なんかここしばらく反省会しかしていなけど、今回はこれ以上ないぐらい猛省しなけりゃならんので、再び恥を忍んでレポートするよ!(´;ω;`)
ちなみに今回は、スタート/フィニッシュラインを一度も通過してなかったりする。
自己記録更新である。
【出走2週間前】
ぼちぼち走る準備をせねばならんなーと思ってたトコロで、タイヤの左右の減りに随分と差が出ていたので、裏組してもらうためにオオニシさんところへ。
「裏組したすぐのタイヤで初っ端から飛ばしたらコース外にぶっ飛ぶでー」とビビらされつつ、ガレージで随分とアナログな方法で光軸調整をしていたKさんと、しばし談笑。
「無理せんときやー」と温かいコトバをいただきつつ、その場を失礼する。
で、帰途につきながら、前回走行から6カ月が経とうとするオイルの交換をするかしないか逡巡した結果、「前回一枠走行してないし、大丈夫じゃね?」ということで、その場は納得する。
【出走1週間前】
土曜は全社会議と飲み会(食うだけだけど)、日曜は資格試験という日程で、到底クルマいじりできる状況ではないにも関わらず、ふつふつと湧き上がる不安に耐えきれず、結局オイル交換を画策。
資格試験終了後、サンシャインワーフのSABに寄り、オイルを購入。
当日の交換は困難だったため、
月曜日に交換。
【出走前日】
オイル交換からは特に大したイベントもなく、週間天気予報をにらめっこしながら日々を過ごす。
幸いにして晴れ濃厚ということで、今度こそはと意気込む。
そして迎えた金曜日。
退社後、その足でいつものニッポンレンタカーへ。
通常営業の店舗が20:00までということで、ギリギリ間に合わない可能性がある事から、退社後の借り受けは、24時間営業の店舗でお願いしていたが、店の都合で積車...ちうか、2tロングの出発は今回限りと通達される。
今度からどないすべー。
さて、今回借りた積車は新車だったり。
これで
荷台が降りないとかワケワカンナイトラブルから解放され安堵したのも束の間、シフト配置が以前と異なり、2速発進のつもりが実は3速に入れて発進。
店舗前でエンストさせ、軽く恥を書く。
クルマ変わったらよく見ないとね、シフトパターン。
そして帰宅後、闇夜に紛れてアコードを積車に搭載。
毎度ながら職質不可避である。
【出走当日】
今回は、オオニシさんの都合がつかないというコトで、ぼっち参戦。
毎度の如く、早朝に出発し、滝野社を下りたところのファミマで朝食取ったあと、一路セントラル入り。
これでだいたい7:00前後でゲートオープンを待つことになるが、待機中に腹の調子がのっぴきならない状況に。
こういう時に限って、ゲートオープンが遅い。
おまけに、待機列の前にいたS2000のドライバーが、どういうつもりかリアのナンバープレート外そうとして、さらにソレに手間取って、入場始ってもなかなか出て行かない。
「封印しとるのに簡単に外せるわけないやろ!っちうかそんなコト入場してからヤれや、この○×!!」と吠えたかったが、窮地を攻め立てる元凶とともに堪えた。大人だし。
ちなみにナンバー外そうとして理由は、今以て不明。まぁ、どうでもイイけど。
入場し、積車からクルマを降ろし、積車を所定の場所へ置いた後、ソッコーでトイレへ。
しかし、いい加減トイレ改装してくんないかな、セントラル。
毎度ながら、便器の位置が壁に近すぎて、非常に便がし辛い。
十数年経ってもコレなので今更ではあるケド。
窮状を脱した後は、いつも通りタイヤを履き換えてエアを調整。
ガソリンが結構残っているのでどうしようかと思いつつ、ガス欠症状でトラブル出るのもカナワンということで、とりあえず満タンに。
このへんはコレクタタンク導入までは永遠の課題である。
各所テーピングの後、ブレーキローターにサビが出ていたので、ギアオイルのウォームアップも兼ねてフロントをウマに乗せ、駆動輪を回しながらブレーキングをして錆落とし。
鉄の焼ける匂いとは別に、エレメント交換時にエキマニに垂れたオイルが焼ける匂いが、盛大な白煙と共に湧き上がる。
エレメント交換の度に、配置的に仕方ないよねーと諦めてるが、なんとかならんもんかの?
さて、準備万端と思ったトコロで、リザーバタンクのクーラントがカラであることに気付く。
理由を考えて、随分前にハイビームの電球を交換した時にリザーバタンクをひっくり返して、クーラントを漏らしたことを思い出す。
いずれにせよ放置はできんので、ドッグファイトプロのスタッフのトコロへ行って、クーラントを買い求め、事なきを得る。
が、後でハイビームの電球を交換したのが前回走行より前だったコトに気付く。
あっぶねーwww
で、ウマからクルマを降ろしたところ、今度は地面にエンジンオイルと思しき滴を発見。
しかし、滴の位置が、ドレンボルトからもエレメントからも離れた位置。
おまけに、下回りに垂れた様子もなく、改めてエンジンぶん回しても新たな滴は発生せず。油圧も正常。
エンジンオイルじゃなくてフルードか?と、ペダルを踏みまくるも、一切問題無し。
なんじゃこりゃ?
一抹の不安を抱きつつ、どうしようもないので走行して様子を見るコトに。
【1枠目】
で、1枠目走行開始。
1周目はいつも通り、蛇行してタイヤに熱を入れつつ、徐々にペースアップ。
最後のヘアピンから立ち上がりで全開...のつもりが、吹きあがりが宜しくない。かと思えば6500回転でリミッタにあたるような動作。
続く1-2コーナーからの立ち上がりも同様。
こらアカンわということでピットに戻り、すぐさま調査。
真っ先にオイルを疑うが、漏れたり吹いたりした気配は一切無し。
そもそも、油圧が安定してる。
じゃあ何だ?ということで、色々調べて回ったトコロ、EPSの調整ノブが中途半端な位置にあることに気付く。
「ハハ!やらかしちゃったヨ!」と、ノブをいつもの位置に修正し、これで改善されることを期待してコースインするも、症状変わらず。
今度は、ECUをリセットすればなんとかなるんじゃないかと、新設したカットオフスイッチを早速活用。改めてコースインしたが、やはり吹きあがらず。
おまけにECUチェックランプが点く始末。何でやねん。
【2枠目】
不具合原因の追及手段として、仕様変更前からの変化点をきっかけとするのは、設計者として常識である(キリッ
というわけで、今回の場合、「カットオフスイッチ」「ファンスイッチ」「エンジンオイル」「クーラント液」が候補に上がるワケだけだけども、「クーラント液」は真っ先に原因から除外できる。
症状との因果関係が乏しいし、それ以前にラジエーターバルブが動作する状況に達していない。
「カットオフスイッチ」はどうか?
FIA推奨回路に従い、イグニションコイルの給電カットや、残留電荷の放電回路を設けているが、実態はバッテリーの+ターミナルの配線の途中にスイッチを設けたに過ぎない。
そもそもここに問題があれば、給電されないかクルマが燃えるかのどちらかである。
「ファンスイッチ」は、可能性として考えられなくもない。
ここは、サービスマニュアル記載の回路を参考に自作回路を設けて接続しているからである。
しかし、自作回路が何やってるかというと、「サーモスイッチをバイパスしてファンを強制オンさせる」コトと、「ファン制御リレーがマイナス駆動される際に、並列でLEDを点灯させる」コトで、マイナス駆動するドライバ素子の電流負荷が多少気になるところではあるけども、症状と因果関係を結び付けるのはやはり困難。
ということで、最後に残ったのは「エンジンオイル」。
実は、暗い中で交換作業したのでゲージが良く見えてなく、容量に一抹の不安を覚えていた。
で、改めて容量を確認したトコロ、明らかに容量オーバー。
ゲージ上限から遥か数センチ上。
慌てて交換するんじゃなかったと、後悔するも後の祭り。
仕方ないので、油温が落ち着くのを待った後、オイルジョッキに余剰分500ml程を捨て、適量に。
電源をカットオフし、ECUチェックランプを消した後、今度こそはと2枠目開始。
そして症状は改善せず。アレ?
【そしてフレームショップオオニシへ】
まぁ、そもそもガレージでは安定してアイドリングするし、吹かせばちゃんと回る。
おまけに油圧は正常値というコトで、「エンジンオイル」も実は因果関係が薄かったりする。
てなわけで、八方ふさがりになったので、このままカットアンドトライしてもおそらく改善はできンだろうというコトで、3枠目をキャンセル。
走行後は、仕様変更とタイヤの交換の為、工場に入れる予定だったので、あわせてエンジン不調の相談をするためセントラルを離れ、オオニシさんとこへ。
で、症状の内容から察するにコンピュータだろうということは伝えられるが、いざ修理となると、オオニシさんとこは板金屋なので電気は専門外。
じゃあどうしようと相談したトコロ、別途積車レンタル代が上積みになるけど伝手があるというコトで、そちらで面倒を見てもらう方向で話をまとめ、「ほな、荷物だけ引き揚げてクルマ預けて帰りますワー」と、帰り支度を始めたところで、「ヤツ」が姿を現した。
【まさかの】
アイエエエエ! コネクタ!? コネクタナンデ!?
これだけ見ても何かワカランと思うので、説明すると、「
例のアレを接続する為に引き出した車速パルスの信号線について、例のアレを接続しない時に、純正状態と同様にするためのコネクタ」。
で、コレが外れてるとどういうコトになるかというと、ECUに車速パルスが入ってこないので、クルマは走行してるケド、ECUとしての認識はガレージでエンジン空ぶかししてるのと同じというコト。
そらリミッタにあたるワ。
実走しないと確認できんので確証は得られてないけど、おそらくコレだろうと言う事で、ヨソで面倒見て貰うコトはナシに。
そして押し寄せる脱力感。
てなわけで、今回の教訓。
手を入れたトコロは、直接関係しない部分も含めて、必ず目視で正常状態を確認しろよぉぉお!(´;ω;`)