
燃費に関する話題が続きますが、
昨日の新聞から、日本製紙の再生紙の古紙配分率偽装の件が話題に為りました。
今回問題に為ったのは、グリーン購入法対象商品のコピー用紙では公称100%の古紙配分率に対して59%しか無くて、コンプライアンス違反で問題に為ってます。
しかし、同社発表では
「品質重視では古紙配分率を下げる必要が有り、再生紙製造工程でかえって二酸化炭素の排出が増える場合が有る」
との事です。
私のパパは鉄鋼関係者で、企業の二酸化炭素排出(及び電力消費や産業廃棄物等)に対して、企業そのモノがエコを認定されると商品に価値が上がると言われてます。(大雑把でごめんなさい)
さて、以前特集にしてた『日本車の安全性を検証』をテーマにしてた続編で、更なる順番抜かしです。
今、偽装で社会が騒いでいる内に先に書きます。
日本では平成9年にトヨタよりハイブリッドカー『プリウス』が発表。
私からすれば、
たかだか1500のカローラに100万円高のユーザー負担は企業努力が微塵にも感じ無いです。
カローラの倍の燃費を実現しても、100万円高の元を取るには、リッター当たり100円の燃費代で6年の減価償却で計算すると・・・
カローラが1ヶ月1000キロの走行に対してプリウスは約2900キロの走行を要します。
しかも、この6年とは当時の優遇税制でハイブリッドカーを購入すると国から30万円補助金が出るが、6年以内の代替えでは補助金を返還しなければ為りません。
しかし、この補助金も私達一般税金から充てられトヨタに支払われます。
こんなフザケタ話しは納得出来ません。
確かに、バッテリーで走行中は二酸化炭素も排出してませんし、燃費消費も存在しませんが、
このバッテリーとモーター(内部電圧を変換するインバータも存在します)は従来のクルマに無かった部品で、
この部品の製造時と廃棄時に、全く公害を有せずに出来るか出来ないのは発表されてません。
時に専用バッテリーに関しては、北浦家に出入りするBP5C乗りの電機屋さんが松下電器に問い合わせして頂きましたが、
松下電器ではバッテリーの9割はリサイクル可能で問題無しと言いますが、肝心な製造時と最終処分についてはコメントが無かったそうです。
では、このバッテリーはお湯を浸すと無公害に処分出来るのでしょうか?。
下記の記事は、電機屋さんがかき集めたモノで参考にして頂けたら幸いです。
『>◆米国ではホームセンター等でプラグインHV改造キットが売られているが…
トヨタ・プリウスに装着して使う「プリウス・プラス」というキットは、プリウスの蓄電池部分を大きくして夜間に家庭のコンセントから充電できるようにするもので、オーナーは「地球環境にも貢献する」と思って購入しているが地球環境問題、特に米国でのCO2排出削減については疑問が残る。
米国では天然ガス価格の暴騰もあって夜間電力の多く、地域によっては全部が石炭発電によって作られている。
電気を1KWh作る時に排出されるCO2は、発電所の建設工事から全部足して石炭火力975g、天然ガス519g、太陽光53g、原子力22gであり、車を1km走らせるのには効率75%で0.17KWhが必要なので、電気で走る場合のCO2排出量は石炭火力166g、天然ガス88g、太陽光9g、原子力4g。石炭火力の166gという数字はガソリン車そのままの159gより大きい。
抜粋だけど、こんな感じでした(^。^;;』
しかも、車体軽量化やバッテリーの置く場所確保でクルマを支える足回りは妥協だらけで、
タイヤに至っては燃費向上の為に転がり抵抗の低い専用品を使われてます。
この2点は、重さ1トンのクルマが走りながら曲がるとか、曲がりながら止まりと言うクルマの運動性能=安全性能を犠牲にしてまで取り入れられたクルマです。
トヨタ自動車としては、建前では環境性能を唄う反面に、真為る環境問題(製造時、廃棄時)や安全性能(アクティブセーフティ)を無視し我々の生命は自社の名声の犠牲と考えます。
もし、私の言い分が正しいので有れば、トヨタご自慢の横滑り防止装置VSCがトヨタ全車に装着されて無いかが、その証拠で
外車専門誌等では国産車の評価が低いのが証明されてます。
華子

Posted at 2008/01/18 18:00:06 | |
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