PP製エアロ補修

ER34の純正サイドステップの割れ補修をします。純正ABS製のエアロは柔軟性に優れ耐久性もあるのですが、経年劣化により硬くなり縮んでしまうため多くの場合は脱着する際に割れます。ER34サイドステップはここが弱点となり中古部品は大体割れています。補修ですが、はんだで焼くだけだと負荷がかかる取り付け部分周辺なのでボルトを絞めていくと割れが復活します。強度不足だと割れが復活してせっかく表面処理を施したのに無駄になってしまいますのでこれからも使用する事を考えたら補強はしっかりとやった方がいいです。

使用するものは、ステンレス製金網と2液接着剤。金網はアルミがベストですね。銅は熱伝導率いいけど錆びます。ステンレス製は熱伝導率が良くないので時間がかかります。アルミは錆無いし熱伝導率も良いのでアルミ製を使うのか良いですね。

金網をフィットする形にカットして、ハンダゴテで網を埋め込んでいきます。

上からさらに補強で2液の接着剤を使います。これはプラスチックとステンレス(金属)をくっ付ける事ができるのでオススメです。金網埋め込むだけでは？だめなの？と思いますよね。もちろんしっかりと埋め込めば金網網だけで十分なのですがしっかり埋めようとするとエアロの表面が盛り上がってしまうのでほどほどにして接着剤で補うという意味で使ってます。

2液塗りました。塗る前はしっかり洗剤で接着面を洗って乾かしておきましょう。面倒ですがこれを怠ると表面のゴミに接着してペロっと剥がれてしまいます。