考えたらわかるのですが、ブレーキとは金属同志が摩擦するので、鳴いて当たり前の話なのに(黒板にチョークを横にして押し付けて引くと嫌な音がしますよね)
ブレーキ鳴き=不快=異常と考える方が多く、自動車メーカーはこの対策としてブレーキパットの角を落としてブレーキ鳴きしにくい様に細工してますが、
良く考えて下さい、パットの角を落とす事はパット面積を減らしてる訳でブレーキ性能を落としてる訳です。
しかも、ブレーキ性能を最終的に決めるのはタイヤなのに、肝心なタイヤをケチってるので皆さんの人命など明らかに無視してるのが現状でしょうか。
華子


Posted at 2007/11/07 23:24:05 | |
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